映画『きみの瞳が問いかけている』では、柏木明香里(演:吉高由里子)が、瞳がほぼ見えていないのに、篠崎塁が自分の顔を見ていない事に気付きます。そこで、なぜ見えていない事に気付いたのか?その理由を解説しましょう。
- 映画『きみの瞳が問いかけている』のキャスト
- 映画『きみの瞳が問いかけている』のストーリー
- 『篠崎塁が柏木明香里の顔を見ていない事に気づかれた理由』
- 映画『きみの瞳が問いかけている』と他の作品を比較
- 映画『きみの瞳が問いかけている』のパンフレット
- 映画『きみの瞳が問いかけている』のまとめ
映画『きみの瞳が問いかけている』のキャスト
映画『きみの瞳が問いかけている』は、2020年10月23日に上映されました。
監督&脚本&原作
- 監督:三木孝浩
- 脚本:登米裕一
女優&男優
- 篠崎塁(演:横浜流星)暗い過去を持って、禁断の恋をする男
- 柏木明香里(演:吉高由里子)瞳がほぼ見えない女性
- 大内(演:田山涼成)大内キックボクシングの会長
- 原田陣(演:やべきょうすけ)大内キックボクシングのコーチ
- 大浦美恵子(演:風吹ジュン)修道院のシスター
- 佐久間恭介(演:町田啓太)ウロボロスのリーダー
- 久慈充(演:奥野瑛太)佐久間恭介に従う男
- 坂本晋(演:岡田義徳)ウロボロスに借金をしてしまった男
- 金井(演:般若)極龍連合のリーダー
- 尾崎隆文(演:野間口徹)コールセンターの管理者
- 津ノ森恵子(演:坂ノ上茜)柏木明香里のお店で働く店員
- 麻衣子(演:森矢カンナ)劇中ドラマのヒロイン
- レン(演:三船海斗)劇中ドラマのヒーロー
主題歌
映画『きみの瞳が問いかけている』の主題歌は、BTSの『Your eyes tell』です。
映画『きみの瞳が問いかけている』のストーリー
篠崎塁は、今日から新たに駐車場の管理のバイトをしようとしたら、見た事もない女性がいきなり入ってきて「これどうぞ」と食べ物やお酒を持ってきたのです。 『誰だろう?』と思いながら返事をしたら、逆に「誰……ですか?」と聞かれてしまいます。
どうやら、以前まで働いていた駐車場の管理人のおじいさんに間違えられてしまったのです。彼女の名前は、柏木明香里という女性でしたが、ほぼ瞳が見えなかったので、篠崎塁の事も最初は分かりませんでした。
しかし、声から察するに優しそうなおじさんだと思ったようです。それから二人は親密な関係になっていきますが、コールセンターで働いていた彼女は、自宅で上司に待ち伏せされてしまったのです。
部屋まで入られて、上司から乱暴されそうになりますが、それに気づいた篠崎塁が上司をボコボコにしてしまいます。柏木明香里は「これじゃ、私クビになっちゃうじゃん」と泣きじゃくりますが「俺が責任を取って、明香里さんを守る」と言い放ちます。
しかし、篠崎塁は過去に大きな過ちを犯してしまって、それが原因で彼女の視力や家族を奪ってしまった事に気付いてしまいます。
篠崎塁はかなり危険な地下格闘技でお金を稼いで、彼女の瞳の手術代を稼ごうとしますが、二人の関係はどうなってしまうのでしょうか?
『篠崎塁が柏木明香里の顔を見ていない事に気づかれた理由』
きみの瞳が問いかけている
— 吉高由里子 (@ystk_yrk) 2020年10月23日
公開しました
わちゃわちゃムービー😂
釜山映画祭に
リモートで
参加させていただきました pic.twitter.com/jbfApiYmSI
柏木明香里は、篠崎塁に「私の顔を見ている」と聞いた時に「うん」と言われますが「嘘つき」と言ってしまいます。なぜ、瞳が見えていないのに、それに気づいたのか?
それは、柏木明香里が篠崎塁の顔を両手で優しくつかんでいた事が関係しているでしょう。篠崎塁が少し下のほうを見ていた事は、顔の角度である程度は気付きます。
両手で顔をつかんでいれば、顔の角度をある程度は知る事ができるので、柏木明香里は女の直感で言ったのではなくて、手の感触から自分の顔を見ていない事に気づいたのでしょう。
映画『きみの瞳が問いかけている』と他の作品を比較
映画『きみの瞳が問いかけている』では、篠崎塁(演:横浜流星)が坂本晋(演:岡田義徳)を追い詰めてしまって、飛び降り自殺を誘発してしまいます。
柏木明香里(演:吉高由里子)は、車を運転して、両親を送っている最中に、飛び降り自殺している所を目撃してしまって、周囲の注意力が散漫になってしまいました。
そこで、交通事故を起こしてしまい、自分の視力は失われてしまって、両親は亡くなってしまったのです。まさに、二人は禁断の恋をしてしまいますが、映画『思い、思われ、ふり、ふられ』でも禁断の恋をしている作品です。
思い、思われ、ふり、ふられでは、山本朱里(演:浜辺美波)と山本理央(演:北村匠海)が恋人同士になる寸前で、二人の親同士が再婚をしてしまいます。
二人とも義理の兄弟になってしまったので、自分の恋心を無理に封印しようとする悲しいラブストーリーです。
2つの作品は、それぞれ違いがありますが、禁断の恋をする事では共通するので、両方の作品を見比べてみるのも悪くはないでしょう。
映画『きみの瞳が問いかけている』のパンフレット
映画『きみの瞳が問いかけている』のパンフレットに書かれている内容を少しだけ紹介します。
横浜流星のコメント
横浜流星さんは、もともとスリムな体型をしている方ですが、この作品に合わせるために肉体改造をして、プロボクサーのような体型にする事に成功しました。
その努力の甲斐もあって、周りの方から体が大きなったと言われた時に嬉しかったとコメントしていましたね。
そして、今作の篠崎塁は大事な人を守ろうとして、男の目から見てもカッコよくて、自分もああなりたいと感想を述べていましたが『今でも十分カッコいいのに、どこまでカッコ良くなれば気が済むのだろうか?』と苦笑いするばかりです。
吉高由里子のコメント
吉高由里子さんは「横浜流星さんは多くの映画やドラマに出演しているので、何人いるんだろう」とコメントしていましたが、あの大女優にここまで言わせる横浜流星さんの活躍というのは本当に凄いですよね。
そんな吉高由里子さんは、横浜流星さんに「タメ口禁止だから、私にお前って言ってみて」とかなりの無茶振りをして楽しんでいたようです。
さすがの横浜流星さんも「無理です」と笑ったそうですが、二人が作品を通して楽しい交流をしていた事がよく分かりますね。
映画『きみの瞳が問いかけている』のまとめ
横浜流星さんと吉高由里子さんが豪華共演するという事もある上に、男が過去の過ちに悩みながら禁断の恋に突き進むという予告を見て『これは面白そうだ』と思って、期待していました。
その期待以上の作品になっていましたが、その1つの理由として横浜流星さんの肉体改造の凄さがあげられます。体はひきしまっているのに、メリハリのある隆々とした筋肉美はすごいものがありますね。
あれは男の目から見ても、カッコいい肉体美だと思ってしまいます。自分も、あんなスタイルになりたいものです。
そして、2つ目は吉高由里子さんが本当に目が見えないように演じている上手さですね。目を少しぼーっとしているようにして、目の焦点がどこにもあっていないようにしてるので、本当に盲目のような感じがしました。
それにしても、野間口徹さんはいつも気持ち悪い役ばかりして可哀想だなぁと思ってしまいます。やはり、イケメンはかっこいい役を任されて、野間口徹さんのような人は嫌われ役をやらされてしまうんだなとしみじみと思ってしまいます。