日本でも大ヒットしたソニックが実写化されて、映画『ソニック・ザ・ムービー』が日本でも上映されました。この映画では、ソニックのライバル ロボトニックのブラックコメディが最高に面白いので詳しく紹介しましょう!
- 映画『ソニック・ザ・ムービー』のキャスト
- 映画『ソニック・ザ・ムービー』のストーリー
- 『ロボトニックのブラックコメディ』
- 映画『ソニック・ザ・ムービー』と他の作品を比較
- 映画『ソニック・ザ・ムービー』のパンフレット
- 映画『ソニック・ザ・ムービー』のまとめ
映画『ソニック・ザ・ムービー』のキャスト
日本とアメリカ合衆国の合作映画『ソニック・ザ・ムービー』は、日本では2020年6月26日に上映されました(上の画像はサウンドトラックです)。
監督&脚本&原作
- 監督:ジェフ・ファウラー&
- 脚本:パトリック・ケイシー&ジョシュ・ミラー&オーレン・ウジエル
- 原作:中裕司&大島直人&安原広和
女優&男優
- ソニック(声:ベン・シュワルツ-中川大志)ハイスピードで動く宇宙人
- トーマス・マイケル-トム(演:ジェームズ・マースデン)ソニックの相棒
- マディー・ウォシャウスキー(演:ティカ・サンプター)トムの妻
- ドクター・ロボトニック(演:ジム・キャリー)ソニックを狙う科学者
- エージェント・ストーン(演:リー・マジドゥブ)ロボトニックの部下
- ウェイド・ウィップル(演:アダム・パリー)トムの同僚
- ロングクロウ(声:ドナ・ジェイ・ファルクス)ソニックの育ての親
映画『ソニック・ザ・ムービー』のストーリー
ソニックは、ハイスピードで動き回れますが、その能力は絶大でした。そのため、育ての親のロングクロウから「あなたの能力は特別なので、あまり人にみせびらかしてはダメ」と注意されていました。
それでも、若いソニックは我慢できずに故郷の島を走り回っていたら、悪い連中に捕まりそうになってしまいます。ロングクロウは、ソニックを別の星へワープできるリングを渡して、地球まで逃してあげるのです。……自分の命と引き換えに。
ソニックは、たった一人で地球で暮らす事になりますが、そこで心の優しいトムの事が気になり、ずっとそばで見続けていました。
しかし、だんだんと寂しくなりグラウンドで走り回っていたら、ソニックのパワーが爆発して、広域圏で大停電を引き起こします。アメリカ政府は、原因不明の大停電を解明するために、問題の多い科学者 ロボトニックに原因を解明させようとします。
ロボトニックは、ソニックの存在に気づいてしまい、その特別な能力を自分の野望のために使おうとします。
しかし、心の優しいトムが立ち上がり「そいつは、エイリアンじゃない俺の友達だ!」と助けようとしますが、はたしてソニックは助かるのでしょうか?
『ロボトニックのブラックコメディ』
今回は、悪役であるロボトニックのブラックジョークが炸裂していて、部下のストーンに「ありがとう」と言っておきながら、小声で「この役立たずが」とつぶやいて笑いを誘ってきます。
さらに、ソニックを守ろうとするトムに対して「こんな田舎に住む者が」と言い始めたり「私が子供の時よりも、お前より賢かったんだぞ」と言ったりして、とても政府の人間とは思えない言動が炸裂してしまいます。
そして、自分に従わない軍人には「私に逆らうと、お前のネットの履歴をさらす事になるぞ」と脅してしまいますが、これは現代流の脅し文句ですね。多くの男性であれば、思わずビクッとしてしまうかもしれません。
悪い奴ではありますが、その面白いトークには思わず笑ってしまいたくなります。
映画『ソニック・ザ・ムービー』と他の作品を比較
映画『ソニック・ザ・ムービー』に負けないほどのハイスピードアクション&SF映画が『いぬやしき』です。
いぬやしきでは、隕石のような白い専攻を浴びた獅子神皓(演:佐藤健)と犬屋敷壱郎(演:木梨憲武)が特殊能力を持って、ハイスピードで戦い合う作品です。
ソニック・ザ・ムービーのように笑える所はないのですが、市街地で多くの人々の命を奪うほどのアクションシーンは、SF映画が好きな方でも満足できるレベルでしょう。
映画『ソニック・ザ・ムービー』のパンフレット
映画『ソニック・ザ・ムービー』のパンフレットに書かれている内容を少しだけ紹介します。
ジム・キャリーのコメント
ロボトニック役のジム・キャリーさんは、お孫さんとよくソニックのゲームをしていて、何度も負かされているようです。やはり、こういうものは若い子供のほうが、強いのかもしれませんね。
そして、ジム・キャリーさんは「ロボトニックがソニックのパワーを欲しがるのは、送電網を牛耳る者こそが世界を牛耳るからだ」と、何やら難しいコメントを残しています。
この辺りは科学者役をこなしたジム・キャリーさんならではの感想なのでしょう。
ジェフ・ファウラー監督のコメント
ソニック・ザ・ムービーのジェフ・ファウラー監督は、子供の頃にゲームで楽しんでいた事もあり、昔にヒットしたソニックというゲームを次世代につなげたいと考えているとコメントしています。
実際に、私が子供の時にメガドライブのソニックを見た時は『まさかスーパーマリオのライバルとなる横スクロールのゲームが登場するとは!』と驚いた記憶があります。
マリオのようにトロトロと歩いていくのではなく、ソニックのハイスピードに動く爽快感は凄かったですね(マリオファンの方ごめんなさい)。
映画『ソニック・ザ・ムービー』のまとめ
自分が、子供の時に遊んでいたゲームが、まさか実写化されるとは思っていませんでした。実際に、見てみたらソニックが、期待通りにハイスピードで動き回りますが、序盤は少しハイスピードの凄さをくどく説明するような感じでしたね。
そのため、序盤は退屈に感じてしまうのですが、ブラックジョークを話してソニックを追い詰めるロボトニックが現れてはからは、ハラハラする展開が続くので見ていて飽きませんでした。
やはり、ロボトニックの悪どさと、ソニックの純粋さが両極端なので、バランスの良いアクション映画に仕上がっていました。個人的には、ロボトニックのキャラクター性にハマりましたね!
映画館で見たら、最初に『SEGA』の青文字のロゴが現れて『おぉ!懐かしい』と思って、少しテンションがあがりました。しかし、欲を言わせてもらえれば、そこで『セーガァー!』と音声が出たら良かったです。
この映画は、ゲームをしている方にとっては懐かしいソニックが見れますし、ゲームをしていなくてもブラックジョークやスピード感のあるアクションシーンが見られるので満足できる方はきっと多いでしょう。