映画『ハリウッド1969』シャロンを狂わせたサブリミナル効果を解説

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映画『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』では、ハリウッド女優のシャロンがサブリミナル効果により、精神がボロボロになっていきます。そこで、このサブリミナル効果とは、どのようなものか解説しましょう。

アメリカ合衆国のホラー映画『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』は、2019年8月30日に上映されました。

シャロンは、結婚をして、もう少しで赤ちゃんが生まれる所でした。

本来なら幸せな毎日のハズですが、夫は忙しいので、一人だけで家へ帰って行きます。家に帰ったら、愛犬しか待っていなかったのですが、多くの知り合いの方たちが「サプライズ！」と登場してきたのです。

突然の祝福に驚いてしまいますが、少しは寂しさを紛らわす事ができました。ところが、夜中になったら知らない男が訪ねてきて、家の者が「お前が会いたがっている者は、前に住んでいた奴だ」と追い返してくれます。

しかし、それから不審な封筒が数多く届けられたり、カセットテープが自動で再生されたりしてシャロンは不安にかられてしまうのです。次第に恐ろしい悪夢を見るようになり、シャロンは疑心暗鬼に陥ってしまいます。

不満や不安が頂点に達してきた日、ついにカルト教団の不審者たちが家に乗り込んできたのです。ナイフを手に持ち、シャロンたちの命を奪おうとしますが、はたして助かる事はできるのでしょうか？

シャロンが聞いてしまったカセットテープからは、密かなメッセージが入っていて、それがサブリミナル効果となり精神がボロボロになっていきました。

このサブリミナル効果とは、直接的に何があるのか分からないのに、無意識のうちにあるメッセージを吹き込まれるようなものです。実際に、サブリミナル効果を狙って物を買わせる事もあれば、自ら命を絶たせる事もあります。

なぜ、こんな事が可能なのかと言えば、聴覚では認識しきれないスピードで「すぐに電話してください」と流して視聴者たちに行動を起こさせる事ができるからです。世の中には、このような恐ろしい手法もあるので、くれぐれもご注意下さい。

シャロンが赤ちゃんを妊娠しているにも関わらず命を狙われてしまいますが、似たような作品で『ラヨローナ〜泣く女〜』というものもあります。

ラヨローナ〜泣く女〜では、不倫された腹いせに自分の子供の命を奪った女の亡霊が、子供たちを狙っていくホラー映画です。カルト教団と亡霊という違いはありますが、共通点もあるので、見ておく価値はありますね。

怖さで言えば、ラヨローナ〜泣く女〜のほうが上ですが、ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊は何が起きるのか分からないという面白さがあるので、それぞれ一長一短のある作品です。

ネットでは、まだハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊を見ている方は少ないようなので、あまり評価の声はあがっていません。

しかし、シャロンが理不尽な最期を迎えたのに、時間が過ぎてからも、このような映画が出るなんてという批判の声があがっています。確かに、有名人とは言え同じ人間なので、この辺りは難しい所です。

私も映画やドラマを紹介する立場として、そこは心苦しいばかりですね。

謎のカルト教団が襲いかかってくる映画なので、幽霊が突然現れる訳ではないので、ハッと驚くような怖さはありません。

しかし、家に突然現れた者たちは誰なのか？シャロンが見てしまう悪夢が本当に起きてしまうのかという所が気になってしまって、その先を見たくなる内容でした。

そして、『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』は、動画配信『U-NEXT』で見る事ができるので、シャロンがカルト教団から逃げ切る事ができるのか知りたい方はU-NEXTで見ておく価値はあります。

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