信じないアーウィンは救われない?映画『リメインズ 死霊の棲む館』

映画『リメインズ 死霊の棲む館』では、信じないアーウィン救われない事件が起きてしまうので、詳しく紹介しましょう。

『リメインズ 死霊の棲む館』のキャスト

引用:https://www.amazon.co.jp/

アメリカ合衆国で製作されたホラー映画『リメインズ 死霊の棲む館』は、2016年に製作されました。DVDの収録時間は、約93分になります。

監督&脚本

邪悪な死霊が襲いかかる映画『リメインズ 死霊の棲む館』を製作したのが、トーマス・デラ・ベラ監督です。

  • 監督:トーマス・デラ・ベラ
  • 脚本:トーマス・デラ・ベラ

俳優と女優

古くても豪華な館で、次々に恐ろしい出来事が起きてしまう映画『リメインズ 死霊に棲む館』に登場する役者は以下の通りです。

  • トッド・ロウ
  • ブルック・バトラー
  • ハンナ・ノードバーグ
  • アシュレイ・クロウ

『リメインズ 死霊の棲む館』のストーリー

1891年にカリフォルニア州で、トルウッド夫婦が娘のエレーナがいなくなったので、霊と交信できるマダムに会いに行きます。妻のメイベルはワラにもすがる思いで訪ねてきましたが、夫のアーウィンは霊と交信するという行為に懐疑的でした。

マダムは、エレーナの愛着のある物を出すようにお願いするので、母は娘が大事にしていた人形を差し出します。なぜなら、愛着のある物があったほうが交信しやすかったからです。

「交信している時は魔法円は崩さないように。そして、霊がNOと答える時には1回音がして、YESと答える場合には2回音がします」と語りかけて、いよいよ霊と交信します。

そして、アーウィンが「馬鹿げている」と言ったら、ピアノの鍵盤が1回押されたのです。さらにメイベルが「エレーナがピアノを?」と話しかけたら、今度は鍵盤が2回押されました。

これにアーウィンが「トリックだ」と叫んで魔法円を崩してしまいました。そうしたら、マダムに悪霊がのり移ってしまったのです。マダムは次々にアーゥインたちに襲いかかり「魔法陣は崩すなと言ったはずだぞ」と不敵な笑みを浮かべるのです。

多くの死傷者を出してから、この館はオープンハウスとして売り出されてしまい、ジョンが、昔の事件を知らずに買い取ってしまいます。

しかし、その後にジョンの家族は亡くなったハズの母親の幽霊を見てしまった上に、屋根裏に少女の霊エレナが「燃やして、あの女が来る」と警告してきたのです。はたして、ジョンの家族までもが悪霊のエジキになってしまうのでしょうか?

『信じないアーウィンが救われなかった理由』

アーウィンは、妻とは違って、霊能力者の話を信じようともしませんでした。そのため、ピアノの音の回数で幽霊が答えてくるのはトリックに違いないと決めつけてしまいます。

次々にピアノの音が鳴っていくのに我慢しきれず「トリックだ!」と叫んで、魔法陣を崩してしまったので、悪霊は霊能力者の体を乗っ取ってしまい、妻は殺害されてしまうのです。

信じる者は救われるという言葉がありますが、信じないアーウィンは救わなかったという事ですね。

話は違いますが、今の日本はオレオレ詐欺や迷惑メールが多発しているので、信じる者が必ず救われるという時代でもないので、注意が必要です。

『リメインズ 死霊の棲む館』の豆知識

悪霊が生者を次々に取り込んでいく映画『リメインズ 死霊の棲む館』に関連する情報を紹介するので、良かったら、ご覧になってみて下さい。

映画『アダムスファミリー』

ジョンの長女イジーが、恋人を自宅に招いた時に「まるでアダムスファミリーのような家だ」と言ってきます。

しかし、最近の若い方はアダムスファミリーを知らないでしょう。この映画は、1992年に日本で上映された少し怖くもあり、コミカルな映画です。

アダムスファミリーは、少し不気味な家族が、人の不幸な出来事を喜ぶような所がありますが、コミカルに笑わせていく所があって高い人気を集めました。上の動画予告は『アダムスファミリー2』になります。

私は、この映画は、少しおどけた音楽「ドゥドゥッドゥ!ドゥドゥッドゥ!ドゥドゥドゥドゥーーン」が好きで「外国は、こんな面白い映画があるのか」と感慨深くなっていた時期がありました。

映画『死霊館

死霊が館に棲む映画は、リメインズ 死霊の棲む館だけではなく『死霊館』というのもあります。この映画では、ペロン一家が競売にかけられていた家に住むようになってから、恐ろしい悪霊に、家族たちが危険にさらされる事になります。

そこで、悪霊払いをする事で有名な人物に助けを求める事にしていき、悪霊との壮絶な戦いを繰り広げていく映画です。

『リメインズ 死霊の棲む館』の感想

洋画ホラーの定番とも言える人形・競売された家・死霊などが登場する映画『リメインズ 死霊の棲む館』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

『リメインズ 死霊の棲む館』のオススメ層

洋画ホラーでは、鉄板とも言えるストーリーで、凄惨な事件があった館が安売りして、そうとも知らずに購入した家族が悲惨な思いをするという映画でした。しかし、思ったほどグロい映画でもないので、若年層でも見やすいホラー映画と言えます。

さらに、家族が団結して悪霊を退治しようとする映画なので、ファミリー向けのホラー映画ですね。

  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️
  • 男性層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 女性層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 独身層:⭐️⭐️⭐️
  • ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

『リメインズ 死霊の棲む館』の残念な所

色々と見応えのあるホラー映画でしたが、いかんせん死霊が登場する回数があまりにも少なかったです。もう少し死霊が登場するシーンを増やして、もっと怖いホラー映画にして欲しかったなというのが率直な感想です。

そして、マダムが霊として現れますが、やはり洋画ホラーなので仕方ないのかもしれませんが、ゾンビのような顏になっているだけなので、あまり怖く感じませんでした。そのため、ジャパニーズホラーを見慣れている方には、少し物足りなく感じてしまうかもしれません。

『リメインズ 死霊の棲む館』の見所

マダムが迫力不足という感じですが、屋根裏に登場するエレナは、本当に幽霊という感じがして、なかなか迫力を感じる事ができました。そして、私が最も驚いたのは、ジョンが自分の息子をバットで殴り続けるシーンでしたね。夢の中とは言え、バットが赤く染まるまで殴り続けるだけあって、迫力のあるシーンでした。

ただし、殴られる顔は登場していないので、それほど残酷という訳ではないので、多くの方が見やすい怖さになっています。なぜバットが赤く染まっていても、エイデンの顔が登場しないのか?それは、この映画を見るお楽しみとして取っておくのも良いでしょう。