正吉と権太たちが人間の暴走を止める方法はあった?映画『平成狸合戦ぽんぽこ』

ジブリ映画『平成狸合戦ぽんぽこ』では、正吉と権太たち狸が、人間の暴走とも言える乱開発を止めようとします。その方法は、狸が変化(へんげ)するものでしたが、それよりも人間の乱開発を止める方法があったと思うので、詳しく解説します。

映画『平成狸合戦ぽんぽこ』のキャスト

ジブリ映画『平成狸合戦ぽんぽこ』は、1994年7月16日に上映されました。

監督&脚本&制作

声優

主題歌

映画『平成狸合戦ぽんぽこ』の主題歌は、上々颱風の『いつでも誰かが』です。 

映画『平成狸合戦ぽんぽこ』のストーリー

多摩丘陵には、多くの狸たちが生息していましたが、人間は『多摩ニュータウン』を建設しようと企んでいました。このままでは、狸たちの生きられる場所が無くなってしまうと危機感をつのらせて、会議を開く事になります。

強硬派の筆頭である権太は「人間なんて皆殺しにしてしまえばいいんだ!」と主張しますが、穏健派の筆頭である正吉は「いや人間を侮る事はできませんよ」と反論してしまうのです。

このまま膠着状態が続いてしまえば、次々に狸の生きられる場所が少なくなってしまうと考えて、狸の得意技である『変化(へんげ)』を使って、人間を驚かせて暴走を止めようとます。

しかし、中世の頃であればともかく、科学技術が発達した現代では、変化をしても人間は気にする事もなかったのです。それどころか、人間は狸の変化を格好のPR材料に使えると思って悪用する始末。

はたして、正吉たちは人間の乱開発を止める事はできるのでしょうか?

『正吉と権太たちが人間の暴走を止める方法』

正吉と権太たちが人間の暴走を止める方法は、変化ではなくて、幽霊として出現していたら、人間の暴走を止める可能性が十分にあったと考えられます。

なぜなら、今まで本当に『呪い』や『幽霊』によって開発が中断された事があったのです。

その最たる例として『平将門の怨霊』があります。

平将門は、天皇に逆らって『新皇』を名乗った事から、叛逆の罪で討伐されてしまいました。しかし、平将門の首は胴体を求めて、空を飛んで行ったという逸話が残されているほどです。

平将門首塚は、何回も工事で取り壊そうとしましたが、その度に関係者の病死や事故が相次いでしまって、首塚は壊される事はありませんでした。

この事から、正吉と権太たちも幽霊に化けて、呪いのような噂を撒き散らしておけば、事態は変わっていたかもしれません。

映画『平成狸合戦ぽんぽこ』のグッズ

ジブリ映画平成狸合戦ぽんぽこ』のグッズの中には、ペーパークラフトの商品が販売されています。

少しブサイクっぽい狸のキャラクターですが『和』の感じがするので、アジアンティストの部屋に合いやすいグッズになっています。

映画『平成狸合戦ぽんぽこ』と他の作品を比較

ジブリ映画『平成狸合戦ぽんぽこ』は、狸たちが人間の乱開発を止める作品でしたが、それは『もののけ姫』にも共通している所があります。

もののけ姫は、人間たちが神々を敬おうとせずに、シシ神の首を狙おうとします。さらに自然を破壊するシーンまで出てくるので、この映画では『生きる事の大切さ』と『自然のありがたさ』も描かれていました。

少しシリアスなシーンが多い映画になっていますが、今でもゴルフ場やスキー場などで自然を乱開発する行為が終わろうとしていないので、もののけ姫も見ておいて、自然と人間のあり方について考えてみる事をオススメします。

映画『平成狸合戦ぽんぽこ』のまとめ

狸たちが主題になる映画というのは、意外と少ないので『平成狸合戦ぽんぽこ』は貴重な作品と言えます。

しかも、多摩ニュータウンの話まで出てきて現実感があるのも、なかなか良かったですね。自分の故郷は田舎なほうなので、少し山道をドライブしたら、そこには車にはねられて殺されてしまった狸の死体を何回も見た事があります。

それを見るたびに『人間は罪深い生き物だよな』と思ってしまいましたね。

この映画では、狸たちの恋愛シーンも出てきて、心がほっこりとする所もありますが、人間・野生動物(狸や狐)・自然などのありかたについて描かれているので、日本人として見ておく価値はあるでしょう。