映画『青くて痛くて脆い』では、脇坂(柄本佑)の名言によって、多くの方たちが失恋から立ち直れると思うので詳しく紹介しましょう。
- 映画『青くて痛くて脆い』のキャスト
- 映画『青くて痛くて脆い』のストーリー
- 『脇坂(柄本佑)の名言は失恋の傷を癒す』
- 映画『青くて痛くて脆い』が見られる動画配信
- 映画『青くて痛くて脆い』と他の作品を比較
- 映画『青くて痛くて脆い』のまとめ
映画『青くて痛くて脆い』のキャスト
映画『青くて痛くて脆い』は、2020年8月28日に上映されました。
監督&脚本&原作
女優&男優
- 田端楓(演:吉沢亮)自分を守るために距離感を大事にする男子
- 秋好寿乃(演:杉咲花)理想ばかりを言って、周りからバカにされる女子
- 前川董介(演:岡山天音)田端楓の親友
- 本田朝美-ポン(演:松本穂香)色々な性格を使い分ける女子
- 天野巧-テン(演:清水尋也)女グセの悪い男子
- 西山瑞希(演:森七菜)モアイを冷めた目で見る女子
- 川原理沙(演:茅島みずき)モアイに加入する女子
- 大橋(演:光石研)西山瑞希に説教する教師
- 脇坂(演:柄本佑)秋好寿乃と付き合う大学生
主題歌
映画『青くて痛くて脆い』の主題歌は、BLUE ENCOUNTの『ユメミグサ』です。
映画『青くて痛くて脆い』のストーリー
田端楓は、自分を守るためにも『相手と一定の距離を取って、相手の意見に反対しない』と心に誓っていました。そんな時に、秋好寿乃が学校の授業で「人間は争い事をしないようにできるはず」と何度も意見をしてしまいます。
教師や生徒たちは『何を理想論ばかり言っているんだ?』とあざけ笑ってしまうのです。田端楓は、さぞや悔しい顔をしているのだろうと思って、授業が終わった後に彼女の顔を覗き込んだら、秋好寿乃は落ち込んでいる顔をしていました。
そして、秋好寿乃は自分と目があった田端楓に声をかけて、一緒に『モアイ』というサークルを立ち上げます。それは、誰も傷つかないように世界を変えるというものを目標にしていました。
ところが、サークルを活動していく間に、秋好寿乃は脇坂と付き合うようになってしまって、田端楓はサークルを辞めてしまうのです。
それから、モアイは変わってしまって、企業にゴマをするサークルに堕落して、企業を紹介する代わりに、女子に手を出す男子が増えていきます。田端楓は、良いように利用されたと感じて『モアイをぶっ潰してやる』と考えるようになりました。
田端楓は、モアイが企業に学生の名簿情報を横流ししている情報をネットでさらしてしまうのです。秋好寿乃は、みんなの前で頭を下げる事になりますが、今後のモアイはどうなってしまうのでしょうか?
『脇坂(柄本佑)の名言は失恋の傷を癒す』
田端楓(演:吉沢亮)は、 秋好寿乃(演:杉咲花)に間に合わせの人間として、良いように利用されたと感じて、モアイの機密情報をネットに流したと告白します。
脇坂(演:柄本佑)は「僕が彼女と付き合っていたのは1年間だけだし、それに誰もが間に合わせの人間を作っているんじゃないかな?友達や恋人だって、そうだしね。それに、その時は必要とされたんだから、良いんじゃないかな」と励まします。
これは、脇坂の名言であり、多くの人たちが、この名言によって失恋から立ち直れるんじゃないでしょうか?確かに、途中で失恋してしまっては「良いように利用された」と感じてしまうかもしれません。
しかし、その時は必要とされたと思えたら、少しはプライドも保てるハズですし、嬉しく感じる事もできるでしょう。
映画『青くて痛くて脆い』が見られる動画配信
動画配信『U-NEXT』に入会すれば、映画『青くて痛くて脆い』を見る事ができます(2021年1月時点)。
月額1990円(税別価格)はかかりますが、新規登録の場合であれば、登録してから31日以内に解約したら、1990円はかかりません。
映画『青くて痛くて脆い』と他の作品を比較
映画『青くて痛くて脆い』は、モアイというサークルを巡って、生徒たちの間で激しい駆け引きが行われていきます。
タイトルにあるように、痛い感じもして、人間の脆い所もリアルに描かれているので、見ていて憂鬱(ゆううつ)な気分になってしまう方は多いでしょう。
それに引き換え、映画『映像研には手を出すな!』もサークルを扱う作品ですが、コミカルで明るいストーリーになっているので、楽しみながら見られる映画です。
しかも、多くのアイドルや浜辺美波さんたちが出演していて、その豪華なキャスト陣には目を奪われてしまうでしょう。
映画『青くて痛くて脆い』のまとめ
タイトルにあるように、青臭い事を言う秋好寿乃によって、田端楓が振り回されて心が折れていく所は、脆さや痛さを感じる映画です。
しかし、秋好寿乃がラストシーンに近い所で「田端くんは、私の事が好きだったの?だから、こんな事をしたの。気持ち悪い」と言ってしまうので『そこまで言ったら、キズづけられるのは当たり前だな』と思ってしまいましたね。
唯一の救いは、脇坂(演:柄本佑)の名言でした。田端を失恋に追い込んだ張本人でしたが、この言葉に救われる人は多いんじゃないでしょうか。しかし、秋好寿乃のような性格は、あまり好きには、なれないかなという感じがします。
こればかりは、人それぞれ好き嫌いがあるので、見る人によっては違ってくると思います。
見終わって思った事は、やはり田端楓が勇気を持って早めに秋好寿乃と付き合えたら、問題がなかったんだろうなぁと考えさせられてしまいました。