ジブリ映画『レッドタートル ある島の物語』では、男が無人島から脱出するために、イカダを作りますが、赤いウミガメに壊されてしまいます。そこで、なぜ赤いウミガメはイカダを壊そうとしたのか?その理由を考察してみたので参考にしてみて下さい。
- 映画『レッドタートル ある島の物語』のキャスト
- 映画『レッドタートル ある島の物語』のストーリー
- 『赤いウミガメがイカダを破壊した理由を考察』
- 映画『レッドタートル ある島の物語』と他の作品を比較
- 映画『レッドタートル ある島の物語』のまとめ
映画『レッドタートル ある島の物語』のキャスト
ジブリ映画『レッドタートル ある島の物語』は、2016年9月17日に上映されました。
監督&脚本&原作
- 監督:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット
- 脚本:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット&パスカル・フェラン
- 原作:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット
登場人物
- 男
- 女
- 息子
映画『レッドタートル ある島の物語』のストーリー
男は、嵐に巻き込まれて、海のもくずになりそうでしたが、なんとか近くにあった小舟に捕まって九死に一生を得ます。
そして、男がたどり着いたのは、人の気配を感じない無人島だったのです。そこには、ウミガメや鳥たちが暮らしているだけなので、男はイカダを作って無人島からの脱出を目指します。
ところが、イカダを作っては壊されてしまって、再び作ろうとしたら何者かにイカダを壊されてしまうのです。まるで、ここから脱出する事は許さんと言わんばかりに。
男はガックリとうなだれますが、諦める事もなく、大きなイカダを作る事に成功して、大海原に出かけて行きました。そうしたら、赤くて大きなウミガメが現れて、再びイカダを壊されてしまうのです!
無人島に戻った男は『今までの仕業は、赤いウミガメのせいだったんだ』と考えて、赤いウミガメをこらしめようとします。
ところが、数日後に赤いウミガメは亡くなってしまって、男は後悔してしまいました。そうしたら、ウミガメの中から女が現れたのです。男は、ウミガメを殺害してしまった罪滅ぼしをしたいと考えて、意識を失っている女を看病するようになりました。
やがて、男と女の間に息子が生まれますが、息子は外の世界へ旅立っていくのです。はたして、家族はこのままバラバラになってしまうのでしょうか?
『赤いウミガメがイカダを破壊した理由を考察』
赤いウミガメが、イカダを壊してしまうのは、おそらく男に恋をしていて、無人島から出て欲しくなかったからでしょう。
そのため、島でイカダを壊していたのも、やはり赤いウミガメの仕業の可能性が高いと思いますね。
ラストシーンでは、涙を誘う展開になりますが、あのラストシーンを見たら、赤いウミガメが女となって男との愛を結実したかった事がよく分かるハズです。
映画『レッドタートル ある島の物語』と他の作品を比較
ジブリ映画『レッドタートル ある島の物語』では、男と赤いウミガメの恋が実っていきます。
実は、ディズニー映画『ファインディング・ドリー』でも、ウミガメが活躍をして、迷子のドリーと触れ合っていきます。どちらかと言えば、ドリーばかりが目立つ映画ですが、多くの海の生き物が見られて、その可愛らしさには癒された方は多いでしょう。
映画『レッドタートル ある島の物語』のまとめ
ジブリ映画としては、初となる外国と共作した作品ですが、少し寂しげなストーリーになっていますね。
静寂に包まれた世界で、男が赤いウミガメと出会う事により、罪悪感時を抱いたり、愛を結んでいったりして色々と考えさせられるアニメ映画です。
なにやら芸術的な感じはしますが、癒されるシーンは少ないので、そこは評価の分かれる所かもしれません。