映画『風の谷のナウシカ』では、アスベルの魂の叫びがナウシカの心を震わせるので、詳しく解説しましょう。
- 映画『風の谷のナウシカ』のキャスト
- 映画『風の谷のナウシカ』のストーリー
- 『アスベルの魂の叫びがナウシカの心を震わす!』
- 映画『風の谷のナウシカ』と他の作品を比較
- 映画『風の谷のナウシカ』のネットの評価
- 『風の谷のナウシカ』のグッズ
- 映画『風の谷のナウシカ』のまとめ
映画『風の谷のナウシカ』のキャスト
映画『風の谷のナウシカ』は、1984年3月11日に上映されましたが、最近でも2020年6月26日に再上映されました。
監督&脚本&原作
声優
映画『風の谷のナウシカ』に参加している声優さんたちは、以下の通りです。
風の谷
- ナウシカ(声:島本須美)風の谷の姫
- ジル(声:辻村真人)ナウシカの父親
- ユパ(声:納谷悟朗)ナウシカの良き相談役
- 大ババ(声:京田尚子)ナウシカの父に寄り添う人物
- ミト(声:永井一郎)ナウシカに従う人物
- ゴル(声:宮内幸平)ナウシカに汚れた手を褒められる老人
- テト(声:吉田理保子)ナウシカのペット
ペジテ
トルメキア
映画『風の谷のナウシカ』のストーリー
巨神兵が暴れまわって、巨大産業文明は廃れてしまいました。大地は錆とセラミック片に覆われてしまった上に、多くの毒を出してしまう腐海の森が広がっていったのです。
しかし、風の谷だけは海から吹く風によって綺麗な世界が広がっていて、ナウシカたちは幸せな毎日を送っていたのです。そこへ巨大船が墜落してきたので、急いで救出しようとしますが、トルメキアに捕まっていたラステルは生き絶えてしまいます。
実は、この巨大船には完成されていない巨神兵が乗っていたのです。翌日になり、大国トルメキアは巨神兵を奪還するために、風の谷を侵略して、ナウシカの父は射殺されてしまいます。
ナウシカは哀れにも辺境へ連行されていきますが、その途中でラステルの兄のアスベルが次々にトルメキア船を撃墜!しかし、アスベルは反撃にあって撃墜されてしまって、ナウシカとアスベルは腐海に沈んでいくのです。
ところが、腐海の底は美しい世界が広がっていて、オウムと恐れられる巨大生物は腐海を広げる事によって、美しい世界を再構築していました。その光景に涙を流すナウシカですが、世界はどうなってしまうのでしょうか?
『アスベルの魂の叫びがナウシカの心を震わす!』
ペジテはトルメキアに侵略されていたので、オウムを使ってトルメキアに反撃しようと企んでいました。オウムは、少し芋虫に似ている生物ですが、厚い甲羅に覆われていて、その巨大さから突撃されたら、国は滅ぶと言われていたのです。
実際に、人間が何度も腐海を焼こうとしたら、そのたびに、激怒したオウムたちが国を亡ぼそうとしてきました。
アスベルもオウムを使って、トルメキア軍を襲おうとしている事は知っていました。しかし、アスベルはナウシカに命を助けてもらったので、風の谷まで襲おうとした計画を知って、オウムによる攻撃を辞めさせようとします。
しかし、ペジテの人間はトルメキアが憎くて、その話に耳を傾けません。そこへトルメキアが襲ってきたので、アスベルはナウシカに「風の谷を助けられるのは君だけだ!頼む行ってくれ!僕たちのために行ってくれ!行けナウシカーーー!」と叫ぶのです。
ナウシカは「アステル!」と心配になりますが、アステルの魂の叫びに心を震わされて、急いでオウムの進撃を止めようとしたのです。
映画『風の谷のナウシカ』と他の作品を比較
ジブリの名作と言えば『風の谷のナウシカ』ですが、それに対抗できるものとしては『もののけ姫』ではないかと思ってしまいます。
風の谷のナウシカは世界が荒廃した後の話ですが、もののけ姫は文明が生まれようとしていた時の話になります。
まだ神々が生きていて、人間が産業革命を起こす前なので、古来の人間の生き様について考えさせられる映画です。
この映画では、主役のアシタカが「生きろ」と叫ぶ所が印象的ですが、ジブリのスタッフたちは、途中で命を投げだないようにして欲しいと考えて、このような作品にしたかったのかなと感じてしまいますね。
映画『風の谷のナウシカ』のネットの評価
ネットでは、ジブリの名作中の名作という評価が多くあって、いかに大勢の方たちから愛されている映画か分かります。
コメントを投稿している方たちの中には、子供たちのために残したい映画と評価している声もあって、これは『となりのトトロ』と同じぐらい日本に残って欲しいと思われている作品なのでしょう。
『風の谷のナウシカ』のグッズ
風の谷のナウシカのグッズ『メーヴェ キーチェーン』は、ナウシカが載っていたメーヴェがキーチェーンになっている物です。
価格は少し高めですが、ナウシカファンであれば買っておいて損はしないでしょう。自分もお金があれば買ってみたい物と思ってしまいますね。
映画『風の谷のナウシカ』のまとめ
人間の文明が、完全に衰退して、オウムによって腐海が広められていく物語ですが、その圧倒的なスケールに、最初に見た時は『本当にアニメか?』と衝撃を覚えましたね。
今までのアニメとは段違いだったので、ジブリという名前はすぐに覚えられました。
その後も、ジブリは数多くの名作を作り出していきますが『風の谷のナウシカ』・『魔女の宅急便』・『耳をすませば』は、今でも自分のトップ3のアニメ映画ですね。
やはり、アスベルがナウシカを風の谷を行かせようとした時のBGMは良いですね。美しい映像や心が躍る音楽などを思い返せば、やはり『風の谷のナウシカ』は日本が誇るアニメ映画と言えます。
2023年には『君たちはどう生きるか』が上映される予定のようですが、確か宮崎駿監督はもうアニメは作らないと言っていたような気もしますが、まぁ楽しみにしたい映画なので頑張って制作して欲しいです。