映画『影裏』では、あのイケメン俳優の中村倫也さんが、副島和哉役として女装して熱演していたので詳しく紹介しましょう。
映画『影裏』のキャスト
映画『影裏』は、2020年2月14日に上映されました。
監督&脚本&原作
- 監督:大友啓史
- 脚本:澤井香織
- 原作:沼田真佑
女優&男優
- 今野秋一(演:綾野剛)日浅典博と親しい社員
- 日浅典博(演:松田龍平)フレンドリーな課長
- 副島和哉(演:中村倫也)今野秋一の旧友
- 日浅征吾(演:國村隼)日浅典博の父親
- 日浅馨(演:安田顕)日浅典博の兄
- 西山(演:筒井真理子)日浅典博の同僚
- 清人(演:平埜生成)今野秋一の友人
- 鈴村早苗(演:永島暎子)今野秋一に文句を言ってくる住人
映画『影裏』のストーリー
今野秋一は、会社で禁煙してはいけない所で、禁煙している男を見かけます。「ここ禁煙ですけど?」と言っても、その男は全く辞めようとしません。
なんとなく、不思議な雰囲気を持つ、その男は日浅典博という者で、同い年という事が分かったら「同じ30なんだろ?敬語はやめようぜ」とフレンドリーな事を言ってくるのです。
二人は、次第に親交を深めていき、一緒に釣りをするようになりますが、日浅典博はいきなり会社を辞めてしまいます。なんとなく寂しいと感じてしまいますが、いきなり日浅典博がやってきて、違う所へ転職して営業している事を知らせてきたのです。
それからも、二人は釣りをして楽しむ関係を続けていましたが、ある夜、日浅典博が「すまねぇ、今月中のノルマがどうしても、あと1件達成できねぇんだ」と頼ってきたのです。今野秋一は見捨ててはおけないので、その日のうちに契約をします。
今野秋一は、その後も日浅典博と会う事がありましたが、そのうち彼の行方が分からなくなってしまいました。そうしたら、日浅典博は他の元同僚たちにも契約を勧めていたり、お金を貸したりしている事が分かったのです。
今野秋一は、日浅典博の父や兄に会って「捜索願いを出したら、どうですか?」と進めても、捜索願いを出してはくれなかったのです。はたして、日浅典博は、今どうしているのでしょうか?
『中村倫也が副島和哉役で女装して熱演』
中村倫也が副島和哉役で女装して熱演しているシーンは、あまり多くはないのですが、今野秋一の旧友として登場します。
長い髪の毛をしていて、女性の言葉づかいで演じているシーンを見ていたら『マジで?』と思ってしまうほどでした。まさか、あのイケメン俳優が女装の格好で演じるとは思ってもいなかったので、中村倫也ファンにとっては必見の映画と言えますね。
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映画『影裏』と他の作品を比較
映画『影裏』では、中村倫也さんが副島和哉役として女装していますが、映画『サイレント・トーキョー』では爆破事件の容疑者とされてしまいます。
しかし、容疑者になったのには深い理由があって、少しミステリアスな青年役を演じていました。2つの映画を見れば、中村倫也さんが幅広い演技をこなせる俳優である事がよく分かるハズです。
映画『影裏』のまとめ
謎の多い日浅典博が、多くの人間たちを振り回していきますが、こういう人間は実際にいそうですよね。知り合いの人間に契約させたり、お金を借りたりした後に失踪するのは、詐欺師の常套手段という感じがします。
こういう人間が身内にいたら、やっぱり押しかけられるようになるので、家族たちはもう関わりたくないと思うのも仕方のない所でしょう。
中村倫也さんが副島和哉役として女装していましたが、顔立ちが中性的な感じがするので、そういう役を期待された感じがしますね。もしかしたら、今後も女装の役を任されるのかもしれません。
この映画を見ていたら、対人関係が怖くなってしまうかもしれませんが、友人だからと言って、簡単に契約したりお金を貸したりしてはいけない事がよく分かりますね。