映画『猿の惑星:創世記』では、ウィルの親孝行が、人類を滅ぼしかねない事になってしまうので、その理由について詳しく紹介しましょう。
- 「猿の惑星:創世記」のキャスト
- 「猿の惑星:創世記」のストーリー
- 『ウィルの親孝行が人類を滅ぼす?』
- 猿の惑星:創世記の豆知識『ゴールデン・ゲートブリッジ』
- 映画『猿の惑星』シリーズのストーリー
- 映画『猿の惑星:創世記』の感想
「猿の惑星:創世記」のキャスト
アメリカ合衆国のSF映画『猿の惑星:創世記』では、日本では2011年10月7日に公開されました。
監督&脚本
- 監督:ルパート・ワイアット
- 脚本:アマンダ・シルヴァー&リック・ジャッファ
登場人物
- ウィル・ロッドマン:父のアルツハイマーを治すために新薬を開発
- キャロライン・アランハ:獣医であり、ウィルと親しい関係になる女性
- チャールズ・ロッドマン:ウィルの父親
- スティーヴン・ジェイコブス:ウィルの上司であり、新薬に興味を持つ
- ロバート・フランクリン:チンパンジーの飼育係
- シーザー:ウィルに大切に育てられる猿
- コバ:人間に恨みを持つ猿
俳優
- ウィル・ロッドマン(演:ジェームズ・フランコさん)
- キャロライン・アランハ(演:フリーダ・ピントー)
- チャールズ・ロッドマン(演:ジョン・リスゴーさん)
- スティーヴン・ジェイコブス(演:デヴィッド・オイェロウォ)
- ロバート・フランクリン(演:タイラー・ラビーンさん)
「猿の惑星:創世記」のストーリー
ジェネシス社でチンパンジーを使って、アルツハイマーを治す新薬を開発していたウィルは、新薬『ALZ(アルツ)112』の開発に成功したと確信します。
上司のスティーヴンに臨床試験の許可を求めたら、1回だけという条件付きで認めらましたが、妊娠をしていたチンパンジーは子供を守るために臨床試験実験中に暴れ出します。
そのチンパンジーは、ウィルが会議で新薬の説明をしていた所まで乱入してきたので、猿たちを始末するように命じられますが、モーリスは「子猿だけは助けて欲しい」と懇願してくるので、ウィルは子猿をシーザーと名付けて、家に連れて帰りました。
シーザーは実験が大きく影響して、高度な知能を持つようになりましたが、ウィルの父を助けるために隣人に大怪我をさせてしまい、劣悪な環境の施設に預けられます。
その施設では人間が猿を虐待して楽しむような所であり、シーザーは猿たちを密かに統率するようになり、自宅まで抜け出して新薬を持ち出します。
その新薬の煙を施設内で充満させて、一気に仲間たちの猿の知識を向上させたのです。そして劣悪な環境から脱走して、ジェネシス社へ攻撃をしかけて、会社に囚われていた猿たちを解放します。
そしてシーザーは思い出深いゴールデン・ゲートブリッジへ向かいますが、そこには武装した警察官が待ち構えていて、猿と人間の激しい戦いが起きてしまうのです!
『ウィルの親孝行が人類を滅ぼす?』
ウィルは、父親のアルツハイマーを治したくて、猿に新薬を投与してしまいます。しかし、この行為がシーザーという知的水準の高い猿を誕生させるキッカケとなってしまったのです。
シーザーは、やがて猿たちの知的水準を高くして、人類に反旗を翻します。こうして、振り返ってみたら、ウィルの親孝行は、人類を滅ぼしかねい愚行と言えるでしょう。
猿の惑星:創世記の豆知識『ゴールデン・ゲートブリッジ』
シーザーたち猿と、人間たち警察が激しい戦いを繰り広げる『ゴールデン・ゲートブリッジ』は、サンフランシスコ湾の入り口にかけられた巨大な橋です。
227メートルの塔に支えられていて、色は赤なのに、なぜかゴールデンと名付けられています。
これには、少しゴールデン・ゲートブリッジの歴史が関係していて、この海峡はギリシャ語で『Chrysopylae(金の門)』と名付けられたので、ゴールデンという名前が付けられた訳ですね。
参照元:http://www.link-usa.jp/us-dictionaly/archives/2008/05/25_010443.html
霧に覆われる時でも、ゴールデン・ゲートブリッジの塔の先端だけが見える事もあり、いかに、この橋が巨大なのか?雄弁に今も物語っています。
映画『猿の惑星』シリーズのストーリー
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映画『猿の惑星:創世記』の感想
『猿の惑星:創世記』を見た感想について詳しく解説します。
映画『猿の惑星:創世記』のオススメ層
ウィルが、アルツハイマーになった父親を救おうとして、新薬を猿に投与して、アルツハイマーを改善しようとします。それが、最悪の結果に近づいていくるので、ファミリー層で見て、家族愛について考えてみるのも悪くはないでしょう。
さらに、ウィルが猿の面倒を見る事によって、獣医と親しい関係になっていくので、恋愛映画が好きな方でも満足しやすい内容になっています。
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
映画『猿の惑星:創世記』の残念な所
ウィルが、自分の失敗で親を失ったシーザーを我が子のように面倒を見ますが、シーザーはウィルの父親を救うために、劣悪な環境に連行されてしまうシーンは胸を締め付けられる所でしたね。
そして、劣悪な環境では猿たちを虐待してしまうので、そこは少し目をおおうようなシーンで『あそこまでしなくても』と思う所であり、残念でした。
映画『猿の惑星:創世記』の見所
映画『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』は、チンパンジーを使い新薬を開発して猿たちを痛めつけてしまう人間たちが、猿に復讐されるというストーリーでした。そのため私たち人間が見るのは、少し辛い場面もあります。
しかしウィルから暖かく育てられた事に感謝していたシーザーが苦しみながらも、仲間たちのためにゴールデン・ゲートブリッジで激しい戦いを挑む所は、猿の惑星:創世記の大きな見所でしょう。