ジャニスの身勝手さが悪魔を呼び起こす?映画『アナベル 死霊人形の誕生』

映画『アナベル 死霊人形の誕生』では、ジャニスの身勝手さが悪魔を呼び起こしてしまうので、詳しく紹介しましょう。

アナベル 死霊人形の誕生』のキャスト

引用:https://www.amazon.co.jp/

アメリカ合衆国のホラー映画『アナベル 死霊人形の誕生』は、2017年10月13日に日本で上映されました。DVDの収録時間は110分になります。

監督&脚本

人形に閉じ込めた悪魔が襲いかかってくる映画『アナベル 死霊人形の誕生』を製作したのが、デヴィッド・F・サンドバーグ監督です。

登場人物と役者

尋常ではない恐怖を見事に熱演している役者さんたちは、以下の通りです。

  • シャーロット/孤児たちの面倒を見る修道士(演:ステファニー・シグマン)
  • ジャニス/足が不自由な孤児の女性(演:タリタ・ベイトマン
  • リンダ/ジャニスのルームメイト(演:ルル・ウィルソン)
  • ナンシー/性格が落ち着いている孤児(演:フィリパ・クルサード
  • キャロル/マリーンズが気になる女性(演:グレイス・フルトン)
  • ビー・マリンズ/事故で亡くなってしまう少女(演:サマラ・リー)
  • サム・マリンズ/人形職人の男性(演:アンソニー・ラパーリア)
  • エスター・マリンズ/サムの妻(演:ミランダ・オットー)

アナベル 死霊人形の誕生』のストーリー

人形を捨てようとするリンダ

引用:https://eiga.com/movie/86211/gallery/

人形職人のサムは、人形を作り終えて車で帰ろうとしていました。しかし、車の部品が落ちてしまい、娘のビーが拾おうとしたら対向車にはねられて命を落としてしまったのです。

それから、12年の歳月が流れて、マリンズ夫婦は娘の代わりに多くの孤児を引き取るようになっていました。

多くの故事たちの中には、足の不自由なジャニスもいました。

ジャニスは、サムから「この部屋だけは入るな」と忠告されていたのに『ビー 7歳』と彫られていた事に興味がわいてしまいます。

夜中に、床に置かれた『私を見つけて』という紙を見つけてしまい、ついついビーの部屋に入ってしまうのです。そうしたら、近くに布をかぶった者が近づいてきますが、その布の中は誰いませんでした。怖くなったジャニスは急いで寝室へ戻ってしまいます。

翌日、夜中になり、部屋で怪談話をしていたら、寝たきりだったはずのサムの妻を見てしまって悲鳴をあげます。

しかし、サムは「妻は寝たきりのハズだから、部屋にいる訳がない」と否定してしまうので、ジャニスは再び入ってはいけないビーの部屋に入って、ある日記に目を通します。

その日記には『ここに戻ってきた』と書かれてあって、ドールハウスに灯りがついてビーの幽霊が現れて「お前の魂をくれ」と迫ってきたのです!

ジャニスの身勝手さが悪魔を呼び起こす

ジャニスは、面倒を見てくれていたサムから忠告されていたにも関わらず、禁断の部屋を開けてしまいます。1度は怖い思いをしたにも関わらず、再び入ってしまい、ついにはビーの幽霊が登場してしまうのです。

この行為が悪魔を呼び起こす事になってしまい、ジャニスは体を乗っ取られてしまい、事態は最悪の方向へ突き進む事になってしまうのです。

アナベル 死霊人形の誕生』の豆知識

アナベルに追い詰められるシャーロット

引用:https://eiga.com/movie/86211/gallery/4/

圧倒的な力を持った悪魔が、ジャニスを乗っ取った事により、孤児たちを恐怖のどん底に突き落とす映画『アナベル 死霊人形の誕生』に関連する豆知識を紹介するので、良かったら、ご覧になってみて下さい。

アナベルの人形

リンダは、ジャニスがおかしくなったのは、あの人形だと思って井戸へ捨てますが、なぜか人形は家の中に戻ってしまいます。そして、エスターは恐ろしい事が起きてしまったのは、人形に乗り移った悪魔と教えてくれます。

実は、エスターやサムは娘を失った悲しみから立ち直る事ができなくて、怪しげな力に頼って、忠義を尽くすようになってしまいました。

そんな時に、娘が紙に「お願い」と書いて、人形に乗り移る許可を両親たちに求めてきたのです。そして家の中に、娘そっくりの女性が現れて、ビーが生き返ったと思って喜びました。

しかし、エスターは自分の娘ではない事に気付いて十字架を向けたら、娘は腕や足の関節を不気味に動かしていき襲いかかってきて、顔から大量出血してしまいます。

そこで教会にすがって、神の言葉を書いた紙を貼り付けた扉の奥に人形を封印したのです。しかし、その人形をジャニスが復活させてしまったのです。

アナベルは実在する人形

今作アナベル 死霊人形の誕生』は『死霊館』シリーズの作品です。そして、死霊館に登場するアナベル人形は、実在する人形なのです。

少し都市伝説のような話ですが、親からもらった人形を大事にしていた娘が、以前に置いた位置から人形が動いている事に気付きます。

次第に、娘は人形が怖くなって捨てようとしますが、親から貰った人形なので捨てる事ができないうちに怖い体験をしてくという話があるのです。

このような話は日本にもあって、日本人形の髪の毛が伸びたり、人形の位置が変わったりするのと似ていますね。

アナベル 死霊人形の誕生』の感想

死霊館をはるかに超える恐ろしい映画『アナベル 死霊人形の誕生』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

アナベル 死霊人形の誕生』の残念な所

今作では、見る者を怖がらせるシーンがいくつもありますが、ゾンビの顔はあまり怖くない感じがしましたね。

よく見てみたら「あぁ〜作っているねぇ」という感じがしました。ただし、突然ゾンビの顔がバーン!と出てくるので、そこは十分すぎるほど怖いです。

アナベル 死霊人形の誕生』の見所

私は『アナベル 死霊人形の誕生』を見る時には「あまり怖く感じない人形だなぁ」と感じました。

所が、実際に見てみたら、今まで見てきたホラー映画の中で最も怖い作品で「ここまで怖い映画を作るなんて、少しクレイジーすぎるぞ」と震え上がってしまいました。

ホラーに慣れている私でも、ジャニスを少しずつ追い詰めていくシーンを見たら「いやいや、何でそんな事をするんだよ」と突っ込みたくなるほどでした。

そして悪魔に乗っ取られたジャニスは人の命を奪う事に快感を覚えているかのように、リンダを追い詰めて、他の孤児に刃物を向けて「それより殺すの手伝って」と言ってくるのです。

そしてジャニスは、リンダを床に抑え込んで「一緒にいるって約束した、約束破ったら知ってる?地獄に真っ逆さま」と刃物を握りしめるシーンは怖すぎます。この映画は、心臓に弱い方は見ない事をおすすめします。