映画『千と千尋の神隠し』では、ハクの性格が優しくなったり冷たくなったりしますが、それはなぜなのか?考察してみたので参考にしてみて下さい。
- 映画『千と千尋の神隠し』のキャスト
- 映画『千と千尋の神隠し』のストーリー
- 『ハクの性格が優しくなったり冷たくなったりする理由』
- 映画『千と千尋の神隠し』と他の作品を比較
- 映画『千と千尋の神隠し』のグッズ
- 映画『千と千尋の神隠し』のまとめ
映画『千と千尋の神隠し』のキャスト
映画『千と千尋の神隠し』は、3回(2001年7月20日・2016年9月10日・2020年6月26日)も上映された人気作品です。
監督&脚本&原作
声優
- 荻野千尋(声:柊瑠美)生きる気力が少ない少女
- 荻野明夫(声:内藤剛志)荻野千尋の父親
- 荻野悠子(声:沢口靖子)荻野千尋の母親
- ハク(声:入野自由)以前から千尋を知っていた少年
- 湯婆婆(声:夏木マリ)湯屋『油屋』の経営者で金にうるさい老婆
- 銭婆(声:夏木マリ)湯婆婆の姉
- 坊(声:神木隆之介)湯婆婆の息子
- 釜爺(声:菅原文太)千尋とハクの関係を見守る人物
- カオナシ(声:中村彰男)千尋に接近する怪しい存在
- リン(声:玉井夕海)途中から千尋を認める女性
- 青蛙(声:我修院達也)湯屋で働いている蛙
主題歌
ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の主題歌は、木村弓さんの『いつも何度でも』です。
映画『千と千尋の神隠し』のストーリー
荻野千尋は、両親と共に引っ越しをしますが、以前の学校の友達を忘れられずに全く無気力な状態に陥っていました。母親が「千尋!あんたしっかりしてよね」とカツを入れようとしても、まったく状況は変わりません。
そんな時に、父親が車を運転していたら、怪しげな建物が並ぶ所へ着きます。『何かのテーマパークかな?』と思った両親が歩き出しますが、千尋は不気味なものを感じて「私、行かないよ」と言いますが、両親は先に入っていきます。
怖くなってきた千尋は両親のもとへ行きますが、父親たちは店で用意していた食事を勝手に食べ始めて「あとでお金を払えば大丈夫」と呑気な事を言う始末でした。
ところが、両親は途中で豚の姿に変えられてしまって、千尋は驚愕してしまいます。両親が食べたものは、神々のために用意されたもので、罰として豚に変えられてしまったのです。
そして、千尋にも危機が迫りますが、ハクという少年に助けられて「湯婆婆のもとで働くしか、ここでは生きられない」と説得されます。
千尋は湯婆婆のもとへ行き、張り裂けんばかりに「ここで働かせて下さい!」と叫びますが、どうなってしまうのでしょうか?
『ハクの性格が優しくなったり冷たくなったりする理由』
ハクの性格が優しくなったり冷たくなったりする理由として、多くの方たちは「湯婆婆に、千尋に優しく接している事がバレないためではないか?」と思ってしまうかもしれません。
しかし、湯婆婆や湯バードに見られていない所でも、ハクは千尋に冷たい視線で「ハク様と呼べ」と高圧的な態度を取ってしまいます。
これは、湯婆婆の部屋の近くにいたら、なんらかの魔法で、ハクの性格が変えられるようになっていたからではないでしょうか?
実際に、外では優しく接していて、こちらのほうが湯婆婆の息のかかった者たちに見られる恐れがあるので、湯婆婆の魔法が効いている時だけ性格が冷たくなってしまって、魔法の効き目が薄れた時だけ性格が優しくなってしまうのでしょう。
映画『千と千尋の神隠し』と他の作品を比較
ジブリ映画『千と千尋の神隠し』は、神々が多く登場しますが、どこか妖怪のようにも見えてしまいます。
妖怪と言えば『ゲゲゲの鬼太郎』を思い出す方は多いかもしれませんが、その他にも『DESTINY 鎌倉ものがたり』もあります。
この映画は、鎌倉に引っ越してきた夫婦が、多くの妖怪を目撃していきますが、妻の一色亜紀子(演:高畑充希)が黄泉の国へ連れ去れてしまうのです。
夫の一色正和(演:堺雅人)はは何とか妻を助けに行きますが、黄泉の国の不思議な感じが、千尋が迷い込んだ世界と似ている所があって、何かと共通点の多い映画になっています。
映画『千と千尋の神隠し』のグッズ
不思議な世界を描いた映画『千と千尋の神隠し』は、様々なグッズが販売されているので、紹介しましょう(2020年10月時点)。
マトリーショカ
千と千尋の神隠のキャラクターが『マトリーショカ』で登場しました。その愛くるしい姿を近くに置けるので、インテリとして飾っておくのも悪くはないですね。
ハクのコスプレグッズ
切れ長の目に、ツンデレのイケメンキャラクターとして人気の高いハクの衣装が『コスプレグッズ』とし販売されています。派手すぎない衣装なので、ハロウイン以外でも、着用しやすいコスプレと言えるでしょう。
ジグソーパズル
少しサイズ(18.2x25.7cm)は小さくなっていますが『ジクソーパズル』も販売されているので、パズルが好きな方であれば、気分転換に作ってみるのも悪くはないでしょう。
サイズが気になる方は多いかもしれませんが、価格は安めなので、気軽に購入できるのは嬉しい所ですね。
映画『千と千尋の神隠し』のまとめ
妖怪のような神々が多く登場する映画なので、キャラクターの存在感に目を惹きつけられる方は多いかもしれません。
しかし、その他にもヒロインが途中から、ここまで性格が変わるのは、ジブリの中では珍しいほうです。この作品以外で、ヒロインの性格が大きく変化するのは『ハウルと動く城』や『思い出のマーニー』ぐらいではないでしょうか。
ハクのツンデレの性格や、カオナシの不気味な存在など見所は多くありますが、ラストシーンで、陽気な音楽になるのはハマってしまいましたね。