実写映画『魔女の宅急便』では、キキが修行の旅に出かけようとしたら、母親から心配されてしまいますが、その心配は的中してしまいます。そこで、どのような不安が的中してしまったのか?詳しく解説しましょう。
- 実写映画『魔女の宅急便』のキャスト
- 実写映画『魔女の宅急便』のストーリー
- 『キキの母親の不安が的中』
- 実写映画『魔女の宅急便』が見られる動画配信
- 実写映画『魔女の宅急便』と他の作品を比較
- 映画『魔女の宅急便(実写版)』のまとめ
実写映画『魔女の宅急便』のキャスト
映画『魔女の宅急便(実写版)』は、2014年3月1日に上映されました。
監督&脚本&原作
女優&男優
- キキ(演:小芝風花)空を飛ぶ事しか出来ない魔女
- ジジ(声:寿美菜子)キキに寄り添う黒猫
- オキノ(演:筒井道隆)キキの父親
- コキリ(演:宮沢りえ)キキの母親
- とんぼ(演:広田亮平)空を飛ぶ事を夢みる少年
- おソノ(演:尾野真千子)パン屋の女主人
- すみれ(演:吉田羊)洗濯物を干そうとする女性
- ナヅル(演:新井浩文)キキを目の敵にする人物
- 園長(演:志賀廣太郎)動物園の経営者で優しい性格
主題歌
映画『魔女の宅急便(実写)』の主題歌は、倉木麻衣さんの『Wake me up』です。
実写映画『魔女の宅急便』のストーリー
東洋のある街では、まだ魔法が信じられていて、コキリは魔法で作った薬を売っていました。周りの住民たちから薬は必要とされていて、幸せな生活を送っていたのです。
ところが、コキリの娘のキキは、母とは違って目立ちたがり屋の性格で、母から「魔女は目立たないようにしなければ、周りと軋轢を生む」と厳しく怒られてしまいます。
しかし、キキは、そんな母親をうっとうしく感じて、一刻も早く修行の旅に出かけていくのです!
キキは、黒猫のジジと一緒にホウキに乗って、ある街に降り立ちますが、泊まれる所が見つからなかったので動物園の所で寝泊まりしてしまいます。
ところが、翌日になって、飼育員のナヅルに見つかり「何してんだ、お前は!」と追い出されてしまうのです。キキは、どこへ行こうか悩んでいたら、パン屋のおソノから「よかったら、ウチに住まないかい?」と声をかけられました。
行くあてがないキキは、おソノの家の天井裏に住み初めて、自分の才能を生かして魔女の宅急便を始めますが、周りから恐ろしい魔女と噂されてしまい、絶望してしまうのです。
さらに、キキは空を飛べなくなってしまいますが、この先どうなってしまうのでしょうか?
『キキの母親の不安が的中』
キキの母親コキリが、人間と上手くコミュニケーショを取っていたのに、キキは周りから恐ろしい魔女と言われてしまいます。
その違いは何だったのでしょうか?それは母親のほうはあまり目立とうとせず、つつましい生活を送っていたのに対して、キキは魔法を派手に使おうとして職業名にも『魔女』を使っていた所でしょう。
母親は「魔女が人間と上手くやっていくには、あまり目立たないようにする事が大事」とさとしていましたが、娘のキキは聞く耳を持ちません。この不安が的中してしまって、キキは物を届けても『魔女の呪い』と言われて、物を返されてしまうのです。
キキは次第に追い詰められていって、ついには空を飛べなくなってしまって、ドンドン絶望の底に突き落とされていきます。
実写映画『魔女の宅急便』が見られる動画配信
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実写映画『魔女の宅急便』と他の作品を比較
アニメを実写化したものは『魔女の宅急便』だけではなくて『NANA』というモノもあります。
NANAは、多くの俳優さんがアニメ版のキャラクターに合っていなかったのですが、ナナ役の中島美嘉さんと、ハチ役(奈々)の宮崎あおいさんがまさにハマり役だったので、多くの方たちから絶賛されました。
どちらともアニメ版に近いとは言い難いのですが、2つの作品を見比べてみたら、製作者たちがアニメ版に少しでも近づけようとした努力を見る事ができますね。
映画『魔女の宅急便(実写版)』のまとめ
ジブリ映画の中でも、魔女の宅急便は凄く好きな方の作品なので、実写版を試しに見てみましたが、小芝風花さんはキキの雰囲気とよく合っていて良かったですね。
しかし、おソノ役の尾野真千子さんが痩せている状態だったので、これにはガッカリとしました。そこはぽっちゃりとして欲しかったですね。
ジブリ版では外国の港町が舞台だったのに、実写版では東洋の街が舞台になっていましたが、やはり東洋の街に魔女という設定は無理があるような気がします。
もう少し良い感じに仕上がりそうだっただけに少し残念な実写映画となってしまいました。