映画『怒り』では、女優として活躍する広瀬すずさんが小宮山泉役として出演していましたが、まさに史上最悪の映画と言える内容でした。そこで、なぜ史上最悪の映画なのか?詳しく紹介しましょう。
映画『怒り』のキャスト
映画『怒り』は、2016年9月17日に上映されました。
監督&脚本&原作
- 監督:李相日
- 脚本:李相日
- 原作:吉田修一
女優&男優
- 小宮山泉(演:広瀬すず)純真無垢な女性
- 知念辰哉(演:佐久本宝)小宮山泉の友人
- 田中信吾(演:森山未來)離島に住む男
- 槙洋平(演:渡辺謙)娘を心配する心優しき父親
- 槙愛子(演:宮崎あおい)店の仕事で心身ともにボロボロになる少女
- 田代哲也(演:松山ケンイチ)何か秘密がありそうな男
- 明日香(演:池脇千鶴) 田代を槙愛子に紹介する女性
- 藤田優馬(演:妻夫木聡)男に興味があるイケメン
- 大西直人(演:綾野剛)藤田優馬と愛し合う人物
- 藤田貴子(演:原日出子)藤田優馬の母親
- 薫(演:高畑充希)大西直人と仲の良い女性
- 南條邦久(演:ピエール瀧)凶悪犯罪者を追いかける刑事
映画『怒り』のストーリー
東京都八王子で、家族が惨殺されるという痛ましい凶悪事件が発生してしまいます。南條邦久刑事が現場を捜査しようとしたら、浴室は鮮血に染まっていて、廊下まで血がビッシリとありました。
その頃、千葉では槙洋平が娘の愛子がお店で体を売って仕事をしていて、心身ともにボロボロになっていた事がわかって、すぐに迎えに行きます。
沖縄では、小宮山泉が知念辰哉と一緒に離島までボートで移動していって、そこで風変わりな田中信吾と出会いました。
東京では、藤田優馬が大西直人を押さえつけて男同士で深い関係に陥ってしまいます。警察は、凶悪犯罪を早く解決するために容疑者が変装した場合の写真を公開していましたが、一向に捕まる気配がありません。
そんなある日、槙愛子は父親のもとで働いている田代哲也に惹かれていきましたが、槙洋平は『あいつは身元が怪しいから調べたほうが良いかもしれない』と警戒するようになります。
しかし、怪しい人物は田代哲也だけではなくて、離島に住む田中信吾や、素性が明らかではない大西直人も容疑者の可能性がありました。そのため、周りの人間たちは通報するべきか悩まされますが、犯人は誰なのでしょうか?
『小宮山泉役の広瀬すずがいても史上最悪の映画の訳』
沖縄で、小宮山泉役(演:広瀬すず)が 田中信吾(演:森山未來)を信頼するようになっていても、悲劇が起きてしまいます。それは米兵にレイプ されてしまって、純真な心が破壊されてしまった事です。
さらに、男同士で愛し合うシーンや、酷い事件が起きてしまう所なども描写されていて、この監督はただ単に刺激的な内容を繰り返すことにより興味をひきたいだけのように感じました。
まさに胸糞悪い映画であり、ここまで最悪の映画は見たことがありません。私は広瀬すずファンですが、見てガッカリとしました。事務所も、こんな映画に大事な役者を出すのは辞めて欲しい限りですね。
映画『怒り』と他の作品を比較
映画『怒り』を見たら気分が悪くなるばかりなので、そんな時は『ラ・ラ・ランド』がオススメです。
ラ・ラ・ランドは少し切なくなるストーリーになっていましたが、女優を夢みるミア(演:エマ・ストーン)と理想のジャズを追求するセバスチャン(演:ライアン・ゴズリング)が夢と愛のために必死に生きようとします。
ストーリーは希望が持てる内容ですし、多くの人たちが一斉に踊り出して、そこには夢や明るい希望がつまっていて、後味の良い映画になっています。
刺激だけを求めて映画を作った李相日監督は、ラ・ラ・ランドの製作者の爪のあかでもせんじて飲んだほうが良いでしょうね。
映画『怒り』のネットの評価
史上最悪の映画だと思ってしまいましたが、それはネットで意見を投稿していた方たちも同様で、まさに非難轟々(ひなんごうごう)の嵐でした。
「ただ刺激を求めればいいのか」という非難の声が多くて「この監督は何を考えているのか」という声もあります。
政治色の強い映画であり、気分が悪くなり途中で見るのを辞めた人までいるので、このような映画は制作するべきではありませんね。
映画『怒り』のまとめ
広瀬すずさんが出演していたので、どんな映画かなと思って見たら、史上最悪の内容になっていて『なんだこれは?』と思っていまいました。
事務所も、こんな映画に大事な女優さんを出してはダメだろうと思ってしまいますね。
その他にも刺激的なモノばかりを演出していて、3つの話を同時進行させているだけなので『だから、何なの?何を訴えたいの?米兵と惨殺事件と、どちらを訴えたいの?」と疑問ばかりがつくものですね。
私も日本人として、米兵が沖縄の少女をレイプ した事件を知った時は、怒りに震えた事がありましたが、この映画は結局何が言いたいのか分かりません。
ハッキリ言って、豪華なキャスト陣をここまで無駄に使えるものがあるのかと違う意味で感心してしまいましたね。映画に爽快感や幸福感を味わいたい方は、今後は李相日監督の作品は見ないほうが良いかもしれません。
それほどの胸クソ悪い映画です。
映画『怒り』は史上最悪の内容ですが、それほど悪い内容なのか気になる方は、動画配信『U-NEXT』で見る事ができるので、試しに見ておくのも良いかもしれません。(2020年8月時点)。