映画『事故物件 怖い間取り』では、小坂梓(奈緒)や山野ヤマメ(演:亀梨和也)が事故物件で地獄を見てしまいます。そこで、どのような間取りの物件が危ないのか?詳しく紹介しましょう。
- 映画『事故物件 怖い間取り』のキャスト
- 映画『事故物件 怖い間取り』のストーリー
- 『小坂梓(奈緒)が危ないと思った事故物件の特徴』
- 映画『事故物件 怖い間取り』と他の作品を比較
- 映画『事故物件 怖い間取り』のパンフレット
- 映画『事故物件 怖い間取り』のまとめ
映画『事故物件 怖い間取り』のキャスト
日本のホラー映画『事故物件 怖い間取り』は、2020年8月28日に上映されました。
監督&脚本&原作
- 監督:中田秀夫
- 脚本:ブラジリィー・アン・山田
- 原作:松原タニシ
女優&男優
- 山野ヤマメ(演:亀梨和也)事故物件に住み始める芸人
- 中井大佐(演:瀬戸康史)山野ヤマメの元相方
- 小坂梓(演:奈緒)お笑いコンビ『ジョナサンズ』の大ファン
- 横水(演:江口のりこ)事故物件を紹介する不動産屋の社員
- カオリ(演:MEGUMI)ヘアメイクのベテラン
- 松尾(演:木下ほうか)TV番組の製作会社のプロデューサー
- 下中(演:真魚)松尾の下で働く女性チーフ
- 篠崎(演:小手伸也)山野ヤマメを心配する心霊研究家
- 伊崎(演:高田純次)お守りを売りつける宮司
- 有野晋哉(演:本人)TV番組に出演するお笑い芸人
- 濱口優(演:本人)有野晋哉の相方
映画『事故物件 怖い間取り』のストーリー
大阪の劇場で、お笑いコンビ『ジョナサンズ』の山野ヤマメと中井大佐が小道具の傘を使って笑いを取ろうとしましていましたが、客で笑っていたのは小坂梓だけでした。
仕事が終わり、中井大佐は「もう十分だろ、解散しよ」と一方的に言ってきて、山野ヤマメは止めようとしても、そのまま空中分解で解散してしまったのです。ところが、山野ヤマメが帰ろうとしたら、土砂降りの中で小坂梓がたった一人出待ちしていました。
山野ヤマメは『俺を待っているなんて変わっているな』と思いつつも傘をあげて立ち去っていきます。それから、中井大佐は放送作家になり松尾プロデューサーに「事故物件の番組なんてどうでしょう?」と提案します。
「それええがな!そうや、山野お前これから事故物件に住んでオモロイもの取れたら、お前の専用のコーナー用意したる」と言い出しました。
小坂梓は、ヘアメイクの仕事をするために、近くでたまたま盗み聞きしてしまって『大丈夫だろうか』と心配になってしまいます。
それから、山野ヤマメは事故物件に住み始めて部屋を撮影していったら、オーブが見れたり、赤い服を着た女の幽霊が見えたりしたのです。仕事が増えていきますが、最恐とも言える千葉の事故物件に住んで最悪の展開が待っていたのです!
『小坂梓(奈緒)が危ないと思った事故物件の特徴』
事故物件は、過去に自殺・殺人・事故などが起こったいわくつきの物件です。しかし、1度でも誰かが事故物件に住んで、それから引っ越していけば、そこはもう事故物件ではなくなるのです。
そうなれば、不動産屋もお客に「ここは事故物件です」と紹介する義務もなくなってしまうので、何か恐ろしい事が起きたというのを誤魔化すものが事故物件の特徴とも言えます(必ず告知しなくても良いという訳ではありません)。
たとえば、古い物件なのに、部分的にリフォームをしている場合は、そこで何かが起きてしまって、その血痕や体液などを消滅するためにリフォームをするケースもあります。
さらに、どこかに傷やへこみがある物件も怪しいです。例えば、山野ヤマメはロフトのハシゴがへこんでいる所に気がつきますが、そこにロープを引っ掛けて首吊り自殺をしていた方がいました。
このように、へこみや傷は何かが起きている痕跡とも言えるので、事故物件の特徴なので注意しなければいけません。
そして値段が異様に安いのも、誰も入りたがらない事故物件なので、あえて安くするという所もあります。中には、事故物件と疑われないように高くするという荒技の不動産屋もあるようなので、注意して下さい。
事故物件の特徴については、下のリンク先で詳しく掲載されています。
参照元:https://originalnews.nico/165061
映画『事故物件 怖い間取り』と他の作品を比較
2020年に上映されたホラー映画と言えば『犬鳴村』か『事故物件 怖い間取り』でしょう。
犬鳴村は、無謀なカップルが、犬鳴村を目指して肝試しを行おうとしたら、とてつもない悲劇が起きていきます。その謎や恐怖などは、事故物件よりもインパクトがあるので、ホラー映画としては犬鳴村のほうに軍配が上がるという感じがしますね。
それでも、事故物件のほうがリアリティーがあるので、それぞれに違った魅力があるので見比べてみるのも悪くはないでしょう。
映画『事故物件 怖い間取り』のパンフレット
映画『事故物件 怖い間取り』のパンフレットに書かれている内容を少しだけ紹介します。
主演のコメント
亀梨和也さんは、山野ヤマメのモデルとなった事故物件芸人のタニシさんと会った時のエピソードをいくつか語っています。その不思議な体験を読んでいると、やはり事故物件に住む事がいかに恐ろしいのか、よく分かりますね。
そして、奈緒さんとは初めて会ったとは思えないほど、自然な感じがする素敵な方でしたとコメントしていました。この辺りは、多くのドラマや映画に出演しているので、多くの経験を積んでいる女優さんは違うなと感慨深くなりましたね。
物件の間取り図
パンフレットには、いくつかの事故物件の間取り図が書かれています。その間取り図を見てから、映画を見ておけば、さらに興味がわく事でしょう。
やはり事故物件は、広い間取りであっても家賃は安いので、事故物件と分からなければ契約したくなるものばかりなので、注意しなければいけませんね。
映画『事故物件 怖い間取り』のまとめ
リングの監督 中田秀夫が制作指揮を取った『事故物件 怖い間取り』を映画館で見てきましたが、途中までは良い雰囲気で怖い内容で良かったです。
日常にありふれた賃貸の物件で、心霊現象が出てきて、霊感の弱い山野ヤマメと霊感の強い小坂梓が見えるものに違いがあって、そのギャップが怖さを増幅させてくれました。
しかし、ラストシーンで出てくる黒い人影のような演出はあり得ませんでした。もう少し怖い感じに出現させられなかったのだろうかと思ってしまいましたね。
オカルトネタでは、もう少しで死ぬ人間の前に、黒い人間のような者が出現するというのは定番ですが、ラストの演出だけが雑で残念でした。