出典(引用):https://www.news-postseven.com/archives/20191026_1474442.html
牡丹灯籠 第4話では、お国が「殿をなぜ裏切ったのか」と問い詰められてしまいます。それに答えようとしないお国だったので、なぜ優しい殿を裏切ったのか詳しく検証してみたので参考にしてみて下さい。
AKIRAの豆知識『お国が殿を裏切った理由』
黒川が、お国に「なぜ殿(平左衛門)を裏切った?」と聞きますが、それに「お前には分かるまい」と答えようとしません。
しかし、今までの内容でいくつかヒントがあるようにも思えます。
- お国は、継母をもらった父親が嫌い
- 平左衛門の妻 りつは嫌いじゃなかった
- 自分を一番欲しいと思う宮部に惹かれていた
この事から、妻りつが亡くなってから、他の女に手を出してしまった平左衛門に少なからず愛想をつかしたのではないでしょうか?
さらに、平左衛門は、自分の事を一番必要としている訳でもなかったので、物足りなく感じた可能性は極めて高いのでしょう。それに引き換え、最も自分を欲しいと思っていた宮部の胸に飛び込むために平左衛門を始末する必要があったはずです。
これは、私の仮説であり人によって違いがあるかもしれません。
もし、あなた自身でお国がなぜ殿を裏切ったのか知りたい場合には、U-NEXTに入会してみて『令和元年版 牡丹灯籠 第4話』を見ておく価値はあるでしょう(初入会の方は無料で見られます:2019年4月時点)。
ドラマ『令和元年版 牡丹灯籠 第話』のストーリー
黒川は、大事な殿がお国や宮部たちによって討たれた事を知り、仇討ちの旅に出ようとします。
お国たちは、ある宿場町でひっそりと暮らしていましたが、そこには新三郎を裏切った伴蔵やお峰たちもいたのです。
しかし、伴蔵はお国に入れ込んでしまって、妻が邪魔になり密かに息の根を止めて池に沈めてしまいます。これにより、お国を囲い込む事ができると思っていたら、山本に見つかってしまい、お金をせびられるようになってしまうのです。
伴蔵は意を決して、山本にも狂気の刃をむけて水の中に沈めますが、何と妻の怨霊がはいあがってきて夫を引きずりこんでしまいました。
その頃、宮部は逃げ回る事に疲れてしまって、お国と協力して黒川に果たし状を送る事にします。はたして、黒川は仇を討つ事ができるのでしょうか?
ドラマ『令和元年版 牡丹灯籠 第4話』のキャスト
ホラードラマ『令和元年版 牡丹灯籠 第話』は、2019年に放送されました。原作 三遊
映画『令和元年版 牡丹灯籠 第話』のキャストは以下の通りです。
- 飯島平左衛門(演:髙嶋政宏)飯島家の当主
- お国(演:尾野真千子)飯島平左衛門に寵愛される女
- 宮辺源次郎(演:柄本佑)お国と深い関係に落ちる男
- 黒川孝助(演:若葉竜也)飯島家に奉公しにきた男
- 萩原新三郎(演:中村七之助)お露に恋した武士
- 山本志丈(演:谷原章介)萩原新三郎とお露を引き合わせた男
- お露(演:上白石萌音)新三郎に一目惚れした姫
- お米(演:戸田菜穂)お露に従う侍女
- 伴蔵(演:段田安則)新三郎の下男
- お峰(演:犬山イヌコ)伴蔵の妻
ドラマ『令和元年版 牡丹灯籠 第4話』のまとめ
第4話では、お国と宮部の性格の悪さがよく現れていましたが、二人の愛は正しく純愛でした。例え周りから批判されようとも、最も必要な人間の側にいたいと思う心は純愛と言えるでしょう。
そして、伴蔵が嘘を付いて妻を大事にしょうとしたら、お峰が嬉しく微笑んでしまうシーンは少しほっこりとするシーンでした。しかし、水の中から這い上がって憎たらしい人間を引き摺り込むのは、いかにもホラーっぽくて見応えが充分でしたね。