映画『食べる女』では、本津あかり(演:広瀬アリス)が「私はひき肉のような女だな」とつぶやいてしまいます。そこで、なぜ本津あかりはひき肉の女なのか?詳しく紹介しましょう。
- 映画『食べる女』のキャスト
- 映画『食べる女』のストーリー
- 『本津あかり(広瀬アリス)がひき肉の女になった原因』
- 映画『食べる女』と他の作品を比較
- 映画『食べる女』のネットの評価
- 映画『食べる女』のまとめ
映画『食べる女』のキャスト
映画『食べる女』は、2018年9月21日に上映されました。
監督&脚本&原作
女優&男優
- 餅月敦子(演:小泉今日子)少しおせっかいな女性
- 鴨舌美冬(演:鈴木京香)胃袋をつかんで男をつまみ食いする女性
- 小麦田圭子(演:沢尻エリカ)恋愛に無関心なOL
- 白子多実子(演:前田敦子)料理とお酒に目がない女性
- 本津あかり(演:広瀬アリス)ひき肉の女
- 茄子田珠美(演:山田優)店を経営する女性
- 米坂ツヤコ(演:壇蜜)夫に拒まれるシングルマザー
- 豆乃・リサ・マチルダ(演:シャーロット・ケイト・フォックス)冷凍食品に頼る妻
- タナベ(演:ユースケ・サンタマリア)出張料理人を買ってでる男
- 豆乃修治(演:池内博之)料理をしない妻にあいそをつかす夫
- 白石(演:勝地涼)白子多実子と仲の良い男性
- 由有羅(演:宇田琴音)旅行好きの母の写真を見て喜ぶ娘
- ミドリ(演:鈴木優菜)母を支える健気な娘
主題歌
映画『食べる女』の主題歌は、Leolaの『Kissing』です。
映画『食べる女』のストーリー
餅月敦子は、鴨舌美冬に「あんたさぁ、よくそんな爪で料理できるね?」と言いますが「爪は女の命」と、ネイルアートをしている事について意に介しませんでした。
そこへ小麦田圭子が「どれどれ?」と美味しそうな料理を作っているなぁと面白がってやってきます。一見すると、ありふれた人間関係のように見えますが、鴨舌美冬は料理を作れる事によって、男の胃袋をつかんで、男さえもつまみ食いしていたのです!
白子多実子は、そんな餅月敦子に呆れてしまいますが、ある程度まで食事を頼んだら、夜の飲み屋へ入っていきます。そこには、酔い潰れてしまった本津あかりがいて『だいぶ飲んでいるなぁ』と心配になってしまうのです。
実は、本津あかりは手軽に作れるひき肉料理ばかりを作っていて、気軽に男を作っては上手くいかずに破局してしまう女でした。
ところが、料理について悩んでいるのは、豆乃・リサ・マチルダも同様でした。
豆乃・リサ・マチルダは、冷凍食品ばかり作って、夫の豆乃修治に愛想をつかされてしまいます。それぞれの女が料理と人生について悩んでしまいますが、はたして幸せをつかめるのは誰なのでしょうか?
『本津あかり(広瀬アリス)がひき肉の女になった原因』
本津あかり役を演じているのは、あの綺麗な広瀬アリスさんという事もあって、本津あかりは簡単に男が作れる人物です。
しかし、簡単に男と寝てしまうので「自分は安っぽくて手軽なので、ひき肉みたいな女だなぁ」とつぶやいてしまいます。分厚い肉であれば、長い時間をかけて調理をする必要がある上に値段も高いです。
それに引き換え、ひき肉料理であれば、短時間で調理ができますし値段も安く済みます。
本津あかりが自分の事をひき肉の女を言ってしまったのは、そういう意味が含まれていたのです。
映画『食べる女』と他の作品を比較
映画『食べる女』では、たかが料理されど料理という感じの内容でした。
ところが、映画『武士の献立』では、料理をする事がいかに重要なものであるか?春(演:上戸彩)がダメ夫の舟木安信(演:高良健吾)に説教しながら料理を教えていく内容になっています。
それぞれ料理に重点を置いた映画になっていますが、食事にかける思いがだいぶ違っているので、その違いを見比べてみたら、料理に関する考え方も変わってくるかもしれません。
映画『食べる女』のネットの評価
ネットでは、豪華な女優陣が出ていたので期待している方もいたのですが「何か良い事を言わせようとしているのが、はなにつく」と手厳しい声があがっていました。
確かに、良い事を言わせようとしているのはミエミエという感じもしますが、そこに重点を置いた映画という事なのでしょう。自分は広瀬アリスさんが、自分の人生とひき肉を重ね合わせている所が上手いなぁと思ってしまいましたね。
しかし、この映画を見たら『もっと気楽に生きても良いんだな』と考えられるようになった方もいたので、仕事や家事で疲れている方は見てみる価値はあるでしょう。
映画『食べる女』のまとめ
食べる女では、ベテラン女優の小泉今日子さん・鈴木京香さんや、若手女優の沢尻エリカさん・広瀬アリスさん・山田優さん・前田敦子さんたちが集結しました。
さらに、話題を集めていたシャーロット・ケイト・フォックスさんや壇蜜さんも出演していて『本当に豪華だなぁ』と感慨深くなります。
しかし、それほど豪華な女優さんたちがいる割には、中身が薄くて拍子抜けするような所もあります。それでも、料理と人生を重ね合わせる所もあって、なかなかうならされる所もあって、良かったですね。
ただし、欲を言わせてもらえれば、米坂ツヤコ(演:壇蜜)だけが男と破局した理由が詳しく描かれていなかったので、そこも詳しく描かれていれば良かったのにと思ってしまいました。