映画『マザー・ドント・クライ』では、クロエがある呪いにより精神がズタズタになり、自分の赤ん坊の命を奪おうとします。そこで、この呪いとはどのようなものか詳しく解説しましょう。
- 映画『マザー・ドント・クライ』のキャスト
- 映画『マザー・ドント・クライ』のストーリー
- 『クロエを脅かす呪いの正体』
- 映画『マザー・ドント・クライ』と他の作品を比較
- 映画『マザー・ドント・クライ』のまとめ
映画『マザー・ドント・クライ』のキャスト
南アフリカのホラー映画『マザー・ドント・クライ』は、2018年に制作されました。
監督&脚本&原作
- 監督:ダレル・ルート
- 製作:アンドレ・フラォエンシュタイン&サミュエル・フラォエンシュタイン
女優&男優&声優
- レイン・スワート
- サンディ・ピューレン
- ブランドン・オーレ
- ディアンレ・レイナーズ
- ドロシー・アン・グールド
映画『マザー・ドント・クライ』のストーリー
クロエは、赤ちゃんを産んだ後に、母親のいる実家へ戻ってきます。母ルビーは娘が彼に捨てられたものと思って『言わんことではない』という冷たい態度を取るのです。
しかし、その一方で娘が帰ってきた事について嬉しくも思っていました。母ルビーは、娘や孫を守ろうとします。ところが、ルビーは幻覚を見るようになって、赤ちゃんが血まみれになっているように見えるのです。
ルビーが見てみると、赤ちゃんが爪で頬を少しひっかいた程度のキズでした。心配になって、リード先生に娘を見てもらおうとします。
リード先生は「産後うつだと思うが、私個人の意見としては、1901年に起きてしまった呪いが関係していると思う」と静かに語り始めました。
ルビーは娘が心配で仕方なかったのですが、リード先生は「大丈夫だ、それよりも、たまには私と一緒に出かけないか?」と呑気な事を言い始めてしまいます。
ルビーもたまには息抜きしても良いかなと思い出かけてしまいますが、はたしてクロエは大丈夫なのでしょうか?
『クロエを脅かす呪いの正体』
1901年に英国が兵士の傷を癒す収容所を作りますが、そこにいた男たちがクリスチャンの女性たち全てに暴行を働いてしまいます。
哀れにも女性たちは敵国の男たちの赤ん坊を身ごもってしまいますが、黒衣を着た者たちに「敵の子供を身ごもるとは」と赤ん坊の首をへし折り崖から突き落としてしまうのです。
その悲劇は、町の呪いとして語り継がれて、呪いは街から出ようとしたクロエに赤ん坊を始末するようにささやくようになりました。
クロエは、街から出かける時に望まない男に襲われてしまって、赤ちゃんを身ごもってしまいます。そのような悲劇が1901年の悲劇に酷似している事もあり、呪いと共鳴した可能性は極めて高いでしょう。
映画『マザー・ドント・クライ』と他の作品を比較
南アフリカのホラー映画『マザー・ドント・クライ』では、1901年に起きてしまった呪いにより、赤ちゃんの命に危機が迫ってしまいます。日本にも、その内容に似ているホラー映画があって、それが『着信アリ』です。
着信アリでは、呪いが携帯電話に着信されてしまったら、指定された時刻に命を落としてしまうものです。
どちらもスリルがあって怖い映画ですが、着信アリのほうが携帯電話が関連している事から、身近に感じられるストーリーになっています。
映画『マザー・ドント・クライ』のまとめ
南アフリカの映画は初めて見ましたが、思ったよりも怖いシーンが多くて、画面を凝視するのが難しい作品でした。
特に、呪いによって精神がおかしくなったクロエがリンゴの皮をむこうとした時に、リンゴから血しぶきが出てくるシーンは怖くて仕方なかったですね。リンゴの皮を向いている途中で『マジで辞めて』と何度も心の中で思いながら見てしまいます。
幻覚の血しぶきだとしても、あれは怖すぎて夜では見れないシーンでした。
ラストシーンでは、あまりハッキリとした終わり方ではないので、そこは不満が残る所でしたが、それまでの怖いシーンは迫力満点だったのホラー映画としては大満足の作品でしたね。
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