映画『ミュージアム』では、カエル男(演:妻夫木聡)が、ベテラン刑事の沢村久志(演:小栗旬)に悪魔の所業を働きます。そこで、どのような事を行ったのか詳しく紹介しましょう。
- 映画『ミュージアム』のキャスト
- 映画『ミュージアム』のストーリー
- 『カエル男が沢村刑事にしかけた悪魔の所業を紹介』
- 映画『ミュージアム』と他の作品を比較
- 映画『ミュージアム』のネットの評価
- 映画『ミュージアム』のまとめ
映画『ミュージアム』のキャスト
映画『ミュージアム』は、 2016年11月12日に上映されました。
監督&脚本&原作
女優&男優
- 沢村久志(演:小栗旬)家族を放ったらかしにした刑事
- カエル男(演:妻夫木聡)猟奇的な殺人を繰り返す異常者
- 沢村遥(演:尾野真千子)沢村久志の妻
- 沢村久志(演:大森南朋)沢村久志の父親
- 沢村将太(演:五十嵐陽向)沢村久志と遥の息子
- 西野純一(演:野村周平)現場に慣れない新米刑事
- 菅原剛(演:丸山智己)沢村久志を叱責する同僚
- 秋山佳代(演:田畑智子)沢村遥の親友
- 橘幹絵(演:市川実日子)秘密を隠す女医
- 上原あけ美(演:佐藤聖羅)犬に噛み殺される女性
- 堤優一(演:田口巧輝)肉を削ぎ落とされるニート
- 小泉勤(演:山元隆弘)体を真っ二つに割かれる男性
- 瀬戸内綾子(演:滝沢涼子)氷漬けにされてしまう女性
- 真矢恒彦(演:重松隆志)針千本を飲まされてしまう男性
- 関端浩三(演:松重豊)沢村久志を気にかける上司
主題歌
映画『ミュージアム』の主題歌は、ONE OK ROCKの『Taking Off』です。
映画『ミュージアム』のストーリー
沢村久志は、殺害現場に足を運んだら、犬が強く吠えていたので「警察犬だろ、ちゃんとしつけとけよ」と言いますが「沢村さん。それは警察犬ではなくて凶器です」と言われてしまうのです。
『どういう事だ?』と戸惑っていたら、何と女性が犬に噛み殺されていて『ドッグフードの刑』という紙が置かれていたのです!
それからも猟奇的な殺人は続いて、今度はニートの堤優一が肉を削ぎ落とされて『母の痛みを知りましょうの刑』という紙が捨てられていました。しっかりと堤優一が生まれた時の体重分になっていたので、被害者を知り尽くした犯行だったのです。
捜査を続けていくうちに、被害者たちは全て『幼児樹脂詰め殺人事件』の裁判官たちという事が分かりました。沢村久志は『自分の妻も、その裁判官だ』と思い出して、すぐに妻や子供を探しにいきますが、犯人にすでに拉致されていました。
沢村久志は犯人を追い詰めようとしますが、新米刑事の西野純一が屋上から突き落とされてしまって、愕然とします。それからも犯人を追いかけようとしますが、常軌を逸した異常者を捕まえる事はできるのでしょうか?
『カエル男が沢村刑事にしかけた悪魔の所業を紹介』
新米刑事の西野純一は、凄惨な現場を見てしまって吐いてしまうので、沢村久志から「早く現場に慣れろ」と叱責されます。
それでも、 西野純一は現場を思い出してしまって、食欲がわかずに食事を残してしまう始末。沢村久志は「あれ(ミンチにされた遺体)を見た後でも、ハンバーグぐらいペロッと食べられるようにならないとダメだろ」と注意するのです。
ところが、その一部始終はカエル男に見られてしまっていて、のちにカエル男は沢村久志を血祭りにあげて監禁してしまいます。そしてハンバーグやの飲み物だけは部屋に入れてあげるので、沢村久志は妻子を救出したいために、それを食べてしまいます。
そして、沢村久志が部屋を出た後にキッチンへ足を運んで冷蔵庫を開けてみたら、そこには何と!妻子の生首が入っていて、その体を調理したようなあとがあったのです!
沢村久志は『俺が食べたハンバーグの肉は、妻や子供の肉だったのか』と思って吐いてしまいました。そこへカエル男が現れて「それを見た後でもハンバーグぐらいペロッと食べねぇと」と挑発します。
悪魔のような所業の行いに、沢村久志は怒り心頭にとブチ切れてしまうのです。
映画『ミュージアム』と他の作品を比較
映画『ミュージアム』では、カエル男が猟奇的な殺人を犯して、遺体を芸術作品のように作り上げて「僕はアーティストで表現者だ!鑑賞者を楽しませるんだ」と高らかに宣言してしまいます。
これほどの残酷な男が登場する映画はそれほど多くないのですが、映画『亜人』では佐藤(演:綾野剛)が人殺しをゲームのように楽しんでいました。
しかし、亜人の場合は政府によってモルモットのような扱いをされたので、復讐していく事から同情の余地はあります。
それに引き換え、ミュージアムは同情の余地はほぼない犯人なので、猟奇的な映画を見たい場合にはミュージアムのほうがオススメですね。
映画『ミュージアム』のネットの評価
ネットでは、尺が長いと批判する意見が多くあって、もう少しコンパクトにして欲しいと思っている方たちが多くいました。
しかし、自分が見る限りではテンポも良かったですし、それほど無駄な内容があるようにも思えなかったですね。
それでも、猟奇的な殺人が行われたり、刑事の妻が狙われたりして、ハラハラとする展開になる所を高く評価している方もいました。
映画『ミュージアム』のまとめ
小栗旬さんが、刑事役としてカエル男を捕まえようとしますが、見ている時はカエル男役が妻夫木聡さんとは全く気づきませんでした。
それほど妻夫木聡さんが、自分の爽やかさを押し殺して、異常な殺人者を見事に演じきっていました。この辺りは『さすが妻夫木聡さんだ!』と思ってしまいましたね。
そして、自分の妻も狙われていると知った時に、一斉に刑事たちが急いで救出に向かう所は躍動感があって良かったですね!
猟奇的な事件を扱った作品としては、邦画の中でも1、2を争うほど面白い映画でした。