穀田屋十三郎が苦心していた宿場町の役割とは?映画『殿、利息でござる!』

映画『殿、利息でござる』では、穀田屋十三郎(演:阿部サダヲ)が宿場町の窮状を憂えていましたが、宿場町について知らない方も多いでしょう。そこで、宿場町の役割について詳しく紹介しましょう。

映画『殿、利息でござる!』のキャスト

映画『殿、利息でござる!』は、2016年5月14日に上映されました。

監督&脚本&原作

女優&男優

  • 穀田屋十三郎(演:阿部サダヲ)吉岡宿のために立ち上がろうとする穀田屋の当主
  • 浅野屋甚内(演:妻夫木聡)穀田屋十三郎の弟
  • 菅原屋篤平治(演:瑛太)奇想天外な策を思いつく知恵者
  • とき(演:竹内結子)煮売り屋『しま屋』の女将
  • 伊達重村(演:羽生結弦仙台藩の殿
  • 萱場杢(演:松田龍平)吉岡宿の者たちの策略を警戒する武士

主題歌

映画『殿、利息でござる!』の主題歌は、RCサクセションの『上を向いて歩こう』です。

映画『殿、利息でござる!』のストーリー

仙台藩は、奥州随一の石高を誇る大藩でしたが、宿場町には次の宿場町間へ物資の輸送を行う『伝馬役』を課せていました。

本来であれば、藩から助成金が貰えるので、やりくりできるハズでしたが、吉岡宿は藩の直轄領ではなかったので、助成金を貰えなかったのです。

そのため、吉岡宿の者たちが全てを負担しなくてはいけなかったので、生活が困窮していました。造り酒屋の当主である穀田屋十三郎は、訴えを起こして、この悲惨な状況を変えてもらおうと画策します。

しかし、この時代で訴えを起こす事は、命がけの行為なので、菅原屋篤平治から止められてしまうのです。

穀田屋十三郎は、煮売り屋しま屋で『どうしたものかなぁ』と悩んでいたら、そこで弟の篤平治から「吉岡宿の者たちで金銭を貯めて、それを殿に貸し付けて、利息を取ればいいのではないか?」と知恵をさずかります。

『その手があったか!』と思わず膝を叩くほど得心(納得)して、有志をつのって順調にお金が溜まっていきました。その数は5千貫文にもなりましたが、はたして殿に金を貸し付ける事など、本当に叶うのでしょうか?

『穀田屋十三郎が苦心していた宿場町の役割』

穀田屋十三郎が苦心していた宿場町は、旅人を宿屋に泊めさしたり、休ませたりするという役割がありました。忠臣蔵で、大石内蔵助が垣見五郎兵衛と鉢合わせしてしまったのも、宿場町であり、町民だけではなく武士にとっても重要な場所です。

さらに、隣の宿場町から運ばれてきた荷物や通信物などを、次の宿場町へ運ぶ役割まであったので、今でいう郵便局や運送業階の仕事までする所でした。

現代でも、宿場町の面影を残す所は多くあって、下のサイトでは、江戸時代の面影を知る事ができる宿場町が多く紹介されています。

参照元https://thegate12.com/jp/article/157

映画『殿、利息でござる!』が見られる動画配信

動画配信『U-NEXT』に入会すれば、映画『殿、利息でござる!』を見る事ができます(2020年11月時点)。

月額1990円(税別価格)はかかりますが、新規登録の場合であれば、登録してから31日以内に解約したら、1990円はかかりません。

映画『殿、利息でござる!』と他の作品を比較

映画『殿、利息でござる』では、江戸時代の町民が悪戦苦闘する作品でしたが、武士が思い悩む映画もあり、それが『超高速!参勤交代です。

本来は、参勤交代は「下にぃ!下に!」とゆっくりと移動していくイメージが強かっただけに『超高速』という言葉がつく所が、かなりのインパクトがありますね。

しかも、金なし人なし時間なしの大名が、どうやって参勤交代を果たすのか?ハラハラしながら見てしまう歴史映画になっています。

映画『殿、利息でござる!』のまとめ

町民たちが、殿から利息を取るというストーリーに『マジか?』と思ってしまいましたが、それが実話というから驚きですね。

しかも、クールな瑛太さんが、奇想天外な策を思いつく武士を演じていて、あのコミカルな俳優として名高い阿部サダヲさんと見事なタッグを組んでくれて、なかなか痛快な歴史映画になっていました。