サッチがローク司令官の暴挙を見抜くチャンスがあった？映画『アトランティス／失われた帝国』

映画『アトランティス／失われた帝国』では、サッチがローク司令官の暴挙に気づかずに、アトランティスの者たちが大きな被害を出します。しかし、この暴挙に気づくチャンスがあったので詳しく紹介しましょう。

アメリカ合衆国のディズニー映画『アトランティス／失われた帝国』は、2001年12月8日に上映されました。

映画『アトランティス／失われた帝国』の主題歌（日本語版）は、 DREAMS COME TRUEの『crystal vine』です。

サッチは、幻の大陸アトランティスを見つけようと研究を重ねていたら、その場所はアイスランドにあると睨みます。しかし、多くの者たちは『こんなバカバカしい話に付き合ってられない』と相手にしてくれませんでした。

誰も支援者が現れなくて、絶望にうちひしがれて自宅へ帰りますが、そこにはヘルガという美女が『私の主人が、あなたにとって嬉しい事を知らせにきたわ』と誘ってきたのです。

その主とは、サッチの祖父の親友ウィットモアであり、アトランティスを探すために援助をしてくれるというのです。サッチは、ローク司令官やオードリーたちと一緒にアトランティスを探す冒険へ出かける事になります。

サッチは、待望のアトランティスを見つける事ができて、アトランティス王の姫キーダと親しくなりますが、何とローク司令官はアトランティスの王女を人質にとって、王を脅迫してアトランティスの宝を盗もうとしたのです！

あまりの暴挙に憤慨したサッチは、ローク司令官と戦おうとしますが歯が立ちません。

はたしてアトランティスはどうなってしまうのでしょうか？

サッチは、ローク司令官たちと一緒にアトランティスを目指していた時に、仲間たちが「金が目的」と言っていました。この時は、サッチはあまり気にしなくて、多少の宝を手に入れたら満足するだろうと思っていたのです。

しかし、ローク司令官の欲望は、サッチの予想を超えるものがあり、アトランティスの王族を苦しめてしまいます。

サッチが、仲間たちが目的が金と言っていた時に『この人間たちは、アトランティスを見つけたら、宝を手に入れるためには手段を選ばないかもしれない』と気づく事が十分にできたハズです。

そのため、サッチはアトランティスに着く前に、暴挙を見抜くチャンスがあったので、致命的なミスを犯してしまったなと思ってしまいますね。

映画『アトランティス／失われた帝国』と同じように、幻の場所を目指す映画として『天空の城ラピュタ』もあります。

天空の城ラピュタは、かつてないほど繁栄した場所でしたが、その文明は廃れてしまいました。しかし、ラピュタの王族の末裔たちが、数奇な運命をたどりラピュタへたどりつく事ができるのです。

幻の場所へたどり着く事ができても、そこでは『アトランティス／失われた帝国』と同じように、人間の醜い部分が出てしまいます。

それでも古代文明の神秘を見る事ができるので、両方の作品とも見ておく価値があります。

アトランティスと言えば、子供の頃に遊んでいたファミコンのゲーム『アトランティスの謎』を思い出してしまいますが、すごいクソゲーでした（苦笑）。

あまりにも難しくて、訳の分からないステージもあって、全くゲームクリアできませんでした。本当に謎なゲームだった訳ですが、ディズニー映画ではローク司令官の悪どさがひどかったですね。

考古学に人生をかけていても、一緒に行く仲間の人選を間違えてしまえば、大変な事になってしまうので、色々と考えさせられる映画です。

動画配信『Disney+ (ディズニープラス) 』であれば、映画『アトランティス／失われた帝国』を見る事ができます（2021年1月時点）。