大河ドラマ『葵 徳川三代 第6回 多国籍軍』では、大谷吉継(演:細川俊之)と石田三成(演:江守徹)のアホな友情が涙を誘うので詳しく紹介しましょう。
- ドラマ『葵 徳川三代 第6回』のキャスト
- ドラマ『葵 徳川三代』の全話のストーリー
- ドラマ『葵 徳川三代 第6回』のストーリー
- 『大谷吉継(細川俊之)と石田三成のアホな友情が涙を誘う』
- ドラマ『葵 徳川三代 第6回』のまとめ
ドラマ『葵 徳川三代 第6回』のキャスト
大河ドラマ『葵 徳川三代』は、2000年1月9日〜2000年12月17日に放送されました。
脚本&演出
- 脚本:ジェームス三木
- 演出:重光亨彦
女優&男優
大河ドラマ『葵 徳川三代』に登場する人物たちです。
徳川家
- 徳川家康(演:津川雅彦)豊臣家を滅ぼそうとする大大名
- 徳川秀忠(演:西田敏行)関ヶ原の合戦に遅参した徳川家康の次男
- 松平忠吉(演:寺泉憲)関ヶ原の合戦で活躍する徳川家康の四男
- 於大(演:山田五十鈴)徳川家康の生母
- 阿茶局(演:三林京子)徳川家康の側室で、頭がキレル人物
- お江(演:岩下志麻)徳川秀忠の正室
- 本多忠勝(演:宍戸錠)徳川家きっての猛将
- 井伊直政(演:勝野洋)松平忠吉に先駆けを勧める猛将
- 本多正純(演:渡辺いっけい)徳川家康のそばに仕える家臣
- 本多正信(演:神山繁)幼少より徳川家康に仕えた参謀
- 鳥居元忠(演:笹野高史)伏見城を死守しようとする忠臣
- 京極高次(演:小野寺昭)大津城の城主
- 京極高知(演:大橋吾郎)京極高次の弟
豊臣家
- 豊臣秀頼(演:大高力也)豊臣秀吉の嫡男
- 淀殿(演:小川真由美)豊臣秀頼の生母
- 高台院(演:草笛光子)豊臣秀吉の正室
- 加藤清正(演:苅谷俊介)豊臣家の武断派の筆頭
- 前田利家(演:北村和夫)五大老に筆頭
- 上杉景勝(演:上條恒彦)会津の大大名
- 毛利輝元(演:宇津井健)西国の大大名
- 宇喜多秀家(演:香川照之)東軍を最後まで苦しめた西国の大名
- 片桐且元(演:小林稔侍)関ヶ原では豊臣家の介入を反対した重臣
- 石田三成(演:江守徹)度量は狭かったが、義にあつい武将
- 島左近(演:夏八木勲)石田三成に半分の領土を与えられた智将
- 蒲生郷舎(演:竜雷太)石田家の忠臣
- 大谷吉継(演:細川俊之)小早川秀秋の裏切りに憤怒する知将
- 島津義弘(演:麿赤兒)天下が驚く敵中突破をしかける猛将
- 黒田長政(演:山下真司)東軍の多くの大名に調略をしかけた大名
- 福島正則(演:蟹江敬三)短気な性格で、石田三成とは犬猿の仲
- 大谷吉継(演:細川俊之)石田三成の戦友
ドラマ『葵 徳川三代』の全話のストーリー
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ドラマ『葵 徳川三代 第6回』のストーリー
徳川家康は「会津征伐に向かえば、必ず石田三成が伏見城を攻めるであろう。今の手勢では足りないであろう」と声をかけますが、鳥居元忠は「少しでも兵は連れていったほうがようござる」と断ってしまいます。
死ぬ事を覚悟した忠義に、徳川家康は「そなたは岡崎の頃から仕えていたなぁ」と労いの言葉をかけて、大津城へ向かいました。徳川家康は家臣を使い、大津の城主 京極高次に「石田三成が出兵したら、味方の振りをせよ」と策を講じます。
京極高次の妻 初(はつ)は、徳川秀忠の正室お江の姉であり、徳川家康からは城の修理を援助してもらった恩義もあったのです。
そこへ初が、やってきて、徳川家康は「お江殿は3人続けて女子を生み申した。秀忠は鉄砲撃ちが下手じゃ」と皆で大笑いしてしまいます。
会津では、若松城の上杉景勝・米沢城の直江兼続が二段構えで3万8000もの兵で待ち構えていました。
徳川家康率いる本隊は、江戸に入る頃には5万5000もの大軍に膨れ上がっていて、いよいよ会津で戦が起ころうとします。
その頃、石田三成は大谷吉継に「一緒に徳川家康と戦おう」と説得しますが、首を縦に振ろうとしません。ところが、後日になり、大谷吉継は軍勢を引き連れて、参戦する事を宣言してくれたのです!
『大谷吉継(細川俊之)と石田三成のアホな友情が涙を誘う』
大谷吉継(細川俊之)は、病により顔が見にくくなってしまいました。そのため、茶会で大谷吉継が口をつけた茶碗を回し飲みする際に、他の者たちは茶碗に口をつける振りをするだけで、口につけようとしませんでした。
ところが、誠実な石田三成だけは茶碗に口を付けて飲んでくれて、二人はそれ以来、熱い友情で結ばれました。しかし、石田三成が徳川家康を討とうと説得しても「家康はもう高齢じゃ、辞めよ」とさとされます。
石田三成は西軍の大名たちと一緒に参戦しようとしますが、大谷吉継は石田三成が負ける事は分かっていました。
しかし、熱い友情のために、大谷吉継は軍勢を引き連れて石田三成のもとへ駆けつけて「お主(石田三成)はアホじゃが、ワシはもっとアホじゃあ。あーはっはっはっはぁ」と笑いあげて、二人は手を強く握りし合うのです。
大谷吉継はアホな友情と笑いますが、損得勘定や義のためだけに戦う事が多かった戦国時代のおいて、友情のために戦うのは極めて珍しいものであり、大谷吉継と石田三成の人柄がよく分かる事例ですね。
ドラマ『葵 徳川三代 第6回』のまとめ
石田三成と大谷吉継(細川俊之)の友情は有名ですが、それをアホ呼ばわりとは、さすが大谷吉継ですね。
豊臣秀吉から、100万の大軍の采配を任せたいと言われたほどの戦上手ですが、本当に大谷吉継が100万の大軍を指揮したら、明軍との戦いはどうなったのかなと思ってしまいます。
しかし、それよりも期待したのが、やはり黒田官兵衛ですね。黒田官兵衛が日ノ本の全軍を指揮していたら、明軍との戦いは結果が凄く違うものになったような気もしますね。
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