フランクリン・ルーズベルトの最大の誤算?ドラマ『映像の世紀 7集』

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ドラマ『映像の世紀 7集 勝者の世界分割』では、アメリカ合衆国フランクリン・ルーズベルト大統領が、最大の誤算を起こしてしまうので詳しく解説しましょう。

ドラマ『映像の世紀 7集』のキャスト

NHKのドラマ『映像の世紀 7集』は、1995年10月21日に放送されました。

ドラマ『映像の世紀 7集』のストーリー

連合国は、ドイツを降伏間近に追い込んだので、ヤルタで、これからの総攻撃や戦後処理について話し合う事になります。しかし、イギリスのチャーチルソ連スターリンは、お互いを嫌いあっていたので大きな火花を散らす事になるのです。

それに引き換え、ルーズベルトチャーチルの理想主義には付き合ってられないと思っていましたが、スターリンのほうが歩調が合うと思っていました。

日本やドイツが降伏した後は、連合国によって、どこの領土をどこの国が統治するのか決められていきます。しかし、日本とアメリカ合衆国の戦争は、そう簡単に終わる事はなかったのです。

日本の本土に近づくにつれて、日本軍の抵抗は激烈なものになっていき、硫黄島では米兵が2万人以上も死傷者が出てしまったのです。やはり日本を降伏させるには、ソ連の協力が絶対に不可欠でした。

そこで、スターリンに千島諸島・南樺太・旅順などをあげる条件付きで対日参戦してもらう事になったのです。日本は頼みの綱と思っていたソ連に裏切られてしまって、ついに降伏。

これで連合国の思惑通りに世界が動いていくかと思われましたが、スターリンルーズベルトチャーチルとの約束を破ってしまい、冷戦の時代を迎える事になるのです!

フランクリン・ルーズベルトの最大の誤算』

フランクリン・ルーズベルトの最大の誤算とは何か?それは共産主義を甘く見すぎた所にあります。

ルーズベルトは、日本が何も考えず、ただ領土がほしくて戦争をしていたと思い込んでいたフシがあります。それはマッカーサーも同様です。

しかし、日本が戦争をしかけた理由はいくつもあって、領土が欲しかった以外にも、共産主義の脅威を抑えるという事もあったのです。日本は皇国であり、共産主義は脅威以外のなにものでもありませんでした。

そのため、共産主義を抑えるためにシベリアへ出兵していき、そこから軍部がしだいに暴走していって、日中戦争から太平洋戦争へと発展していった経緯がありました。

しかし、日本を降伏させた事により、それまで日本が抑えていた共産主義の脅威をアメリカ合衆国が引き受ける事になります。

それは、ソ連との軍拡競争・朝鮮戦争ベトナム戦争であり、アメリカ合衆国の国力をおおいにそぐものでした。朝鮮戦争が起きるようになってから、ようやくマッカーサーは、日本がなぜ大陸へ積極的に軍を出兵したのか分かりましたが、もう手遅れでした。

チャーチルはずっと「スターリン共産主義は信用してはいけない」とアメリカ合衆国に言いつづけましたが、耳を貸してもらえませんでした。

ルーズベルトたちはポーランドで民主的な選挙を行うようにと約束をしていたのに、スターリンはそれを一方的に打ち破り、イギリスに亡命していた政権の者たちを逮捕してしまいます。

アメリカ合衆国が、ソ連に対抗しようとするのは、ルーズベルトが亡くなって、トルーマンが大統領になってからでした。

ドラマ『映像の世紀 7集』のまとめ

第7集を見ていたら、ルーズベルトはやってしまったなと思ってしまいましたね。日本を追い込みに追い込んで、戦争をするまで追い詰めたのがルーズベルト政権でした。

かの悪名高きハル・ノートをつきつけて、日本は『もう戦争するしかない』と腹をくくってしまいます。東條英機は、昭和天皇からの『戦争回避』という意思を守るために、中国からの撤退すら模索していました。

しかし、アメリカ合衆国は全ての地域から撤退するように要求してきました。

後にインドのパール判事は「もしハル・ ノートと同じような通牒を受け取ったなら、たとえモナコルクセンブルクのような小国といえども、 矛をとって立ち上がったであろう」と言ったほどです。

そんなアメリカ合衆国が、共産主義と戦争して苦しむようになったのは、自業自得と言わざるを得ません。

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