映画『愚行録』で、 田中光子役として出演している満島ひかりさんは、実は女性役がイヤだと激白していました。なぜ、女性役がイヤなのか?田中光子役もイヤだったのか詳しく紹介します。
映画『愚行録』のキャスト
映画『愚行録』は、2017年2月18日に上映されました。
監督&脚本&原作
女優&男優
- 田中武志(演:妻夫木聡)事件を追うジャーナリスト
- 田中光子(演:満島ひかり)田中武志の妹
- 田向浩樹(演:小出恵介)事件の被害者
- 夏原-田向友希恵(演:松本若菜)田向浩樹の妻
- 稲村恵美(演:市川由衣)田向浩樹に会社を紹介する女性
- 宮村淳子(演:臼田あさ美)稲村恵美に対抗心を燃やす
- 尾形孝之(演:中村倫也)宮村淳子から夏原に乗り換える男性
- 山本礼子(演:松本まりか)男性社員に遊ばれてしまう女性社員
- 渡辺正人(演:眞島秀和)田向浩樹の同僚
- 橘美紗子(演:濱田マリ)田中光子の弁護士
- 杉田茂夫(演:平田満)精神科医で田中光子をカウンセリング
- 武志(演:山下容莉枝)田中光子の母
- 村本(演:小松勇司)田向浩樹の同僚
映画『愚行録』のストーリー
田中武志は、会社で「あの事件をもう1回調べたいんです」とお願いをして、いつもは厳しい上司が、なぜか、その申し出を聞き入れます。
他の社員から「そんなに優しかったですか?」と聞かれますが「それは、妹さんがああなってしまえばな」と同情されていたのです。実は、田中武志の妹の光子はある犯罪を犯していて、刑務所の中にいました。
田中武志は、なぜ田向一家が惨殺されなければいけなかったのか?詳しく調べていったら、田向浩樹は飲み会で知り合った山本礼子と、その日のうちに深い関係に落ちてしまった事が分かります。
しかし田向浩樹は「会った日のうちに寝てしまう軽い女を彼女にするなんて嫌だよ」と同僚の渡辺正人に愚痴をこぼしてしまうような男でした。実は、田向浩樹は会社に入る前に、コネ入社のために、いろいろな女性を利用するような男だったのです。
それでも、惨殺されるほどの人間には見えなかったのですが、田向浩樹の妻の友希恵は学生時代にトラブルを起こしていた事もあって、妻のほうに怨恨の可能性もありました。はたして犯人は誰なのでしょうか?
『田中光子役の満島ひかりは女性役がイヤと激白』
映画『愚行録』では、満島ひかりさんは犯罪者役でありながら、少女時代は被害者だったという難しい役を熱演していました。
ところが、満島ひかりさんは「女性役ばかりはイヤだ」と激白していました。つまり、女性役がイヤという訳ではなくて、たまには男性役もしてみたいという事なんですね。
このような事を激白したのは、女優なのに明智小五郎役では男性役を演じていて、自由度が高かったからでした。
愚行録では、注目度の高い役を演じていますけど、やはり女優として様々な役を演じたいのでしょう。
映画『愚行録』と他の作品を比較
映画『愚行録』に出演していた満島ひかりさんは、映画『デスノート』シリーズにも出演しています。
デスノートシリーズでは、主役の夜神月の妹の夜神粧裕役として出演していました。純粋な性格をしていて、兄の潔白を信用していますが、今作でも同じように兄だけを信用する妹役として出演しています。
なぜか、映画では妹役として出演している事が多いのですが、もしかしたら、男性が守ってあげたいと思わせるオーラみたいなものがあるのかもしれませんね。
映画『愚行録』のネットの評価
ネットでは、原作ファンの間で、原作の内容をだいぶ省略していると不満を抱いている方がいました。この辺りは、映画には制作時間が限られているので、仕方のない所でしょう。
そして、可愛すぎるのも罪なのかと絶句する方もいて、この辺りは思いがけないストーリーになっているので、ミステリー映画が好きな方であれば満足できる可能性は高いでしょう。
映画『愚行録』のまとめ
愚行録では、ストーリーの先が読めない感じになっているのは良いのですが、娘が父親にレイプされてしまうのは、ありがちなパターンなので『またか』と食傷気味になってしまいました。
もう、このパターンは良いんじゃないのかなと思ってしまいますね。こういった映画は、悪い影響を与えるだけで、良い事はないような気がします。
そして、田向浩樹が女性社員と遊んでしまって飽きたら捨てるようなクズだったのに、同僚の渡辺正人が「なんで、あんな良い奴(田向浩樹)が殺されなあかんのですかね」と言った時に唖然としてしまいました。何が良い奴なのかサッパリ分かりません。
不満が多く残るミステリードラマでしたが、満島ひかりさんが犯罪者役として演じるのは珍しいので、満島ひかりファンであれば見ておく価値はあるでしょう。
動画配信『Amazonプライム・ビデオ』であれば、映画『愚行録』を見る事ができます。