大河ドラマ『麒麟がくる 第23回』では、足利義輝に味方しない大名ばかりという内容でしたが、これは史実を捻じ曲げた嘘です。なぜ、そう言い切れるのか詳しく紹介しましょう。
- 大河ドラマ『麒麟がくる』シリーズを見られる動画配信
- 大河ドラマ『麒麟がくる 第23回』のキャスト
- 大河ドラマ『麒麟がくる 第23回』のストーリー
- 『足利義輝に味方しない大名ばかりというのは嘘』
- 大河ドラマ『麒麟がくる 第23回』のまとめ
大河ドラマ『麒麟がくる』シリーズを見られる動画配信
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大河ドラマ『麒麟がくる 第23回』のキャスト
大河ドラマ『麒麟がくる 第回』は、2020年月日に放送されました。
脚本&語り
女優&男優
大河ドラマ『麒麟がくる 第回』に出演する俳優や女優さんたちです。
明智家
将軍家
織田家
その他
大河ドラマ『麒麟がくる 第23回』のストーリー
明智光秀は、織田信長に上洛するようにお願いしようとしますが、美濃の土豪たちに手を焼いて3年もの戦に明け暮れていたのです。そのため、織田信長は上洛してくれなかったのですが、変わりに木下藤吉郎が相手をしてくれる事になったのです。
まるで、猿のような顔をした男だったので、明智光秀は『得体の知れぬ奴だな』という表情を浮かべますが、ここで思いがけない情報を知らされます。
それは、三好一派が将軍 足利義輝を闇討ちするというものでした。仮にも征夷大将軍が、家臣に闇討ちされるとは、どういう事だと憤慨して、明智光秀は急いで松永久秀に謁見します。
松永久秀は「値打ちは周りの者が決める。残念だが将軍 足利義輝様は人心が離れた。しかし、息子には将軍を討つなと言うておる。安心いたせ」と言ってきて、あくまでも京都から追い出すだけだと力説されてしまうのです。
明智光秀は、もはや大名たちから協力を得る事は不可能だと感じてしまって、再び足利よてるに謁見します。しかし、足利義輝は叱責せず、長旅の苦労について労いの言葉を与えてくれました。
足利義輝は、どの大名も味方はせぬと投げやりになってしまいますが、はたして将軍家はどうなってしまうのでしょうか?
『足利義輝に味方しない大名ばかりというのは嘘』
足利義輝に味方する大名は全くいない内容で、ストーリーは進行していましたが、史実は違います。
越後の戦国大名 長尾景虎(上杉謙信)は、武田家と激しい戦いを繰り広げていて、関東の北条家とも争っていました。そのような大変な状況にも関わらず、京の都に上洛して、足利義輝のために苦心していたのです。
そのため、足利義輝の喜びは大きなものであり、のちに『輝』の字を貰い受けて、上杉輝虎と名乗ったほどです。そのような事を考えたら『麒麟がくる』で、どの大名も味方しないというのは、史実を捻じ曲げた嘘と言い切れます。
このように、主人公をよく見せるために、史実を捻じ曲げるのが大河ドラマの悪い所ですね。
大河ドラマ『麒麟がくる 第23回』のまとめ
上杉が将軍のために味方しないという言葉には、越後人(新潟県出身者)としての血が、ビビビッと反応してしまいましたが、全体的にはまずまず面白い内容でしたね。
しかし、駒のくだりは要らないなぁと思ってしまいます。コロナウイルス で内容が限られているので、史実に関係のない話は極力削って欲しいです。
そんな事を出すぐらいであれば、織田信長と斎藤家の戦を出して欲しいと思ってしまいます。
今後は、足利義昭がどのように越前まで逃れるのか?その辺りに注目していきたい所です。