芸能人の似顔絵をネットで掲載するのは著作権を侵害するのか?気になる方は多いかもしれませんが、意外とグレーゾーンになっているので、その理由について紹介しましょう。
芸能人の似顔絵制作は肖像権侵害になるケース
個人で似顔絵を描いていて訴えられる可能性が高いのは、芸能人の似顔絵を描いて、それを商用利用している場合です。
たとえば、芸能人の似顔絵を描いたので、買ってみませんか?という場合ですね。これは完全にアウトです。
その次に訴えられる可能性が高いのは、YouTubeで芸能人の似顔絵を描く所を見せて、広告費を貰う場合ですね。しかし、こういうケースで訴えられる事は、ほぼありません。なぜなら、それはグレーゾーンになってしまっているからです。
芸能人の似顔絵がグレーゾーンになっている理由
本来なら、肖像権の侵害で訴えられてもおかしくないのに、なぜか訴えらえない場合が多くあります。
それは、芸能事務所や芸能人が見て見ぬ振りをしているからです。「本当は肖像権侵害だけど、まぁ良いかな」と訴えない訳ですね。
訴えない理由として、考えられるのは以下の理由です。
- 似顔絵を描いている人が多すぎて、訴えてもキリがない
- ファンが良かれと思っているので見て見ぬ振りをしている
- 好感度を下げたくないので、あまり目くじらをたてないほうが良い
似顔絵を描いている人たちの多くは、その方が綺麗だったり可愛かったり、または好きだから描いている人がほとんどです。
そのため、訴えづらいというのもあるので、今後も見て見ぬ振りをする可能性は高いです。注意すべきポイントとしては、芸能人を馬鹿にしたり中傷したりするような絵を描いた場合は、かなりの高い確率で訴えられるので注意したほうが良いでしょう。
肖像権侵害にならないポイント
芸能人の似顔絵は、あまりネットで公開しないほうが良いので『自分も芸能人の似顔絵は、やはり公開しないほうが良いな』と思ってしまいました。
しかし、多くの方は『でも、好きな芸能人の似顔絵を描いて、ネットで公開してみたい』と思う方は多いでしょう。
そこで覚えて欲しいポイントしては、以下の事を気を付けた方がいいです。
- 芸能人を誹謗中傷しない(危険度100%)
- 商用利用しない(危険度40%)
- リアルに描かない(危険度20%)
訴えられる危険度の割合は、こんな感じだと思います。やはり芸能人を誹謗中傷してしまえば、芸能人があまり気にしていなくても、ファンが騒ぎ出して、それが注目されるようになったら、芸能事務所が動き出す可能性はゼロではないでしょう。
商用利用に関しては、本当は危険なのですが、多くの芸能事務所や芸能人が見て見ぬ振りをしているので、訴えられる可能性は低いです。しかし、いつまでも見て見ぬ振りをするとは限らないので、注意したほうが良いかもしれません。
そして、リアルに描きすぎたら、著作権もあり肖像権もあるのに、複製したものを公開していると思われるので、これを気を付けたほうが良いですね。
私は、似顔絵を趣味で描いていたのですが、だんだんとリアルになっていったので『そろそろ辞めたほうが良いのかな』と悩んでいて、結局は辞めることになってしまいました。
芸能人の似顔絵制作は肖像権侵害のまとめ
自分は画家やイラストレーターを目指そうと思って、まずは似顔絵を描いていましたが、グレーゾーンと言えるので、やっぱり画家やイラストレーターは諦めてブロガーに戻ります(すいません)。
色々と考えたのですが、特化型ブログから雑記ブログに戻して、色々なニュースを紹介していこうかなと思いました。
しばらくは雑記ブログにしてみて、それでブログのアクセスがどうなっていくのか?それは毎月1回は、当ブログで紹介していくので、興味のある方は楽しみにしていて下さい。
今日から、久しぶりに毎日4記事以上は投稿して、映画やブログなども投稿していこうと考えています(コロコロとブログの方針を変えて申し訳ないです)。