映画『ダークナイト』では、正しい心を持っていたバービーが、ジョーカーの悪巧みにむしばまれて、悪の道に走ってしまうので詳しく紹介しましょう。
- 映画『ダークナイト』のキャスト
- 映画『ダークナイト』のストーリー
- 『悪魔のジョーカーがバービーの良心を破壊』
- 映画『ダークナイト』と他の作品を比較
- 映画『ダークナイト』のネットの評価
- 映画『ダークナイト』のまとめ
映画『ダークナイト』のキャスト
アメリカのアクション映画『ダークナイト』は、日本で2008年8月9日に上映されました。
監督&脚本&原作
- 監督:クリストファー・ノーラン
- 脚本:クリストファー・ノーラン&ジョナサン・ノーラン
- 原作:ボブ・ケイン&ビル・フィンガー
女優&男優
- ブルース・ウェイン(演:クリスチャン・ベール)悪をこらしめるバットマン
- ジョーカー(演:ヒース・レジャー)バットマンにマスクを脱ぐように要求する男
- ハービー(演:トゥーフェイス アーロン・エッカート)ジョーカーに関わり悪に走る男
- レイチェル(演:マギー・ジレンホール)ハービーの恋人
- ルーシャス(演:モーガン・フリーマン)バットマンに使える人物
映画『ダークナイト』のストーリー
ジョーカーは、銀行に侵入して、銀行員の口に爆弾を押し込んで不敵な笑みを浮かべて足早に去っていきます。まるで金目当てというよりは、残酷な犯罪を楽しむために、人を傷つけるかのようでした。
翌日になり、バービーは法廷で恋人レイチェルに「運はつかむためのものだ」とコインを見せつけます。ところが、証人が武器を持っていたので鉄拳をくらわして難しい裁判を乗り切りました。
そんなある日、ジョーカーを逮捕できますが、あるトラップがしかけられてしまってバービーやレイチェルが捕まってしまいます。
トラップが作動して、レイチェルは爆発に巻き込まれて亡くなってしまって、バービーは間一髪の所で助かりますが、恋人を守ろうとして顔半分が大火傷してしまったのです。
バービーは入院してしまいますが、そこにジョーカーが現れて「レイチェルが死んだのは俺のせいじゃない。俺はその時捕まっていた」と囁(ささや)いて、恋人を失ったのはお前らの仲間のせいだとそそのかします。
悪魔の言葉と恋人を失った悲しみが、バービーの心をむしばんで、次々に仲間を襲うようになっていきます。バッドマンは、ジョーカーを捕まえようとしますが、はたしてバービーはどうなってしまうのでしょうか?
『悪魔のジョーカーがバービーの良心を破壊』
バービーは、仲間たちと一緒にジョーカーを追いかけていましたが、悪人たちに捕まってしまって恋人を失ってしまいます。
しかし、ジョーカーが病院に忍び込んで、バービーに「俺が捕まっている時にレイチェルは死んだんだから、恋人を失ったのは俺のせいじゃないぞ」とそそのかされてから、恋人を救えなかったのは仲間たちのせいだと思うようになっていきました。
そして、事もあろうに仲間の家族を人質にして『俺と同じ気分にさせてやる』と思うようになってしまったのです。
正しい考えを持っている人間でも、こんな簡単に人格を破壊されるのかと思わせる内容になっていて、なかなか衝撃的なアクション映画でした。
映画『ダークナイト』と他の作品を比較
映画『ダークナイト』では、正義のバットマンと悪のジョーカーが対立していくので、典型的なヒーロー映画と言えます。
ところが、邦画にも分かりやすい構図になっている作品があって、それが『亜人』です。亜人では、人体実験を受けていた永井圭(演:佐藤健)が、日本社会に復讐しようとする佐藤(演:綾野剛)の誘いに乗らず、多くの人々を守ろうとします。
どちらの映画とも、悪に染まった人物が個性的なキャラクターになっていて、見応えのある作品です。
映画『ダークナイト』のネットの評価
ネットでは「子供の時はバットマンのカッコよさが分からなくても、大人になってか少し分かるようになった」と評価している声があがっていました。実際に、子供が見る分には少し難しい内容になっているので、子供には分かりづらい映画と言えます。
そして「ジョーカーが魅力のある悪役で良かった」と高く評価する声もあがっていて、その個性の強さは圧倒的なインパクトがありましたね。
しかし、悪に対して正義が脆弱(ぜいじゃく)のように感じてしまった方もいて、この辺りはバービーの悲しい結末が視聴者に大きな影響を及ぼしたのでしょう。
映画『ダークナイト』のまとめ
ダークナイトでは、ジョーカーという絶対的悪が暴れまわって、それにバットマンが対抗しようとします。かなり分かりやすい構図で、このあたりが邦画と洋画の決定的な違いだなぁと感慨深くなりました。
しかし、今作は、それだけではなくてジョーカーによって、今まで正しい心を持っていたバービーの人格が狂っていくのは色々と考えさせられるものがあります。
やはり、絶対的な悪がいてこそストーリーは盛り上がるなぁと思いましたが、過激な描写もあるので、親子で見る分には注意したほうが良い映画と言えますね。