大河ドラマ『麒麟がくる 第43回 闇に光る樹』では、織田信長によって佐久間信盛が追放されますが、赦免される可能性が高かったので、その理由について紹介しましょう。
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- 大河ドラマ『麒麟がくる 第43回』のキャスト
- 大河ドラマ『麒麟がくる 第43回』のストーリー
- 『織田信長に追放された佐久間信盛は赦免される理由』
- 大河ドラマ『麒麟がくる 第43回』のまとめ
大河ドラマ『麒麟がくる』シリーズを見られる動画配信
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大河ドラマ『麒麟がくる 第43回』のキャスト
大河ドラマ『麒麟がくる 第43回』は、2021年1月31日に放送されました。
脚本&語り
女優&男優
大河ドラマ『麒麟がくる 第43回』に出演する俳優や女優さんたちです。
明智家
朝廷
織田家
- 織田信長(演:染谷将太)狂い出す天下人
- 帰蝶(演:川口春奈)斎藤家の姫君
- 土田御前(演:檀れい)織田信長の母
- 前田利家(演:入江甚儀)信長のお気に入りの重臣
- 佐々成政(演:菅裕輔)織田家の若き武者
- 柴田勝家(演:安藤政信)織田家の猛将
- 羽柴秀吉(演:佐々木蔵之介)播磨を任された重臣
- 佐久間信盛(演:金子ノブアキ)織田信長に追放された股肱の臣
- 細川藤孝(演:眞島秀和)明智光秀とは旧知の仲
その他
大河ドラマ『麒麟がくる 第43回』のストーリー
明智光秀は、丹波の豪族たちを降伏させて、ようやく丹波を統一しました。降った豪族たちには「信長様には、命まで取らぬように申し上げていたので、安心して安土へ行かれよ」と申し渡しました。
ところが、明智光秀が織田信長へ謁見したら、そこに助命嘆願していた豪族たちの首が塩漬けの状態で出されたのです。織田信長は「こやつらは、我らを裏切った憎き敵じゃ。よく生かして届けてくれた。磔(はりつけ)にして処刑しておいたぞ」。
明智光秀や細川藤孝たちは、織田信長の残酷な振る舞いに対して、何も言えず、ただ従うのみでした。
織田信長は、帝を御所から退いてしまって、光秀は諫めようとしますが、細川藤孝に止められてしまいます。
明智光秀はどうしたものかと思い、京の都で帰蝶に謁見したら「信長殿の事を考えておられるのだろう?長年に渡って仕えていた佐久間信盛を追放して、わずかな失敗で家臣をとがめているからのぅ」。
「もしも道三様であれば、どうしたでしょうか?」「私が父に成り代わって言うのであれば、信長殿に毒を盛る」「信長様あっての私でござる」。
1582年織田信長と徳川家康の連合軍は武田家を滅ぼしまして、織田信長は徳川家康と一緒に戦勝祝いをしようとします。しかし、明智光秀と徳川家康が親しい事を気に食わず、織田信長は明智光秀を厳しく叱責してしまうのです!
『織田信長に追放された佐久間信盛は赦免される理由』
織田信長は、佐久間信盛が長年に渡って本願寺を落とせなかったにも関わらず、主君に何も指示を仰がなかったのは職務怠慢であると手紙を送りつけて、高野山へ追放します。
しかし、高野山に追放する際には、二択を求めていました。
- 戦功をあげて、今までの恥をそそいで復職する事
- 親子ともども高野山へ行き歳を重ねたら赦免するかもしれないという事
佐久間信盛は最後のほうを選び、高野山の所へ行きますが特筆すべきは『歳を重ねたら赦免するかもしれない』という所でしょう。
参照元:https://sengoku-his.com/499
実は、佐久間信盛は高野山へ行ったら、すぐに病死してしまい、残された息子はすぐに赦免されます。この事から、織田信長は職務を怠けないようにお灸をすえたかったのではないでしょうか?
それだったのに、思いがけず佐久間信盛が早く亡くなってしまったので、息子を不憫に思って、すぐに赦免したのでしょう。
織田信長は、秀吉の妻おねに「お前ほどの女房は秀吉にはもったいない。だから、ヤキモチなど焼かぬように」という優しい手紙を送った事もあります。家臣に冷たいようで、優しい所もあったのが、信長でした。
しかし、あまりにも恐ろしい所があり、家臣たちの心まで真意が届かず、のちに本能寺の変が起きてしまいます。そういった事を考えたら『本能寺の変』というよりは『本能寺の悲劇』と呼ぶべきかもしれません。
大河ドラマ『麒麟がくる 第43回』のまとめ
第43回では、明智光秀が兵を集めて本能寺に出撃する所までいくのかと思ったら、まさか饗応役をやらされる所で終わってしまいました。
しかし、日本史では、忠臣蔵と言い、饗応役でプッツンと切れてしまうのは、意外にも多いようです。
浅野内匠頭も明智光秀の失敗を思い起こして、ブチ切れなければよかったのにと思う今日この頃ですが、次回はいよいよ本能寺の変なので楽しみにしていたいと思います。