大河ドラマ『麒麟がくる 第6回 三好長慶襲撃計画』では、騒乱続きの京の都で、明智光秀が足利義輝に熱い言葉をかけます。この言葉が、多くの大名を動かすので詳しく紹介しましょう。
- 大河ドラマ『麒麟がくる 第6回』のキャスト
- 大河ドラマ『麒麟がくる 第6回』のストーリー
- AKIRAの豆知識『明智光秀が足利義輝にかけた熱い言葉』
- 大河ドラマ『麒麟がくる』のトリビア
- 大河ドラマ『麒麟がくる』のまとめ
大河ドラマ『麒麟がくる 第6回』のキャスト
大河ドラマ『麒麟がくる 第6回』は、2020年2月23日に放送されました。
脚本&語り
俳優&女優
大河ドラマ『麒麟がくる 第回』に出演する俳優や女優さんたちです。
将軍家
- 足利義輝(演:向井理)室町幕府の第13代将軍
- 細川晴元(演:国広富之)有力な幕臣
- 三淵藤英(演:谷原章介)礼儀正しい幕臣
- 細川藤孝(演:眞島秀和)問題の多い幕臣
- 三好長慶(演:山路和弘)将軍家を脅かす逆臣
- 松永久秀(演:吉田鋼太郎)裏切りを恥と思わぬ幕臣
斎藤家
その他
大河ドラマ『麒麟がくる 第6回』のストーリー
京の都で、最も強い権力を持っていたのが、管領色の細川晴元でしたが、家臣の三好長慶や松永久秀に命を狙われる立場でもありました。
下の者が上の者を討って、のしあがっていく、いわゆる『下克上』です。
しかし、細川晴元は、ただ手をこまねているだけではなくて、三好長慶や松永久秀が連歌の会に参加する時を狙って、襲撃を企んでいたのです。
明智光秀は、伊平次から、その情報を掴んで三淵藤英たちに情報を伝えようとします。しかし、三淵藤英は「これは細川家の内輪揉めなので、我らが動いたら、それは将軍家の御上意(考え)と受け取られてしまう」と言われてしまうのです。
明智光秀は、何とか将軍に動いてもらわねば困ると熱く語りますが、はたして将軍は動くのでしょうか?
AKIRAの豆知識『明智光秀が足利義輝にかけた熱い言葉』
明智光秀は、将軍が近くにいる事を知らずに、三淵藤英に対して熱く語りました。
それは「将軍は武家の棟梁であらせられるという事です。武士の鏡であり、世を平らかに治めるという事です。将軍家が争うなと命じてくれなければ、世は平らかになりません」と言いました。
その言葉は飾り物に近かった足利義輝の心を大きく動かして、三淵藤英や細川藤孝たちが細川晴元による三好長慶・松永久秀襲撃計画の阻止に動いたのです。
大河ドラマ『麒麟がくる』のトリビア
向井理さんが、大河ドラマに出演するのは『江〜姫たちの戦国〜』以来なので、今までの経験を活かせるように、今作に臨んでいたようです。
今回は足利義輝の役につくにあたり、織田信長などの新興勢力の台頭に対して、足利義輝は体制を死守する苦しい立場でいた事に思いを馳せています。
いわば時代遅れとも表現していますが、なかなか見所のある将軍で、あの長尾景虎も将軍家のために色々と動いていました。
大河ドラマ『麒麟がくる』のまとめ
第6回は、京都で明智光秀が将軍家のために奔走しますが、なぜ将軍家のために動くのか?それがよく分かる回でしたね。
征夷大将軍が武家の棟梁なので、棟梁を支えなければ天下は治らないと考えていたからこそ、支えようとしたのでしょう。
この辺りは、明智光秀らしいので良かったのですが、斎藤利政(道三)が織田軍に勝って、得意げな顔になってしまうので『憎たらしい奴だのぉ』と思ってしまいました。
斎藤龍興に早く討たれてしまえと思うほどの憎たらしい笑みでしたが、本木雅弘さんの演技力がそれだけ高いという事なんでしょう。
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