公子高が殉死を選んだ理由は一族のためだけではない!ドラマ『項羽と劉邦 King's War 第11話』

ドラマ『項羽と劉邦 King's War 第11話 赤帝の子』では、始皇帝の息子の公子高が、殉死を選んでしまいますが、その理由は一族のためだけではなかったので、詳しく解説しましょう。

ドラマ『項羽と劉邦 King's War 第11話』のキャスト

ドラマ『項羽と劉邦 King's War』シリーズは、2012年から中国で放送開始されました。

監督&脚本&原作

  • 監督:ガオ・シーシー
  • 脚本:ワン・ハイリン&イエン・ガン

女優&男優&声優

ドラマ『項羽と劉邦 King's War 第1話』に登場する人物や俳優たちを紹介します。

秦国
  • 扶蘇(演:イエ ・シャオミン)始皇帝の長男
  • 胡亥(演:ユー・ビン)秦の二世皇帝
  • 公子高(演:ルォ・ミン)胡亥の兄
  • 晨曦(演:シャオスーチンガォワー)始皇帝の孫娘
  • 子嬰(演:ワン・ロンホア)扶蘇の息子であり、晨曦の弟
  • 李斯(演:リー・ジェンシン)始皇帝を支える名軍師
  • 趙高(演:シュー・ウェングァン)野心多き宦官
  • 殷通(演:ワン・ウェイグォ)会稽の郡守
漢国(のちに漢帝国を築き上げる人物たち)
  • 劉邦(演:チェン・ダオミン)漢の高祖にして、劉備玄徳の先祖
  • 呂雉(演:チン・ラン)劉邦の正妻
  • 蕭何(演:ヤン・リーシン)漢の三傑であり、漢軍の兵糧補給に尽力
  • 樊噲(演:カン・カイ)劉邦の弟分で怪力の持ち主
  • 盧綰(演:ワン・ジーシー)劉邦の幼馴染
  • 周勃(演:チャン・チョンハォ)劉邦の忠臣
  • 紀信(演:ポン・グオビン)劉邦に不満を持つ側近
楚国
  • 項羽(演:ピーター・ホー)項燕の子孫にして、秦国打倒を目指す猛将
  • 項梁(演:ジュー・イェンピン)項羽の叔父であり、育ての親
  • 項伯(演:シュー・マオマオ)項羽の叔父
  • 項荘(演:ツァイ・イーダー)項羽の従兄弟
  • 季布(演:リー・ユエン)項羽の義兄弟
  • 鍾離昧(演:イエ・ポン)項羽の忠臣にして、楚軍きっての知将
  • 龍且(演:ファン・ユィリン)項羽に次ぐ、楚の猛将

ドラマ『項羽と劉邦 King's War 第11話』のストーリー

公子高が「多くの親族が罰せられて、私だけが生き延びる訳にはいきません。どうか、私に父への殉死をお許し下さい。その代わり、私の子供たちの面倒を見て下さい」と頭を下げてきますが、胡亥は「兄上、いや、それは」とひるんでしまいます。

しかし、趙高は「なんと潔いお言葉でしょう。お許しになられたら、いかがでしょうか」と言われてしまい、胡亥は「分かった」と許可してしまいました。

これに味をしめた胡亥は、始皇帝の妃で、子供を産んでいない者たちも一緒に、殉死させてしまうのです。

その頃、項羽が馬を連れて歩いていくと、季布や鍾離昧たちは「なんで役人でもないのに、馬を?」と思い、馬を取り上げようとしますがケンカになってしまいます。

怪力の項羽は季布をうちのめしますが「久しぶりに面白い喧嘩ができた」と上機嫌になり、季布や鍾離昧たちと仲直りの印に、酒を一緒にくみかわすのです。

龍且たちは、武器の製造を続けていましたが、項梁は「郡守の殷通に知られている。いつ踏み込まれてもおかしくはない」と止めようとしますが、項羽は「それなら、私が殷通に話をつけにいきます」と出て行こうとします。

しかし、項梁と項羽たち二人が頭を下げる事により、殷通は気分をよくして二人を許してあげました。

紀元前209年、陳勝が世界初の農民一揆を起こして、秦帝国の治世は大きく揺らいでいきました。しかし、二世皇帝の胡亥は妃選びにうつつをぬかしていたのです。はたして、始皇帝が建国した秦帝国はどうなってしまうのでしょうか?

始皇帝の息子の公子高が殉死を選んだ理由』

趙高は、胡亥を皇帝につかせる際に、それを批判しなかった一族は、あえて処刑しませんでした。その中には、罪人として追い詰めた扶蘇の子供たちも同様でした。

そのため、胡亥の息子である子嬰が処刑されなかったのに、公子高は、なぜ殉死を選んだのでしょうか?

恐らく、趙高の考えが変わって、自分たち一族が処刑されるのを恐れて、自ら殉死を願い出る事によって、自分たち一族を守ったのでしょう。

さらに、扶蘇や親族を守れなかった責任も感じて、自ら殉死の道を選んだとも考えられます。

そして、秦帝国が滅んでいく事を予見して、国が滅びゆく様を見たくなくて、自ら死を選んでいったのでしょう。

ドラマ『項羽と劉邦 King's War』の全話のストーリー

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ドラマ『項羽と劉邦 King's War 第11話』のまとめ

第11話では、公子高が殉死してしまいますが、それは一族を守るためでしたが、それ以外にも色々な理由があって死を選んでしまいました。

しかし、そのお陰で公子高の子孫は生きながらえる事ができたので、この殉死は無駄ではありませんし、追い詰められた者の知恵を私たちに教えてくれるような気もします。

秦は、短期間で数えきれないほどの重要な人物を失ってしまって、破滅の道を突き進んでしまいます。

そして、日本では『現代の中国では陳勝を英雄扱いしている』と言われてきましたが、実際には『初めて農民一揆を起こした人物』と評しているだけであり、英雄扱いしてはいません。

その後の失政は厳しく批判している所もあり、意外と冷静な評価がされているようですね。