大河ドラマ『麒麟がくる 第26回 』では、明智光秀が朝倉義景から織田信長に寝返ってしまうので、なぜ朝倉義景を見限ったのか?その理由を5つまで紹介しましょう。
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- 大河ドラマ『麒麟がくる 第26回』のキャスト
- 大河ドラマ『麒麟がくる 第26回』のストーリー
- 『明智光秀が朝倉義景を見限った5つの理由』
- 大河ドラマ『麒麟がくる 第26回』のまとめ
大河ドラマ『麒麟がくる』シリーズを見られる動画配信
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大河ドラマ『麒麟がくる 第26回』のキャスト
大河ドラマ『麒麟がくる 第26回』は、2020年10月4日に放送されました。
脚本&語り
女優&男優
大河ドラマ『麒麟がくる 第26回』に出演する俳優や女優さんたちです。
明智家
朝廷
将軍家
織田家
その他
- 朝倉義景(演:ユースケ・サンタマリア)越前の大名
- 伊呂波太夫(演:尾野真千子)旅芸人の女座長
大河ドラマ『麒麟がくる 第26回』のストーリー
足利義栄は、あまり朝廷に良質な銭を送っていなくて、評判はすこぶる悪くなっていきました。そのため、朝廷内では足利義栄を将軍に推挙した関白に対して、批判の声が強余っていきます。
越前では、朝倉義景が上洛の決意を固めていましたが、朝倉景鏡ら重臣は反対してしまうのです。しかし、三淵藤英から「朝倉様が動けば、他の大名たちも動きます」と推されて、朝倉義景は上洛を決断!
ところが、明智光秀は『上洛をするのであれば、朝倉義景様よりも、織田信長様のほうが良い』と思って、密かに織田信長に謁見します。
そこで「美濃と尾張の兵を動員すれば、南近江の六角には勝てるでしょう。そして三好は松永と戦をしていて、都は手薄なので、今こそ上洛の好機!」と強く勧めます。
織田信長は、その言葉に耳を傾けて「よく分かった」と上洛する事を決断したので、明智光秀は、足利義昭に、美濃へ向かうように勧めます。
しかし、その動きを知った朝倉義景は激怒して、国境を封鎖しようとするのです。はたして、明智光秀たちは美濃へ向かう事ができるのでしょうか?
『明智光秀が朝倉義景を見限った5つの理由』
明智光秀が、朝倉義景から織田信長に寝返ってしまいますが、それには5つの理由があったので詳しく紹介しましょう。
1:織田信長の才能
織田信長は、若年ながら尾張を統一して、今川義元を打ち破り、美濃さえも統一しました。
それに引き換え、朝倉義景は武士としての経験があまりにも乏しくて、上洛するのであれば、織田信長に賭けたいと思っても不思議ではありません。
2:出世できる可能性
織田信長は才能さえあれば、いくらでも取り立てる所があったので、血筋や家柄ばかりにこだわる朝倉義景よりも、織田信長のほうが魅力的に映った事でしょう。
明智光秀は、土岐源氏の血を引くとは言っても、越前では客将にしか過ぎません。それを考えたら、少しは自分も出世してみたいと考えて、織田家に走った可能性があります。
3:家臣団の違い
朝倉家の家臣団は一枚岩ではなくて、後に朝倉義景を裏切る者が続出してしまいます。それに引き換え、織田信長は信之一派を完全に服従させたので、鉄のように硬く団結していました。
戦をするには、家臣団の団結が重要になるので、明智光秀ほどの人物であれば、両家の家臣団の違いを見抜いていたのでしょう。
4:織田信長の外交戦術
越前の朝倉家には、味方になりそうな大名は浅井家程度でした。それに引き換え、織田信長は、斎藤家と同盟を結んで今川に対抗しようとして、桶狭間の合戦の後は松平と手を結んで東を固めました。
上洛ともなれば、長い間に渡って国を留守にしなければいけないので、どちらの大名が京の都へ上洛しても大丈夫か?冷静に判断して、織田信長に賭けたと考えられます。
5:朝倉義景の優柔不断さ
明智光秀が朝倉義景を見限った理由として、最も可能性が高かったのが、朝倉義景の優柔不断さでしょう。
朝倉義景は、しばらく足利義昭を越前にかくまっていたのに、全く上洛しようとしません。この様子を見ていた明智光秀は『この主君では、上洛をして幕府を再興する事など無理だ』と思った事でしょう。
大河ドラマ『麒麟がくる 第26回』のまとめ
第26回では、ついに明智光秀が朝倉義景を見限ってしまいますが、これは必然の結果と言えるでしょう。しかし、幕府を再興しようとする明智光秀と、新時代を作り上げようとする織田信長の考えは決定的に違います。
その違いが、この後どうなっていくのか?そこに注目していきたい所ですが、織田信長と朝倉義景が戦う時に、明智光秀の戦いぶりも期待したい所です。
それにしても、朝倉義景は優柔不断の所とか、子供を溺愛する所などが、本当に三国志の袁紹によく似ているなぁと思ってしまいましたね。これほどの男が、越前という大国を統治していたのだから、恐ろしいものです。