忍城の成田側の士気が落ちなかった3つの理由!映画『のぼうの城』

映画『のぼうの城』では、忍城の兵がわずか500しかいかなかったのに、2万の豊臣軍に攻められても、士気があまり落ちませんでした。そこで、なぜ落ちなかったのか?その3つの理由を紹介しましょう。

映画『のぼうの城』のキャスト

映画『のぼうの城』は、2012年11月2日に上映されました。

監督&脚本&原作

女優&男優

映画『のぼうの城』に出演していた俳優さんたちは、以下の通りです。

成田勢
豊臣勢
その他

主題歌

映画『のぼうの城』の主題歌は、エレファントカシマシの『ズレてる方がいい』です。

映画『のぼうの城』のストーリー

豊臣秀吉は、機内・中国・四国・九州を制圧して、いよいよ残りの坂東(関東)を制圧しようと20万以上の大軍をさしむけるために軍議を開きます。

今まで、石田三成は後方支援ばかりをしていたので、浅野長政から「殿下、また三成殿は後方にございまするか?」とさげすみますが、豊臣秀吉は「佐吉(石田三成)には、忍城を攻めさせる」と言い放ちます。

しかし、忍城には500の城兵しかいなかったので、最初は降伏するつもりでいました。石田三成は、豊臣秀吉のように水攻めにしてみたいと思っていたので、悪評高い長束正家を軍師として忍城にさしむけました。

長束正家の傲慢無礼な態度に、のぼうと言われた成田長親は「我々は戦いまする。坂東武者の槍の味、存分に味合われよ、ひひひ」と笑い飛ばします。豊臣勢は、数にものを言わせて、押し寄せようとしますが、成田勢は地の利を活かして、豊臣の先鋒を撃退!

石田三成は『頃合いだな』と考えて、水攻めを敢行して、忍城は水びたしになりますが、はたして勝敗の行方はどうなってしまうのでしょうか?

忍城の成田側の士気が落ちなかった3つの理由!』

500の兵しかない忍城なので、2万の大軍を前にしたら、普通は士気が落ちるものです。しかし、成田長親の人望・人柄・機略によって、その士気は落ちなかったので、解説しましょう。

成田長親の人望

成田長親は、農民たちから慕われていたので、2万の大軍にかこまれても「ええか、ええか、おー!ええか、ええか、おー!」と鬨(とき)の声をあげて、士気はあがっていきました。

その声は豊臣軍にも聞こえてきて、大谷吉継は「この城を敵に回したのは間違いであったか」と嫌な予感がしてしまうのです。

成田長親の人柄

豊臣軍の水攻めにより、多くの者たちが本丸に入ろうとしますが、足が汚れていたので入っていくのに躊躇(ちゅうちょ)してしまいます。

そこで、成田長親は何と!甲斐姫の顔に泥を塗って「あはははは」と笑い飛ばして、甲斐姫も成田長親の顔に泥を塗り返して、二人で笑いあってしまうのです。

これには、多くの城兵や農民たちは呆気にとられますが、その後にあまりにもおもしろくて大笑いしてしまい、士気は多いに高まりました。

成田長親の知略

水攻めにより、多くの田んぼがダメになって、農民たちは悲しみにくれてしまいます。そこで、成田長親は顔を真っ白に塗って、豊臣軍の間近で田楽踊りを披露してしまうのです。

成田長親は「れろれろれろやぁ、ひょろろん、ひょろろん」と歌って、守兵だけではなく、敵兵も楽しませてしまいます。しかし、石田三成は近いうちに豊臣秀吉が戦見物してくると知って、兵士に成田長親を狙撃させてしまいます。

そして、成田長親は撃たれてしまいますが、農民や城兵から慕われていたので、守兵はその怒りから士気が再び高くなります。さらに、豊臣勢の兵士たちも『そこまでしなくても』と落ち込んでしまうのです。

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映画『のぼうの城』と他の作品を比較

映画『のぼうの城』は、激しい戦闘シーンと、楽しい人間模様が描かれていて、絶妙なバランスで成り立っていました。

しかし、歴史映画の独特な重苦しさをあまり感じないので、そこは賛否両論あります。

それに引き換え、映画『関ヶ原』では、最初から最後まで歴史映画の重苦しさがしっかりと描かれているので、歴史映画ファンにはおすすめの作品です。

しかし、石田三成が早口で喋る所は、本来の石田三成のイメージからかけ離れているので、長所と短所のある作品です。

www.akira-movies-drama.com

映画『のぼうの城』のまとめ

歴史映画とは思えないほど、おちゃらけた作品になっていて、野村萬斎さんが「嫌なものは嫌なのじゃ!」と叫んで「ガキか、てめぇは」と言われてしまうシーンは、思わず笑ってしまいますね。

そして、田楽踊りで、敵兵も踊らせてしまうのは『今までの歴史映画とは、一味も二味も違うな』と思わせてしまいます。

しかし、酒巻靭負(演:成宮寛貴)は、あまりにも現代的な喋り方であり、武将らしさが全く感じられません。そのあたりだけが少し残念ですが、そういう脚本だったのかもしれないので、仕方のない所だったかなと考えさせられました。

それでも、おちゃらけた映画であっても、激しい戦闘シーンや水攻めなどを見られるので、満足度の高い作品でしたね。