忠助(山崎賢人)たち吉岡一門が武蔵一人に苦戦した要因!映画『狂武蔵』

映画『狂武蔵』では、忠助(演:山崎賢人)たち吉岡一門が、たった一人の武蔵(演:坂口拓)に苦戦するので、その要因について紹介しましょう。

映画『狂武蔵』のキャスト

映画『狂武蔵』は、2020年8月21日に上映されました。

監督&脚本&原作

  • 監督:下村勇二
  • 脚本:灯敦生 

女優&男優

  • 宮本武蔵(演:坂口拓)吉岡一門と死闘を演じる浪人
  • 忠助(演:山﨑賢人)吉岡一門に忠義を尽くす武士
  • 吉岡一門を率いる男(演:斎藤洋介) 吉岡一門の人間だが、武蔵を軽く見る人物

映画『狂武蔵』のストーリー

武蔵は、吉岡一門の道場を破り、師範清十郎と、その弟の伝七郎を倒していました。吉岡一門にとっては、武蔵は生かしておけない憎き敵であり、何がなんでも始末しなければいけない男でした。

そこで、吉岡一門は若き後継者を立てて、総勢400名もの武士で守りを固めます。『これだけの人数を集めれば、武蔵と言えど、赤子の手をねじるようなもの』とほくそ笑みます。

しかし、忠助は『たった一人の道場破りに、これだけの人数を集めるとは卑怯ではないか?』と悩みこんでしまうのです。そんな時に、若き当主が空に舞う蝶々に見とれていたら、そこへ大木から飛び降りてきた武蔵に一刀両断のもとに切り捨てられます!

吉岡一門は、突然の奇襲攻撃にあわてふためき、すぐに仇を討とうとして、総勢400名と、武蔵との死闘が始まります。

武蔵は大木を背にして、大勢の人間に囲まれないように戦ったり、二刀流にして奮戦したりと、吉岡一門の人間を次々に切り捨てていきます。

はたして、武蔵は吉岡一門との戦いに勝つ事ができるのでしょうか?

『忠助(山崎賢人)たち吉岡一門が武蔵一人に苦戦した要因』

忠助(演:山崎賢人)たちは400名もの人数でしたが、たった一人の武蔵に苦戦したのは、やはり最初に大将を討ち取られたからでしょう。

大将を討ち取られてしまっては、大軍といっても、もはや烏合の衆でしかありません。大勢の者たちに作戦を与える事ができませんし、士気は大きく損なわれます。

最初から、若い人物を大将にしていたので、作戦を与える事は難しかったと思いますが、それでも大将が討ち取られてしまっては混乱してしまうので、武蔵一人に苦戦するのは仕方のなかった所でしょう。

さらに、主戦場が林だった事もあり、武蔵は木を背にして戦って、囲まれないようにしたのも大きかったですね。そして、武蔵の剣術に恐れをなして、すぐに襲いかからない者もいたので、この辺りは数を頼りにしていた吉岡一門のもろさが出てしまいました。

映画『狂武蔵』と他の作品を比較

映画『狂武蔵』では、武蔵が一人で大勢の者たちを切り捨てていきますが、映画『るろうに剣心』でも、剣心(演:佐藤健)が大勢の者たちを次々に切り捨てていきます。

剣で斬り合う映画という事では、二つの作品は共通していますが、決定的に違うのはスピード感です。

るろうに剣心では、ワイヤーアクションも取り入れて、信じられないほどのスピードで剣心が相手を切り捨てていくのは、まさに圧巻です!しかも、日本の悪い時代劇の鉄板とも言えるシーン(背後にいながら、斬りかからない所)もありません。

もしも、狂武蔵では迫力不足と思うのであれば、映画『るろうに剣心』をオススメします。

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映画『狂武蔵』のまとめ

武蔵の映画という事で、どれだけ面白いのかと思っていたら、吉岡一門との戦いを延々と見せられるだけで『何これ?』と思ってしまいました。

しかも、日本の悪い時代劇の典型例のような作品で、背後にいながら武蔵に襲いかからないシーンが何回もありました。せっかく、武蔵が木を背後にして戦っているシーンもあるので、背後で何もしないシーンは出して欲しくなかったですね。

時代劇に詳しい人が、TVで「背後にいるのに襲いかからないのは、恐怖で足がすくんでいるから」と説明していましたが、やはり見る側としては興ざめする所です。

やはり関ヶ原』のように、一つの合戦シーンを一つの映画で取り上げるなら分かるのですが、道場破りの戦いだけの映画というのは迫力不足でした。

あくまでも、剣で斬り合う映画を見たいという方であれば、見ておいても悪くはないかもしれません。

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