映画『のぞきめ』では、六部殺しが出てきますが、これは伝承でも有名な話です。そこで、伝承で有名な六部殺しの結末や、のぞきめのストーリーなどを紹介するので参考にしてみて下さい。
映画『のぞきめ』のキャスト
日本のホラー映画『のぞきめ』は、2016年4月2日に上映されました。
監督&脚本&原作
女優&男優
- 三嶋 彩乃(演:板野友美)事件を調べるうちに、呪いにかかってしまう女性
- 津田 信二(演:白石隼也)三嶋 彩乃の恋人
- 城戸 勇太郎(演:小澤亮太)呪いにかかり転落死してしまった男性
- 岩登 和世(演:入来茉里)城戸 勇太郎の恋人
- 岩登 佳世子(演:東ちづる)岩登 和世の母親
- 四十澤 想一(演:吉田鋼太郎)のぞきめを書いた作家
- 四十澤 想一-青年期(演:玉城裕規)若き頃の四十澤 想一
- 宮澤 奈美(演:武田玲奈)城戸 勇太郎のクラスメート
主題歌
映画『のぞきめ』の主題歌は、板野友美の『HIDE & SEEK』です。
映画『のぞきめ』のストーリー
TV局で勤めていた三嶋 彩乃は、夜遅くまで働いていたら、事件の知らせが届いたので、現場まで急行して報道する事になりました。そうしたら、転落した城戸 勇太郎が変死体となっていた事が分かります。
三嶋 彩乃は、城戸 勇太郎に何かあったのかと思って、彼と付き合っていた岩登 和世に聞こうとしたら、部屋はガムテープで隙間を埋めていたのです。
『なぜ、こんな事をしているのか』と思っていたら、岩登 和世は恋人と心霊スポットへ行ってから、何かに覗き込まれているような気がしていたからです。
そして、城戸 勇太郎は呪いによって、あのような最期を迎えたとも言われますが、にわかには信じがたいものがありました。
ところが三嶋 彩乃は、四十澤 想一から「かつて霊場を巡っていた六部が、金に目がくらんだ百姓に殺された事があってな、それが呪いに関係している」と教えられます。
気になってしまった三嶋 彩乃は、津田 信二と一緒に、その山奥まで行きますが、そこで不気味な少女を見かけてしまって『これが噂のお化けか?』と思って、慌てて逃げ出してしまいます。
はたして、三嶋 彩乃たちは大丈夫なのでしょうか?
『伝承の六部殺しの結末を紹介』
のぞきめと同様に、伝承にある六部殺しでも、金に目がくらんだ百姓が真夜中に六部を殺害してしまいます。
そして、奪った金品を元手に繁栄しますが、その者の子孫が、六部の生まれ変わりとなり、ある夜に「お前に殺されたのも、こんな天候だったな」と言われて、その家は没落するという結末です。
これほどスリルのある展開なのに、あまり映画やドラマになっている作品が多くないので、少しもったいないなという感じがしますね。
映画『のぞきめ』と他の作品を比較
映画『のぞきめ』では、隙間からのぞかれてしまって、次第に呪い殺されるストーリーでした。それに引き換え、映画『シライサン』は、ある幽霊から目をそらすと命を奪われるものであり、正反対のストーリーになっています。
シライサンで呪い殺された者は目玉をくり抜かれてしまいますが、のぞきめでは呪い殺されないようにワザと自分で目をつぶしてしまうのです。正反対のストーリーでありながら、共通点もあるので、その意外性が面白いですね。
映画『のぞきめ』のまとめ
元AKBの板野友美さんが出演しているホラー映画ですが、意外にも武田玲奈さんも出演していたので驚かされましたね。
隙間から、のぞかれていき、呪い殺されるというのは良いのですが、目玉だけが出てくるのは少し物足りないかなと思ってしまいました。
しかし、六部が惨殺されるのは、かなり残酷なシーンであり、そこは見応えがあります。あそこで演出したのなら、六部を殺害した一族が復讐されるシーンにも力を入れて欲しかったかなという感じがしますね。
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