映画『ルパン三世 (2014年)』では、ルパン三世(演:小栗旬)のライバル マイケル(演:ジェリー・イェン)が5つの誤算によって計画が狂うので、詳しく解説しましょう。
- 映画『ルパン三世 (2014年)』のキャスト
- 映画『ルパン三世 (2014年)』のストーリー
- 『マイケル(演:ジェリー・イェン)の5つの誤算』
- 映画『ルパン三世 (2014年)』と他の作品を比較
- 映画『ルパン三世 (2014年)』のネットの評価
- 映画『ルパン三世 (2014年)』のまとめ
映画『ルパン三世 (2014年)』のキャスト
日本のアクション映画『ルパン三世 (2014年)』は、2014年8月30日に上映されました(上の画像はTBSオンデマンドの物です)。
監督&脚本&原作
女優&男優
- ルパン三世(演:小栗旬)盗賊として有名な男だが不二子に弱い性格
- 次元大介(演:玉山鉄二)拳銃使いの名人
- 石川五ェ門(演:綾野剛)日本刀で活躍する男
- 峰不二子(演:黒木メイサ)ルパン三世を手玉に取る美人
- 銭形警部(演:浅野忠信)盗賊たちを追いかけ回す警部
- ナローン(演:ウィッタヤー・パンシリガーム)銭形警部の盟友
- マイケル・リー(演:ジェリー・イェン)ルパン三世のライバル
- トーマス・ドーソン(演:ニック・テイト)ルパン三世たちに目をかける盗賊
- ロイヤル(演:タナーヨング・ウォンタクー)マイケルの部下
- プラムック(演:ニルット・シリチャンヤー)マイケルを騙す盗賊の親分
- ミス・ヴィー(演:ラター・ポーガーム)プラムックの秘書
映画『ルパン三世 (2014年)』のストーリー
峰不二子たちは、宝石を奪うために屋敷へ忍び込みますが、お宝を入手する寸前の所でルパン三世に奪われてしまいます。ところが、ルパン三世が橋を通過しようとしたら、マイケルが待ち構えていて、峰不二子の命と交換条件で宝を奪われてしまうのです。
翌日になり、トーマス・ドーソンが開いたパーティーで、峰不二子がマイケルから密かに奪った宝石を見せつけて、今回のヒーローになります。ところが、マイケルの部下 ロイヤルが侵入してきて、親分だったトーマス・ドーソンを射殺してしまいました。
マイケルにとっては、トーマス・ドーソンは親の仇だったのですが、命まで奪うつもりはなかったのに『なぜ、こんな事になってしまったのか』と後悔してしまいます。
それでも、マイケルはルパン三世たちに追われながらも、残る宝物を奪うためにプラムックと取引をする事になりました。ところが、本当の親の仇がプラムックと分かった上に、ロイヤルが以前からプラムックの部下である事も判明。
ロイヤルは、マイケルを裏切って、今まで大事にしていた宝物はプラムックに奪われてしまいました。ルパン三世たちは、一時的にマイケルと手を結んで、プラムックの宝物を奪おうとしますが、上手く行くのでしょうか?
『マイケル(演:ジェリー・イェン)の5つの誤算』
マイケル(ジェリー・イェン)は、5つの誤算があって、予想外の展開になっていきます。その誤算とは以下の通りです。
ロイヤルが勝手にトーマス・ドーソンを殺害
マイケルは、ロイヤルたちを屋敷に侵入させて、トーマス・ドーソンを問い詰めたかったのに、ロイヤルが勝手にトーマス・ドーソンを殺害してしまったので、それ以上問い詰める事ができなくなった上に、峰不二子と疎遠になってしまいます。
親の仇はプラムックだった事
今まで、親の仇はトーマス・ドーソンと思ったのに、実はトーマス・ドーソンは親を裏切っていなくて、プラムックが親の仇と気づいてしまいます。
今まで知らなかったので、逆に親の仇のプラムックの手助けとなる事をしてしまっていて、深く後悔してしまうのです。
ロイヤルは以前からプラムックの部下だった事
マイケルもバカではないので、プラムックと交渉するために、入念な準備をしていました。しかし、部下のロイヤルが以前からプラムックの部下である事は知らなくて、交渉が上手くいかなくなります。
ロイヤルが爆弾を解除していた事
マイケルは、プラムックと交渉が上手くいかない事を予想して、ペンのスイッチを入れたら爆発させるように準備していました。しかし、ロイヤルが裏切ってしまって、その爆弾は解除されていたのです。
ルパン三世と和解
トーマス・ドーソンは「ルパン三世とマイケルが手を握れば無敵だ」と言っていましたが『そんな事がある訳ない』と思っていました。
しかし、親の仇がプラムックとわかってから、ルパン三世と手を握る事になり、これは良い意味で予想外の出来事でした。
映画『ルパン三世 (2014年)』と他の作品を比較
日本の名作アニメを実写化した『ルパン三世』を小栗旬さんが見事に演じきっていましたが、『銀魂』という実写映画でも見事に主役を演じきっています。
どちらともチャラけた主役になっていますが、銀魂のほうがシリアスなシーンが多くなっています。
そのような違いがありますが、小栗旬ファンにとっては、どちらでも様々な表情の小栗旬さんを見られるので、2つの作品を見ておくのも悪くはないでしょう。
映画『ルパン三世 (2014年)』のネットの評価
ネットでは、アニメ版の良さが出ていないと酷評されていました。私個人としては、あのアニメをよくぞここまで実写化できたと拍手を送りたいぐらいです。しかし、あの『ルパンルパァ〜ン』という音楽が流れなかったのは痛恨の極みでしたね。
やはり、BGMはすごく重要なんですよ、これはシン・ゴジラでも同じ事が言えます。
それでも、思ったより悪くはなかっという意見もあるので、実写映画が難しいアニメとしては、やはり製作陣が頑張ってくれた映画でした。
映画『ルパン三世 (2014年)』のまとめ
子供の頃に、よくルパン三世を見ていた世代としては、実写版は興味をそそられるものでしたが、まさか『ルパンルパァ〜ン』というBGMや歌が流れなかったのにはガッカリときましたね。
なぜ、あれを流してくれないかなと思うばかりです。それでも、イケメン俳優の小栗旬さんが見事にルパン三世を演じていましたし、次元大介役の玉山鉄二は凄くカッコよくて良かったです。
まぁ、良い所もあれば悪い所もあるので、難しい映画と言えますが、ルパンファンであれば1度は見ておくのも悪くはないかもしれませんね。