美術の窓 8月号の書評!魅力的な黒には裏がある?(2021年)

f:id:akira2013web:20210924091610j:plain

2021年の『美術の窓 8月号』では、驚くべき黒の使い方が紹介されていたので、その内容について詳しく紹介しましょう。

透明感を活かした黒の作り方

白日会の小尾修先生は、透明な色を塗ってから、違う色を塗る事によって、奥行き感のある黒を作れる事を紹介しています。

実際に、黒く塗って、乾燥してから白の色を薄く伸ばすようにしていくと、黒が透けて見えます。こうする事により、ただ黒を塗りました……とは全く違う作品ができる訳ですね。

美術の窓

黒に見えても違うを色が使われている技

長谷川光一先生は、キャンバスにウルトラマリンとバーントアンバーを混色する事によって、黒に見えるグレーを作っていました。

ただの黒い絵の具を塗ったものとは違う色合いができるので、もしも黒い絵の具を使う事に抵抗を感じてしまう場合には、違う色を混ぜる事により黒っぽく見せる技もオススメですね。

一番有名な例として、補色を混ぜたり、3原色(青・赤・黄)を混ぜたりしてグレーを作る事もできます。

バーナーで焦がして黒を作成!

板を支持体として利用して、バーナーを使い焦がす事により、黒色を作るという荒技も紹介されていました。

木下めいこ先生は、さらに岩絵具や炭も併用して、魅力的な黒を作っていきましたが、本当に凄いの一言です。バーナーを使うという発想は、思いつきもしなかったですね。

美術の窓 8月号の書評のまとめ

黒だけを塗ったら、奥行きもなく鮮やかさもないので、以前から『どのように塗ったら良いのだろうか?』と悩んでいました。

しかし、今回の美術の窓を読む事により、多くのヒントを貰えて、ほくほく顔です。

美術の窓

8月号には、この他にも黒を作る方法が書かれていますし、貴重な個展や公募展の情報も載っているので、興味のある方は読んでみても損はしないでしょう。