映画『シライサン』では、目玉のない幽霊を目撃した時に目をそらしたら、命を奪われてしまいます。そこで、間宮幸太は数学で除霊しようとするので、詳しく紹介しましょう。
- 映画『シライサン』のキャスト
- 映画『シライサン』のストーリー
- 『間宮幸太が数学で除霊』
- 映画『シライサン』を見られる動画配信
- 映画『シライサン』と他の作品を比較
- 映画『シライサン』のネットの評価
- 映画『シライサン』のまとめ
映画『シライサン』のキャスト
日本のホラー映画『シライサン』は、2020年1月10日に上映されました。
監督&脚本&原作
女優&男優
- 瑞紀(演:飯豊まりえ)暗い過去を持つ女性
- 加藤香奈(演:江野沢愛美)友達思いの女性
- 鈴木春男(演:稲葉友)弟から意味深な電話を貰う男性
- 間宮幸太(演:忍成修吾)不審死の事件を追いかける記者
- 間宮冬美(演:谷村美月)間宮幸太の妻
- 渡辺秀明(演:染谷将太)禁断の怪談話をする配達員
主題歌
映画『シライサン』の主題歌は、Cö shu Nie の『inertia』です。
映画『シライサン』のストーリー
鈴木春男は、弟から電話がかかってきて「本当にごめん」と、今から死ぬような事を言われてしまうので、急いで弟の部屋へ駆け出します。
しかし、弟は目玉をくり抜かれたような状態で亡くなっていたのです。
その頃、瑞紀の親友 加奈も目玉がえぐり取られたような顔になってしまい命を落としてしまいます。春男は瑞紀に会いに行って「弟と加奈さんはバイト先で交流があって、同じような状況で亡くなっていたんです。それで調べているんです」と語りかけます。
二人は、その後に亡くなった人間と関わりのあった富田詠子の家を訪ねたら、4人である怪談話を聞いていたら、呪いがかかったという事が分かりました。瑞紀たちも話を聞いてしまったので、呪いを解く方法を探し始めます。
そんな時に、記者の間宮幸太が話しかけてきて、怪談話に興味を持ち始めます。間宮幸太は、最初は半信半疑だったので思わず妻に話してしまうのです。そこで、妻を救うために、数学で妻を助けようとしますが、はたして上手くいくでしょうか?
『間宮幸太が数学で除霊』
シライサンは、3日に1回のペースで現れますが、目をそらさなければ命を奪われる事がありません。そこで、瑞紀は多くの人間が会談話を聞けば、シライサンに会う回数が少なくなると考えます。
人間の寿命を80年としたら、生まれてから亡くなるまで、約3万日。もしも呪いにかかっているのが1人であれば、1万回も会わなければいけません。
2人が呪いにかかっていれば、シライサンに会う回数は一気に5000回まで減ります。
10人であれば一生のうちシライサンは1000回しか来なくて、もしも1万人であればシライサンは1回しか来ないという事です。
春男は瑞紀の話を聞いていても、狐につままれたような表情を浮かべてしまうので、間宮幸太は「リスクを分散するんだよ」とさとします。
完全な除霊はできないのですが、多くの人間を呪いにかければ、誰もがシライサンに会わないで済む可能性が高くなるのです。しかし、運が悪くシライサンに会ってしまい、目をそらしてはいけないという事を知らなければ命を落としてしまいます。
そのため、瑞紀はこの考えを行うべきではないと言いますが、間宮幸太は妻を救うために数学で除霊しようとするのです。
映画『シライサン』を見られる動画配信
『シライサン』を見られる動画配信はU-NEXTです。U-NEXTは月額1,990円かかりますが、初入会の方であれば無料で『シライサン』を2日間は見る事ができます(2020年6月時点)。
さらに、アニメや映画・電子書籍など多くの物を見る事も可能です。
映画『シライサン』と他の作品を比較
数学が大きく関わるホラー映画は『シライサン』だけではなく『らせん』も同じです。
違っているのは、シライサンでは数学で除霊しようとするのですが、らせんでは数学で幽霊を暗示するだけです(暗号)。
そのような違いはありますが、らせんでは内臓が全くない状態の高山竜司(演:真田広之)が起き上がるシーンがあってスリル満点のホラー映画になっています。
映画『シライサン』のネットの評価
ネットでは、シライサンの顔があまり怖くないという声があがる一方で、目をそらしたら命を落とすという設定は斬新で面白いという声もありました。
その斬新な設定があるので、シライサンは、貞子や伽倻子に続く事ができるのか?そこまで期待している方さえいたのです。
しかし、俳優たちの演技が下手すぎるという厳しい評価をしている方もいるので、俳優の演技までしっかりと見たい方は心を広く持って見たほうが良いでしょう。
映画『シライサン』のまとめ
シライサンは、相手が目をそらしてくれないと命を奪えないので、今まで殺してきた人間の亡霊を悪用して、なんとか目をそらさせようとします。
実際に、瑞紀は怖がる友達の手を振りほどいてしまった事から、罪悪感を抱いていたので、加奈の亡霊に「友達の手を振りほどくなんて、ひどいよ」と言わせます。
その言葉を聞く事は耐え難いもので、瑞紀は思わず目をそらしてしまうのです。まさに耳なし芳一に近い話になっていて『上手い設定だなぁ』と感心してしまいました。
やはり、邦画のホラーは、こういった怖がらせ方のほうがスリルを感じられますね。あとは、シライサンがシリーズ化されるのか?そこを期待していきたい所です。