大河ドラマ『麒麟がくる 第15回 道三、わが父に非ず』では、織田信光が清須城の織田彦五郎を成敗しますが、なぜ討つ決意をしたのか紹介しましょう。
大河ドラマ『麒麟がくる 第15回』のキャスト
大河ドラマ『麒麟がくる 第15回』は、2020年4月26日に放送されました。
脚本&語り
女優&男優
大河ドラマ『麒麟がくる 第15回』に出演する俳優や女優さんたちです。
明智家
- 明智光秀(演:長谷川博己)明智庄で野党と戦う青年
- 明智光安(演:西村まさ彦)明智光秀の父
- 牧(演:石川さゆり)明智光秀の母
- 明智左馬助(演:間宮祥太朗)明智光秀の従兄弟
- 煕子(演:木村文乃)明智光秀の幼馴染
斎藤家
- 斎藤道三(演:本木雅弘)家督を高政に譲る大名
- 斎藤高政(演:伊藤英明)斎藤道三の長男
- 斎藤孫四郎(演:長谷川純)斎藤道三の次男
- 斎藤喜平次(演:犬飼直紀)斎藤道三の三男
- 稲葉良通(演:村田雄浩)斎藤利政に不満を抱く重臣
織田家
今川家
その他
- 斯波義統(演:有馬自由)尾張の守護
- 斯波義銀(演:松田周)織田信長を頼る名門の出
- 望月東庵(演:堺正章)京の都の名医
- 駒(演:門脇麦)望月東庵に従う女
- 菊丸(演:岡村隆史)野党に捕まっていた男
- 藤吉郎(演:佐々木蔵之介)駿河の商人
大河ドラマ『麒麟がくる 第15回』のストーリー
斎藤利政は、深芳野が亡くなった事に心を痛めて、剃髪して道三と号しました。そして息子の利政に家督を譲ります。しかし、斎藤孫四郎は帰蝶の勧めで、家督については明智家を頼るように言われていたのです。
斎藤孫四郎は明智光秀を頼ろうとしますが「道三様が決めた事なので、簡単に考えは変わりますまい」とあしらわれてしまいます。
翌日になり、斎藤利政は明智光秀を呼び出して「昨夜の話は聞いておる、それにしても父上は孫四郎を甘やかしたり、織田信長を持ち上げすぎたりして、何かとやりづらい」と愚痴をこぼします。
完全に織田信長を甘くみていたのですが、その尾張で大事件が起きてしまうのです。織田信長側についていた織田信光が、清須城の織田彦五郎に味方する振りをして成敗してしまいました。
織田信長は簡単に清須城を陥落して、尾張をほぼ手中に収めます。この知らせは、斎藤家や今川家などの諸大名に衝撃を与えてしまいました。そして、斎藤高政は一大決心をしますが、はたして何を企んでいるのでしょうか?
『織田信光が織田彦五郎を討った理由』
織田彦五郎は、事もあろうに尾張の守護 斯波義統を斬り捨ててしまいます。
斯波義統の息子 斯波義銀は、織田信長を頼る事になったので、これで織田信長は織田彦五郎を討つ大義名分が出来ました。麒麟がくるでは、織田信光が「彦五郎殿から碁を一緒に打つように誘われたがいかがしたものか」と悩んでいたら、帰蝶が「碁を打ちにいけばよろしいでしょう。討ちにいけば」とそそのかされます。
これにより、織田信光は織田彦五郎を討つ決意をして、清須城が陥落しました。
史実によれば、織田信光は織田彦五郎を討った後に、清須城入りした信長から名古屋城を貰い受けます。
この事から、織田信長から首尾よくいけば名古屋城をもらう約束をしていたと考えるべきでしょう。うつけと言われていた信長でしたが、父の信秀を悩ませていた織田彦五郎を簡単に征伐したのはさすがと言うべきです。
『織田信光役の木下ほうか』
織田信光役の木下ほうかさんは、昔から多くの時代劇のドラマや映画などに出演してきました。特に、映画『陰陽師』では桓武天皇を務めていて、脇役から重要人物まで見事に演じてきました。
それほどの男優 木下ほうかさんのプロフィールは、以下の通りです。
木下ほうかさんまで出演しているとは頼もしい限りですが、残念ながら織田信光の登場回数は少ないので、もう少し木下ほうかさんの演技を見たい所でした。
大河ドラマ『麒麟がくる』のまとめ
今まで、諸大名から大うつけと侮られていた織田信長が、織田信秀さえ攻略していなかった清須城を鮮やかに落とした所を見ていたら気分がスカッとします。
斎藤高政や太原雪斎は『そんな馬鹿な』と愕然とするシーンは『見たかね、見たかね』と突っ込みたくなるほどです。
やはり、人は噂だけで判断してはいけないという典型的な例ですね。
それにしても、織田信光という男は、最期はあっけなかったのですが、織田信秀や織田信長に従ってきて先見の明がありました。もう少し見ておきたかった所ですが、いよいよ織田信長の桶狭間が近づいているので、ますます目が離せなくなってきましたね。
大河ドラマ『麒麟がくる 第15回』は、動画配信『U-NEXT』で見る事ができて、初入会の方であれば2日間は無料で見る事ができます(2020年5月時点)。