大河ドラマ『麒麟がくる 第9回 信長の失敗』では、 織田信長が松平広忠を討ちましたが、実は史実ではありません。そこで、本当は誰が松平広忠を討ったのか紹介しましょう。
大河ドラマ『麒麟がくる 第9回』のキャスト
大河ドラマ『麒麟がくる 第9回』は、2020年3月15日に放送されました。
脚本&語り
女優&男優
大河ドラマ『麒麟がくる 第回』に出演する俳優や女優さんたちです。
斎藤家
織田家
今川家
その他
大河ドラマ『麒麟がくる 第9回』のストーリー
松平広忠は、駿河から三河に戻るために山道を歩いていたら、織田の手の者が待ち構えていえて多くの矢が飛んできたのです!不意をつかれた松平広忠は討ち果たされてしまい、親戚の水野信元は「織田は何を考えているのだ」と困惑してしまいます。
織田信長は、明け方になって、ようやく城に戻ってきました。待ちくたびれた帰蝶を相手に、今まで遅れた理由を饒舌に語り始めますが「お前にはすまぬ事をした。すまぬ」と素直に頭を下げます。
帰蝶は、今まで見た事がないような男だったので、少しずつ心が惹かれていくのです。そして二人は、末森城の織田信秀や土田御前のもとへ訪れます。
途中までは和やかな空気が流れますが、織田信長が松平広忠の首を見せたら、織田信秀は「美濃と盟約を結んだばかりで、今川と戦って勝てると思うのか」と激怒してしまうのです。
はたして、織田信秀と織田信長の関係はどうなってしまうのでしょうか?
AKIRAの豆知識『松平広忠を始末した首謀者』
松平広忠が亡くなった説は、いくつもあります。
いくつか理由がありますが、小説や漫画でも取り上げられた『岩松八弥』の説を信じている方が多いのではないかと思います。私も漫画で読んだ事もあるので、岩松八弥の裏切りの可能性が高いと考えている一人です。
なぜ、部下の裏切りが有力かと言えば、それだけ松平広忠には人望がないからです。良いように今川義元の言いなりになり、息子は織田家にぶんどられてしまいます。そのような主君に刃を向ける人間が出ても不思議ではないでしょう。
漫画では、松平広忠が岩松八弥の女に手をかけてしまって、その事に逆上されてしまいました。
なぜ、部下の女の手をかけたのかと言えば、自分の妻 於大の方に似ている顔立ちだったので、思わず手をかけてしまったようですが、それが本当であれば最低の主君と言えます。
大河ドラマ『麒麟がくる』のまとめ
第9回では、松平広忠が今川義元の前で、織田を討つ事を力強く誓ったにも関わらず、あっけなく山中で討たれてしまいます。これを見ていたら『やはり戦国時代の脇役だなぁ』と思ってしまいました。
戦国大名の父親というのは、悪い所はあっても優れている所もあるものです。しかし、松平広忠に良い所を探すのは難しいので、あまり同情できないというのが本音ですね。
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