映画『富江 re-birth』では、富江が、なぜか北村ひとみ(演:遠藤久美子)を狙ってしまうので、その理由について紹介しましょう。
- 映画『富江 re-birth』のキャスト
- 映画『富江 re-birth』のストーリー
- 『富江が北村ひとみ(演:遠藤久美子)を狙った理由』
- 映画『富江 re-birth』が見られる動画配信
- 映画『富江 re-birth』と他の作品を比較
- 映画『富江 re-birth』のまとめ
映画『富江 re-birth』のキャスト
映画『富江 re-birth』は、2001年3月24日に上映されました。
監督&脚本&原作
- 監督:清水崇
- 脚本:藤岡美暢
女優&男優
- 富江(演:酒井美紀)何度も生き返る不気味な女性
- 青山巧(演:妻夫木聡)富江から恋人を守ろうとする青年
- 北村ひとみ(演:遠藤久美子)青山巧の恋人
- 細田俊一(演:黄川田将也)母親に頭が上がらない人物
- 木股英雄(演:忍成修吾)絵を書く事が好きな男性
- 佐野由美子(演:蜂巣友里)合コンを設定する女性
主題歌
映画『富江 re-birth』の主題歌は、サンサーラの『MAJI NA DAMU』です。
映画『富江 re-birth』のストーリー
木股英雄は、富江の絵を描いていましたが、富江は英雄が写真を持っている事に気付きます。富江は、その写真を見たら自分の物ではない事に気づいて、怒りに燃えてキャンバスをズタズタに切り裂いてしまったのです。
富江の行為に激昂した英雄は、富江を殺害して白い布にくるんでしまいます。その後に、英雄の親友たちが遊びに来たら、とんでもない事態に気づいて、一緒に富江の死体を山中に埋めてあげます。
青山巧や細田俊一たちは、親友のためとは言え、恐ろしい事をしてしまったと後悔するばかりですが、何と山中に埋めたハズの富江が合コンに姿を現したのです!
そんな時に、英雄の姿が見えなくなったので、青山巧や細田俊一たちは「英雄はどこにいったのだろう?」と探そうとしたら、トイレで無残な死体で発見されてしまいます。
富江は、次に細田俊一の前に姿を現して、次第に自分の虜にさせていきました。細田俊一の母親は富江の異常さに気づいて、富江を殺害してしまいます。しかし、富江は生首になっても動き回り細田俊一の精神を壊していくのです。
そして、富江は青山巧の恋人 北村ひとみの意識を乗っ取っていき、新たな男を殺害しようと動き出します。はたして富江の暴走は止まる事がないのでしょうか?
『富江が北村ひとみ(演:遠藤久美子)を狙った理由』
www.instagram.com富江は見境なく、男たちを誘惑して精神を崩壊させて、最終的には命を奪っていきます。しかし、富江は女性を無差別に襲う訳でもありません。
最初に、富江が北村ひとみを狙ったのは、自分が狙った男が持っていた写真に映し出されていたのが北村ひとみだったからです。
これを見た富江は、嫉妬に燃えてキャンバスを切り裂いてしまったので、この時から北村ひとみを狙おうとしたのでしょう。さらに、自分の遺体を山中に埋めた青山巧を復讐するためにも、その男の恋人に狙いを定めた訳です。
富江が、北村ひとみを狙ったのは、自分の二人の獲物たちに愛されていたからであり、狙われてしまったのは必然とも言えますね。
映画『富江 re-birth』が見られる動画配信
動画配信『U-NEXT』に入会すれば、映画『富江 re-birth』を見る事ができます(2020年11月時点)。
月額1990円(税別価格)はかかりますが、新規登録の場合であれば、登録してから31日以内に解約したら、1990円はかかりません。
映画『富江 re-birth』と他の作品を比較
映画『富江 re-birth』では、美しき富江が、男たちを虜にしていって、北村ひとみの意識さええ乗っとります。
それに引き換え、映画『劇場版 零 ゼロ』では、アヤ(演:中条あやみ)ソックリの幻影が、次々に若き女子生徒たちを死の世界へ連れ込もうとします。
恐ろしいストーリーになっていますが、その美しい妖しさは、富江シリーズに匹敵するものがあるので、富江シリーズの美しさでは満足できない方には『劇場版 零 ゼロ』のほうがオススメです。
映画『富江 re-birth』のまとめ
富江シリーズは、ずっと富江が怪しい美しさがありましたが、今作はハッキリ言ってダメですね。
いくらなんでも、富江の笑顔が明るすぎます。あれでは怪しい美しさの伝統が台無しになってしまっていますね。
唯一の救いは、遠藤久美子さんが迫真の演技で、怖さを増長してくれた事です。遠藤久美子さんのほうが、富江にしたほうがよかったのではないかと思うほどですね。
それにしても、遠藤久美子さんはここまで可愛らしい女優さんだったんだなぁと感慨深くなってしまいました。そして、妻夫木聡さんの若い頃の演技も観れるので、富江の迫力不足さえ目をつむれば、何かと見所の多い映画に仕上がっています。