映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』では、新撰組が乗っ取られようとして、鬼の副長 土方が罠にかかりオタクになってしまうので詳しく紹介しましょう。
映画『銀魂2』のキャスト
映画『銀魂2』は、2018年8月17日に上映されました。
監督&脚本&原作
女優&男優
- 坂田銀時(演:小栗旬)白夜叉の異名を持つ武士
- 志村新八(演:菅田将暉)銀時の仲間
- 志村妙(演:長澤まさみ)新八の姉
- 神楽(演:橋本環奈)不気味なメイクをする女
- 桂小太郎(演:岡田将生)女装をする維新志士
- エリザベス(演:山田孝之)桂想いの生物
- 猿飛あやめ(演:夏菜)お店で働く元忍者
- 武市変平太(演:佐藤二朗)お店の経営者
- 松平片栗虎(演:堤真一)警察組織のトップ
- 徳川茂茂(演:勝地涼)征夷大将軍
- 近藤勲(演:中村勘九郎)新撰組の局長
- 土方十四郎(演:柳楽優弥)新撰組の鬼の副長
- 沖田総悟(演:吉沢亮)新撰組の美しき剣豪
- 伊東鴨太郎(演:三浦春馬)新撰組の戦術家
- 河上万斉(演:窪田正孝)鬼兵隊の猛者
- 高杉晋助(演:堂本剛)奇兵隊の元指揮官
- 平賀源外(演:ムロツヨシ)稀代の発明家
- お登勢(演:キムラ緑子)家賃を取り立てる大家
主題歌
映画『銀魂』の主題歌は、back numberの『大不正解』になります。
映画『銀魂2』のストーリー
銀時たちは金欠で、色々なバイトをしようとしたら、そこへなぜか将軍がやってきます。床屋でバイトをする時も将軍のマゲを切り落としてしまって『このままでは打ち首ごくもん』になってしまうとあわてふためいてしまうのです。
そんな時に、新撰組の土方は吹き矢で『へたれ虫チップ』を首に埋め込まれてしまって、へたれのオタクになってしまいました。さらに、伊東という男が新撰組を乗っ取ろうとして、土方を新撰組から排除します。
新撰組の中には、アニメ好きのオタクになってしまった土方を助ける事が難しかったのです。
土方は、犬猿の仲である銀時たちに「新撰組を頼む」と頭を下げます。銀時たちは仕方なく新撰組を立て直そうとしますが、伊東の仲間たちは新撰組の乗っ取りだけではなく、将軍の命も狙おうとしていたのです。
はたして、銀時たちは伊藤の企みを阻止する事はできるのでしょうか?
『新撰組の士道』
新撰組には鉄の掟『局中法度』があり、それを破ったものは容赦なく処罰しました。一説には敵を始末した数よりも、鉄の掟を破った味方を処罰したほうが多かったとも言われています。
今回は、コメディー映画という事もあって、土方がオタクになってしまってクビになってしまいます。そのクビになったのも新撰組の士道が大きく関わっているのです。
ところが、史実では思想の考えの違いから、伊東甲子太郎は新撰組に粛清されていました。この辺りは、それなりに史実にそって制作された映画と言えます。
映画『銀魂2』と前作を比較
www.akira-movies-drama.com前作『銀魂』は、今作よりも笑いのパターンが多くある上に、丁寧に作り上げられていた印象があります。
今作よりは、前作のほうが豪華なキャスト陣を見事に活かし切れている感じがありました。
もしも銀魂2では満足できない方であっても、銀魂であれば満足できる可能性は高いでしょう。
映画『銀魂2』のネットの評価
前作『銀魂』に比べて、雑に作られているという厳しい声があがっていましたが、まさにその通りだと思いますね。同じような話題で何回も笑いを取ろうとしていて、ここは『斉木楠雄のΨ難』と同じ感じがします。
もう少し、前半は色々なパターンで笑いを引き起こして欲しかったです。
しかし豪華なキャスト陣について満足している方はいたので、出演している俳優のファンの方であれば、見ておく価値はあるでしょう。
映画『銀魂2』のまとめ
銀魂と同じように、銀魂2も様々な作品をパクっていたのは同じです。しかし将軍をバカにして、笑いを引き起こすパターンが何回も繰り返されてシツコイ感じがしましたね。そして、英雄である土方をオタクにするという笑いの取り方はあまり好きになれなかったです。
まぁ、こればかりはコメディー映画なので仕方ないかもしれません。そのため、歴史や土方が好きな方は注意したほうが良いでしょう。
それでも、崩れかかった新撰組が立ち直ろうとする所は良かったですね。特に沖田が裏切り者を粛清していくシーンは迫力がありました。
銀時と河上の戦いも迫力はあったのですが、スローモーションになるシーンはマトリックスかと突っ込みたくなりました。
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