映画『TENET テネット』では、アンドレイ・セイターは第三次世界大戦を始めようとして、世界を破滅に導こうとします。そこで、なぜ世界を破滅させようとしたのか?考察してみました。
- 映画『TENET テネット』のキャスト
- 映画『TENET テネット』のストーリー
- 『アンドレイが第三次世界大戦を望んだ理由』
- 映画『TENET テネット』が見られる動画配信
- 映画『TENET テネット』と他の作品を比較
- 映画『TENET テネット』のまとめ
映画『TENET テネット』のキャスト
アメリカ合州国とイギリスの合作によるSF映画『TENET テネット』は、日本では2020年9月18日に上映されました(上の画像はポスターです)。
監督&脚本&製作
- 監督:クリストファー・ノーラン
- 脚本:クリストファー・ノーラン
- 製作:エマ・トーマス&クリストファー・ノーラン
女優&男優
- 名もなき男(演:ジョン・デヴィッド・ワシントン)第3次世界大戦を防ぐために奮闘する黒人男性
- フェイ(演:マーティン・ドノヴァン)名もなき男に極秘任務を伝える人物
- ニール(演:ロバート・パティンソン)名もなき男のパートナー
- アンドレイ・セイター(演:ケネス・ブラナー)ロシアの武器商人にして、時を逆光する装置を持つ人物
- キャサリン(演:エリザベス・デビッキ)セイターの妻
- サンジェイ・シン(演:デンジル・スミス)インドの武器商人にして、時を逆行する弾丸を使用する人物
- プリヤ・シン(演:ディンプル・カパディア)サンジェイ・シンの妻
映画『TENET テネット』のストーリー
ウクライナ・キエフのオペラハウスでテロが起きてしまいますが、プルトニウム241を奪取したCIAを殺害するためのものでした。名もなき男は、スパイを救出するために、突入していきますが、ロシア人たちに捕まってしまうのです。
名もなき男は、ロシア人によって拷問されてしまいますが、フェイから「これはテストだった」と言われて、愕然とします。
実は、時代を逆行する弾丸という物が存在していて、今までの兵器とは比べものにならない恐ろしい武器によって、過去が変えられようとしていました。名もなき男は、時代を逆行する弾丸は、ムンバイの武器商人が関わっているのだろうと睨みます。
ところが、ムンバイの武器商人の妻 プリヤから、未来人と逆行している時代を逆行する危険人物アンドレイ・セイターがいる事を知らされます。そこで、名もなき男は、まずはアンドレイ・セイターの妻 キャサリンと接触しようと試みるのです。
しかし、アンドレイ・セイターに感づかれる事になり、名もなき男は激しい戦いを繰り広げる事を余儀なくされて、命がけのカーチェイスを行う事になります。
はたして、名もなき男は第三次世界大戦を阻止する事はできるのでしょうか?
『アンドレイが第三次世界大戦を望んだ理由』
アンドレイは、名もなき男に「海は満ちて川は干上がっていった」と言っていたので、彼は人類の未来に期待できなくなった恐れがあります。さらに、妻とも上手くいかず、家庭環境もあまり良いものではありませんでした。
そのため、彼は世界の未来や自分の人生のつまらなさに絶望して、世界を道連れにしたかったのでしょう。しかし、妻に何度も襲われてしまって、彼は第三次世界大戦が勃発する前に破滅の扉が開いてしまった訳です。
映画『TENET テネット』が見られる動画配信
動画配信『U-NEXT』に入会すれば、映画『TENET テネット』を見る事ができます(2021年1月時点)。
月額1990円(税別価格)はかかりますが、新規登録の場合であれば、登録してから31日以内に解約したら、1990円はかかりません。
映画『TENET テネット』と他の作品を比較
映画『TENET テネット』は、時代を逆行して、第三次世界大戦が起ころうとするので、名もなき男たちが懸命に戦争を止めようとします。
このように現実世界に大きな変化をもたらす映画は、他にも『マトリックス』というものがあります。マトリックスでは、ネオが現実世界とは違う異空間で激しい戦いを繰り広げていきます。
マトリックスが有名になったのは、ストーリーの内容というよりは、スローモーションのように時がゆっくりと動く演出でした。このような演出は斬新であり、多くの映画がマトリックスの演出を真似する事になっていきました。
映画『TENET テネット』のまとめ
名もなき男が、アンドレイの野望『第三次世界大戦』を阻止するというスケールの大きいストーリーが展開されていくのは、見応えがあると思いました。
しかし、途中までストーリーがあまりにも難しすぎて『凄く分かりづらい』と思ってしまいましたね。
分かりづらいストーリーでしたが、激しいカーチェイスや多くの軍人たちが出動する所などは、迫力があって良かったです。
それにしても、インドが多く紹介されていたのを見ると、日本が世界に与える影響というのは本当に少なくなってきたんだなぁと実感させられる映画でしたね。