ドラマ『サーティーン 第4話(最終話)』では、 相川百合亜(演:桜庭ななみ)が家に帰ってから、母の相川麻美と父の相川宗一が、それぞれ問題のある親という事が分かりました。そこで、父と母ではどちらのほうが素晴らしい親か検証してみました。
- ドラマ『13』のキャスト
- ドラマ『13(サーティーン)』の前話までのストーリー
- ドラマ『13 第4話(最終話)』のストーリー
- 『相川麻美と相川宗一ではどっちが素晴らしい?』
- ドラマ『13 第4話(最終話)』のまとめ
ドラマ『13』のキャスト
ドラマ『13』は、東海テレビ&フジテレビで2020年8月1日から放送開始されました。
監督&脚本&原作
女優&男優&声優
- 相川百合亜(演:桜庭ななみ)13年ぶりに監禁された部屋から脱出した女性
- 相川麻美(演:板谷由夏)相川百合亜の母親
- 相川宗一(演:神保悟志)相川百合亜の父親
- 相川千帆(演:石川瑠華)相川百合亜の妹
- 永井敏彦(演:青柳翔)相川百合亜に優しく接する刑事
- 田辺佐緒里(演:遊井亮子)性格が冷たい女刑事
- 日置歩(演:井上祐貴)ジュースショップの経営者
- 松岡ミサ(演:高月彩良)日置歩の婚約者
- 黒川一樹(演:藤森慎吾)相川百合亜を誘拐した男
- 黒川優樹(演:大窪人衛)黒川一樹の弟
主題歌
ドラマ『13』の主題歌は、 LiSAの『愛錠』です。
ドラマ『13(サーティーン)』の前話までのストーリー
www.akira-movies-drama.com上の内部リンクをクリックしたら、サスペンスドラマ『13(サーティーン)』の前話までのストーリーを見る事ができます。
ドラマ『13 第4話(最終話)』のストーリー
相川百合亜は、警察署で母の相川麻美に「あいつ(黒川一樹)に脅迫されて、結果的に黒川優樹を殺してしまったの」と涙ながらに訴えてしまいます。
実は、監禁されていた時に、黒川一樹の弟の優樹は相川百合亜に優しく接していて仲良くなっていたので、黒川一樹はそれが許せませんでした。
ところが、黒川一樹から警察署へ電話がかかってきて「ゆりりん(相川百合亜)が来てくれなかったら、今人質にしている少女は殺す」と脅迫してきたのです。
田辺佐緒里刑事たちは、相川百合亜に協力してくれるように頼み込みますが、相川麻美は「娘はやっと帰ってきたんです。そんな恐ろしい事ができる訳がありません」と捜査協力を拒みます。
しかし、相川百合亜たちが帰宅したら、今誘拐されている少女の父親がやってきて「娘を返してくれぇ」と訴えてきたのです。
相川宗一は、再び娘を犯人のもとへ行かせる訳には行くかと反対しますが、相川百合亜は少女を助けるために再び黒川一樹と会う事にします。
警察は「任せて下さい」と言っておいて、少女は解放されましたが、再び相川百合亜は誘拐されてしまったのです!はたして、相川百合亜はどうなってしまうのでしょうか?
『相川麻美と相川宗一ではどっちが素晴らしい?』
相川百合亜の父と母を見比べたら、序盤は母親のほうが素晴らしいように思えました。しかし、後半になったら、どちらかと言えば父親のほうが素晴らしいように思えたので、その理由を紹介します。
母親の相川麻美のダメな所
- 最初に父が他の女と不倫していると思われていたが、実は最初に不倫していたのは母のほうで、娘の男性教師と不倫をしていた所
- 男性教師と不倫をしていたので、相川百合亜が教師に母との関係を断ち切るようにお願いしようとした所で誘拐されてしまう
- 誘拐されていた少女の父親が、相川百合亜を誘拐しようとするが、母の相川麻美が「あなた(少女の父親)の気持ちが分かる」と言ってしまう所
- 父親が警察に「お前たちが任せろって言ったんじゃないか!」と娘が誘拐された事を攻めようとしたら、妻が夫を止めようとした所
父親の相川宗一の素晴らしい所
- 他の女と親しくなっていたのに、娘のためを思って家に踏みとどまり、娘の相川百合亜と寄り添おうとした所
- 娘に逆恨みしてきた少女の父親を警察へ突き出そうとした所
- 警察の不手際で、娘の相川百合亜が再び誘拐された時に、警察を厳しく責めた所
- 相川百合亜を救い出すために、少女の父親に土下座をして、誘拐された少女に、犯人の居場所について知っている所を聞き出そうとした所
ドラマ『13 第4話(最終話)』のまとめ
今まで、相川百合亜の父親の相川宗一は良い所があまりなかったのですが、最終話で父親らしい所をいっぱい見せてくれましたね。しかし、娘を誘拐しようとした少女の父親をかばう相川麻美は『何を考えているんだ?』と思ってしまいました。
そもそも娘が誘拐されたキッカケを作ったくせに偽善者ぶってと思ってしまいますね。それは、夫が警察を責めようとした所を止めようとしたのにもあてはまります。
暗いドラマでしたが、最終話で相川宗一が警察に「どうしてですか?あんたらが大丈夫だっていうから、娘を預けたんだろうが!」と責める所はちょっと感動しました。それでこそ父親だよと思ってしまいましたね。
やはり、神保悟志さんはベテラン俳優だけあって、良い演技をしてくれました。たったの4話で終わってしまうのは寂しい限りですが、久しぶりに良いドラマを見させてもらいました。