映画『ゼブラーマン』では、及川刑事(演:渡部篤郎)がやる気を全く出さないのですが、意外と活躍をしてしまうので詳しく紹介しましょう。
- 映画『ゼブラーマン』のキャスト
- 映画『ゼブラーマン』のストーリー
- 『及川刑事(演:渡部篤郎)の活躍ぶり』
- 映画『ゼブラーマン』と他の作品を比較
- 映画『ゼブラーマン』のネットの評価
- 映画『ゼブラーマン』のまとめ
映画『ゼブラーマン』のキャスト
映画『ゼブラーマン』は、2004年2月14日に上映されました。
監督&脚本&原作
女優&男優
- ゼブラーマン-市川新市(演:哀川翔)ゼブラーマンに憧れる教師
- 浅野晋平(演:安河内ナオキ)ゼブラーマンに詳しい少年
- 浅野可奈(演:鈴木京香)浅野晋平の母親
- 市川みどり(演:市川由衣)市川新市の娘
- 市川幸世(演:渡辺真起子)市川新市の妻
- 市川一輝(演:三島圭将)市川新市の息子
- 買い物客(演:田中要次)スーパーに買い物をしてきた客
- 一本木(演:内村光良)市川新市と同じ学校の教師
- ニュースキャスター(演:麻生久美子)ニュースを伝えるキャスター
- 店員(演:袴田吉彦)スーパーで働く店員
- 目黒国治(演:大杉漣)市川新市の学校の教頭
- 及川(演:渡部篤郎)国防庁の人間だがヤル気のない人物
- 神田(演:岩松了)及川にバカにされる上司
主題歌
映画『ゼブラーマン』の主題歌は、THE HIGH-LOWSの『日曜日よりの使者』です。
映画『ゼブラーマン』のストーリー
防衛庁では、神田は「八千代区に地球外生命体が出現している可能性がある。現地に行ってもらいますが、くれぐれも」と言おうとしたら、及川は「言いませんよ、バカだって思われるもん」と笑ってしまいます。
その頃、市川家では新市が良い歳をしてヒーロー番組に夢中になっていましたが、息子の一輝は父親が暗いという理由で、学校で虐められてしまいます。ところが、娘の市川みどりは業界人と遊んでいて、家族は無茶苦茶な状態でした。
そんな日々が続く中で、市川新市の学校に転入生 浅野晋平がやってきます。
浅野晋平はゼブラーマンに詳しくて、市川新市は「そんな昔のヒーローをよく知っているなぁ」と関心して、二人は生徒と教師の間柄ですが、気が合ってヒーローの話で盛り上がります。
ところが、八千代区に本当に地球外生命体が暗躍していって、多くの人々が犠牲になっていきます。
市川新市はゼブラーマンの衣装を着込んで、なんとか本物のゼブラーマンになって地球外生命体を退治しようとしますが、いち教師が退治する事ができるのでしょうか?
『及川刑事(演:渡部篤郎)の活躍ぶり』
及川は部下と一緒に車で移動していましたが「俺たちで本当に捕まえられるのかなぁ」と笑い飛ばして、全くやる気を出しませんでした。
ところが、及川は市川新市が教頭先生の家に入ろうとする所を見てしまって、一緒に部屋へ入る事にします。それからも、意外と活躍をしていって、ゼブラーマンや地球外生命体の存在に迫りつつありました。
そして、及川は市川新市がゼブラーマンになって空を飛ぶために特訓している所を見つけます。
及川は「やるんだよね、今夜?ちゃちゃぁっと地球守ってよ。あんたヒーローなんだろ」と投げやりに他人任せな事を言ってしまうのです。
それでも、ラストシーンではゼブラーマンが地球外生命体の場所へ行けるように手配をして、やる気がなくても活躍をする不思議な存在でした。
映画『ゼブラーマン』と他の作品を比較
『ゼブラーマン』は、バカバカしい感じのヒーロー映画でしたが、渡部篤郎さんが随所で笑わせてくれるので、見ていて飽きない内容になっていました。
そんな映画に対抗できるものとして『女子ーズ』というものがあります。この映画では、桐谷美玲さんや有村架純さんたちなど豪華な女優たちが、少し下品な喋り方をしますが、そのギャップが面白いヒーロー映画になっています。
ゼブラーマンとは違う魅力があるので、邦画のヒーロー映画を見たい方には、どちらともオススメの映画です。
映画『ゼブラーマン』のネットの評価
ネットでは「信じれば夢が叶うというセリフが出てきても、そんな綺麗ごとを言われてもあまり感動できない」という声があがっていました。
シリアスな映画になっていれば、少し違っていたかもしれませんが、この映画はコメディー&アクション映画なので、そういうセリフに説得力を持たせるのは難しかったのでしょう。
それでも、オリジナルの作品としては、よく作り込まれていると高く評価している方もいます。確かに、邦画のヒーロー映画の中では、なかなか丁寧に制作されたのではないかと思う内容だったので見る価値はあるでしょう。
映画『ゼブラーマン』のまとめ
哀川翔さんがアクション映画に出演するのは、ハマり役なので納得できるのですが、まさかゼブラーマンに出るとは思いもよりませんでしたね。
それでも多くの作品に出演してきただけあって、しっかりとゼブラーマンに馴染んでいました。ただし「俺の後ろに立つんじゃねぇ」というのは少し臭く感じてしまいましたね。
やはり、今作が面白く感じられたのは、及川刑事役の渡部篤郎さんが、やる気があるのかないのか分かりづらい役を見事に演じきっていた所でした。何回も面白いギャグを冷静な感じで言ってくれるので、何回も笑わせてくれる映画になっています。