映画『着信アリFinal』では、パムが自分をイジメていたクラスメートたちに呪いをかけていきます。しかし、このような呪いは古代から始まっていたので詳しく紹介しましょう。
- 映画『着信アリFinal』のキャスト
- 映画『着信アリFinal』のストーリー
- 『パムの呪いと古代の呪い』
- 映画『着信アリFinal』と前作を比較
- パム役の堀北真希
- 映画『着信アリFinal』のネットの評価
- 映画『着信アリFinal』のまとめ
映画『着信アリFinal』のキャスト
ホラー映画『着信アリFinal』は、2006年6月24日に上映されました。
監督&脚本
- 監督:麻生学
- 脚本:大良美波子&真二郎
女優&男優
- 松田明日香(演:堀北真希)パムというアダ名のいじめられっ子
- 草間えみり(演:黒木メイサ)明日香の親友
- アン・ジヌ(演:チャン・グンソク)えみりの彼氏
- 楠木あずさ(演:天川美穂)明日香をイジメていた女子
- 三上輝也(演:山根和馬)性格の悪い男子
- 小泉 丈弘(演:山方隆士)報復されてしまうイジメっ子
- 川中瑞江(演:橋本真実)あずさの仲間
- 赤池徹(演:村上雄太)クローゼットに閉じ込められる被害者
- 矢澤みのり(演:朝倉えりか)彼女がいる男を狙いたがる性格
- 木部義孝(演:板尾創路)無責任な担任教師
- 園田美咲(演:野田よし子)生徒想いの女性教師
主題歌
映画『着信アリFinal』の主題歌は、中孝介さんの『思い出のすぐそばで』
映画『着信アリFinal』のストーリー
えみりは、クラスメート達と一緒に韓国の修学旅行を楽しもうとしていました。
しかし、日本では明日香が「パムが首を吊っても、あいつら最初だけビビってたけど罪悪感なんて抱いていなかった」と敵意をみなぎらせていたのです。
豪華客船の中で、生徒たちが怪談で盛り上がっていたら、呪いの着メロがあずさの携帯電話にかかってきました。着信時間はなぜか未来の時間で、しかも送信してきたのがあずさ自身だったのです。
あずさは何の冗談だよと気にしなかったのですが、その着信時間にあずさは街中で首吊りのロープをかけられて、ひきずられた上で吊り上げられて命を落としてしまったのです。
それからも同じような呪いの着メロが次々に生徒たちにかかっていき、生徒たちは亡くなっていきました。
えみりは彼氏と協力して、呪いの発信源がパムのパソコンである事が分かり、フリーズさせようとしますが、呪いを止める事はできるのでしょうか?
『パムの呪いと古代の呪い』
パムの呪いは、携帯電話を使った現代の呪いでした。呪いの着メロが鳴り出したら、他の誰かに呪いのメールを送らなければ、指定された時間に命を落としてしまうものです。
それでは、呪いはいつから始まっていたのかと言えば、現代から始まった訳ではなくて古代の紀元前375~350年から始まっていたと言われています。
恐ろしいことに紙が発明する前から始まっていて、古代マケドニアの首都ペラで、平板で発見されのです。
引用元:http://karapaia.com/archives/52230769.html
日本でも古来より多くの呪いが行われていて、最も有名な物が『呪いの藁人形』でしょう。呪いの藁人形は丑の刻参りとも言われていて、丑の刻(午前1時〜午前3時)に誰にも見つからないように藁人形に釘を打つ呪いです。
藁人形を打つ場所によって、呪いや戒めの効果は違います。
- 頭の部分:事故・事件・厄災などに巻き込む
- 胸:相手の命を奪う
- 手の部分:浮気癖を治す
- 足;遊び癖を治す
しかし、呪いとはいずれ自分にも返ってくる諸刃の剣なので、くれぐれも安易で行わないようにしましょう。
引用元:https://omajinai-navi.jp/curse-straw-figure/
映画『着信アリFinal』と前作を比較
www.akira-movies-drama.com呪いの着メロが人の命を奪う作品は、シリーズ化されていて、前作『着信アリ2』は日本と台湾が舞台でした。前作の呪いの大元はリー・リィーで、他人が亡くなる事を予知できる人間だったのです。
村人たちは、それを勘違いして、相手の命を奪う事ができる恐ろしい少女だと思い込んで、口を縫った上に坑道の奥に閉じ込めてしまいました。
リー・リィーの呪いによって、亡くなっていく人間は胃から石炭が出てしまう症状で『1』や『Final』とは違う内容になっています。
しかし、今作よりもジメジメとした暗さのあるホラー映画で、なかなか見ごたえのある作品です。
パム役の堀北真希
パム役の堀北真希さんは、実は黒木メイサさんと同じ芸能事務所の女優さんでした。
堀北真希さんは、多くの映画やドラマに出演するほどの人気女優でしたが、電撃婚をしてしまって芸能界を引退してしまいます。
その才能を惜しむ声は今も多くあり、いつかは芸能界へ復帰すれば嬉しいのですが、家庭の幸せも大事だと思うので仕方のない事かもしれませんね。
映画『着信アリFinal』のネットの評価
ネットでは、明日香の住む家が洋館で生活感がない上に、首をつったイジメられっ子の家が登場しないという事もあり、構成が悪いという声が多数あがっています。
さらには『このシリーズは1で終わるべきだった』という低い評価まであったのです。さらにラストシーンも納得できない方までいて、厳しい評価の最終作となってしまいました。
しかし、堀北真希さん・黒木メイサさん・チャングンソクさんなど豪華なキャスト陣が集結した事について満足している方がいました。
自分も、まさかチャングンソクさんが登場していたとは……後になって気づきましたが、その豪華さには目がくらみますね。
映画『着信アリFinal』のまとめ
パムが、自分をイジメていたクラスメートに呪いをかけていくストーリーで、少し爽快感のあるストーリーになっていました。
その中でも、男性教師が呪いの着信を転送されてしまって、自分の心臓を手に握りしめて命を落とすシーンは、なかなかインパクトがありましたね。
しかしパムが呪っているように見えて、実は違うものが、呪いの大元だったのは少し残念でしたね。そこは最後までパムが復讐を続けているほうが、話としては面白かったように感じます。
映画『着信アリFinal』は、動画配信『FODプレミアム』に入会すれば見る事ができます。