大河ドラマ『麒麟がくる 第44回 本能寺の変』で、明智光秀(長谷川博己)が三日天下に終わってしまいますが、その原因について紹介しましょう。
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- 大河ドラマ『麒麟がくる 第44回』のキャスト
- 大河ドラマ『麒麟がくる 第44回』のストーリー
- 『明智光秀が三日天下に終わった原因』
- 大河ドラマ『麒麟がくる 第44回』のまとめ
大河ドラマ『麒麟がくる』シリーズを見られる動画配信
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大河ドラマ『麒麟がくる 第44回』のキャスト
大河ドラマ『麒麟がくる 第回』は、2020年2月7日に放送されました。
脚本&語り
女優&男優
大河ドラマ『麒麟がくる 第回』に出演する俳優や女優さんたちです。
明智家
朝廷
足利家
織田家
- 織田信長(演:染谷将太)狂い出す天下人
- 帰蝶(演:川口春奈)斎藤家の姫君
- 細川藤孝(演:眞島秀和)明智光秀とは旧知の仲
- 前田利家(演:入江甚儀)信長のお気に入りの重臣
- 佐々成政(演:菅裕輔)織田家の若き武者
- 柴田勝家(演:安藤政信)織田家の猛将
- 羽柴秀吉(演:佐々木蔵之介)播磨を任された重臣
- 黒田官兵衛(演:濱田岳)羽柴秀吉に仕える稀代の名軍師
その他
大河ドラマ『麒麟がくる 第44回』のストーリー
明智光秀は、織田信長から饗応役(きょうおうやく)を解かれてしまった上に、足利義昭を討つように命じられてしまいます。
5月29日織田信長は、わずかな供を引き連れて本能寺へ入って行きましたが、明智光秀は信頼する僅かな側近たちに「我々は備中へ行かぬ。本能寺へ行く。我が敵は本能寺にある。その名は織田信長と申す」と静かに語りかけたのです。
ところが、細川藤孝は、密かに備中に布陣していた羽柴秀吉に書状を送り、明智光秀が織田信長を討つかもしれないと知らされます。しかし、羽柴秀吉は「明智様が、天下をぐるりと回してくれるわい」と謀反する事を期待してしまいます。
明智光秀は、水色の桔梗の旗を掲げて、大軍でもって本能寺を襲撃!織田信長は、騒がしい声に「何者の軍勢じゃ」と外を見たら、明智軍の大量の弓矢が飛んできました。
織田信長は「十兵衛(明智光秀)、そうかお主が…であれば、是非もなし」と槍を持ち、獅子奮迅のごとく暴れまわります。しかし、多勢に無勢で、魔王と恐れられた織田信長はついに本能寺の紅蓮の炎と共に消え去りました。
しかし、羽柴秀吉が中国大返しを敢行して明智を討伐します。時は流れて1585年死んだと思われていた明智光秀が、実は生きているという噂がありましたが、真実はどうなのでしょうか?
『明智光秀が三日天下に終わった原因』
明智光秀は、織田信長や織田信忠を殺害しますが、三日天下に終わってしまいました(実際には13日と言われています)。
なぜ、明智光秀は主人や主人の後継者たちを殺害しても、三日天下に終わったのかと言えば、昔の権威を信じすぎたからです。実際に、織田親子を殺害した後の明智光秀は動きが遅すぎて、日本史の大きな謎とさえ言われています。
それは、細川忠興や徳川家康の助力を待っていたとも言われていましたが、朝廷を敬おうとしている間に、羽柴秀吉が電光石火の速さで引き返して、一気に討たれてしまいました。
これが世に名高い『中国大返し』ですが、羽柴秀吉の早さと計略(織田親子が生きていると流言を放ち、多くの味方を募った事)も見事でしたが、やはり明智光秀は動きが遅すぎました。
さらに、根回しが足りなくて、頼りにしていた細川忠興・筒井順慶たちに味方してもらえなかったのも、三日天下に終わった所以(ゆえん)でしょう。
大河ドラマ『麒麟がくる 第44回』のまとめ
明智光秀ほど短い天下も珍しいのですが、やはり頼りにしていた縁者が味方してくれなかった上に、羽柴軍の電光石火の速さが効きましたね。
さらに、羽柴秀吉が放った流言を信じた諸大名が、羽柴についたのも三日天下に終わった言えんでしょう。
明智光秀が死んでいないという噂がありましたが、実際に徳川家康に従っていた天海という者は、明智光秀とも言われているので、歴史のロマンを感じてしまいますね。
それにしても、中国大返しや山崎の合戦を省いて、最後の最後まで架空の人物に時間を割くのは、愚かとしか言えませんね。ドラマだから良いじゃないかと思う方もいるかもしれませんが、このあたりが最近の大河ドラマのダメな所です。
別に架空の人物に時間を割いても良いのですが、重要な部分はカットせず、しっかりと演出して欲しいものです。