オードリー・ヘプバーンの代表作の映画『ティファニーで朝食を』では、ホリーが猫に信じられない仕打ちを行なってしまうので、詳しく紹介しましょう。
- 映画『ティファニーで朝食を』のキャスト
- 映画『ティファニーで朝食を』のストーリー
- 『ホリーが猫にした信じられない仕打ち』
- 今作の豆知識『オードリ・ヘップバーンの名言』
- 『ティファニーで朝食を』と他の映画を比較
- 映画『ティファニーで朝食を』の感想
映画『ティファニーで朝食を』のキャスト
アメリカ合衆国のドラマ映画『ティファニーで朝食を』は、日本では1961年11月4日に上映されました。
監督&脚本
- 監督:ブレイク・エドワーズ
- 脚本:ジョージ・アクセルロッド
登場人物&俳優
明るい性格をしたホリーに多くの男性たちが様々な騒動に巻き込まれていく映画『ティファニーで朝食を』に出演したキャストを紹介しましょう。
ホリー・ゴライトリー(演:オードリー・ヘップバーン)
ホリーは、ティファニー(宝石店)のような華やかな所で生活する事を夢みる女性です。しかし、彼女は周囲に迷惑をかけても、あまり悪いとも思えない困った性格の持ち主でした。
ポール・バージャク(演:ジョージ・ペパード)
ポールは引っ越し先でホリーに出会いますが、彼女の性格に戸惑いながらも彼女に寄り添っていきます。
ユニオシ, I.Y.(演:ミッキー・ルーニー)
日系人であるユニオシは、アメリカの偏見に基づく日本人像として登場します。そのため日本人の私たちの目から見たら、ユニオシの登場だけで作品の魅力を半減させていると言っても過言ではありません。
サリー・トマト(演:アラン・リード)
サリーは、ホリーの金遣いの荒さに少し驚きながらも、ホリーとの会話を気さくに楽しむ男性です。
映画『ティファニーで朝食を』のストーリー
ホリーという若くて美しい女性は、言いよって来る男を冷たくあしらっていましたが、同じマンションへ引っ越してきたポールと出会います。
ポールは電話を借りるためにホリーの部屋を訪れますが、そこには名無しの猫ちゃんがいました。ホリーは、この猫は自分が拾って育てていることをポールに説明します。
当初こそ貧乏だだったポールでしたが、彼が書いた小説が売れていき、次第にホリーはポールにのめりこんでいきました。二人は、朝早くからティファニー(宝石店)へ行って、文字を刻める物で、10ドルで買えるようなものはないかと探し始めます。
店員は少し無理な要望と思っても「朝食ができる頃までには」と言って承諾をします。
ホリーとポールは上手くいくかに見えましたが、ホリーは感情の激しい人間で、たびたび理解しがたい行動を取ってしまいます。
ついには、ホリーは雨降りの中で、猫をタクシーから降ろしてしまうので、ポールは彼女の間違いについて指摘をするのです。
ようやく落ち着いたポールは「猫は?」と聞きますが、ポールは知らないと答えてしまいますが、はたして二人の関係や猫はどうなってしまうのでしょうか?
『ホリーが猫にした信じられない仕打ち』
ホリーは、感情的になってしまう所が多いので、雨降りの中で、タクシーから猫を降ろしてしまいます。さすがに、これは虐待ではないか?と思ってしまいますね。
猫にしてみれば、飼い主は親のような存在であり、こんな事をされたら『親に捨てられた』と思ってしまいます。
この映画は、1960年代に上映されたものであり、まだまだ動物はあくまでもペットであり、家族ではないと考えていた方もいたので、この辺りは時代が違いすぎるかなという感じがしますね。
今作の豆知識『オードリ・ヘップバーンの名言』
オードリ・ヘップバーンの若い頃の美しさで、多くのファンを魅了してきました。
そんな彼女でも、年齢を重ねていったら、シワも増えていき、加齢には勝てないと思われました。
ところが、オードリ・ヘップバーンは「たしかに私の顔にシワも増えました。ただ、それは私が多くの愛を知ったということなのです。だから私は今の顔の方が好きです」と言い切ったのです。
私は、この話をTVで知ったのですが『そこまで言い切るとは、さすがオードリ・ヘップバーン』とうならされたものですね。
今では、美容整形で若く見せやすくなりましたが、オードリ・ヘップバーンが現代で生きていても、恐らく美容整形は受けなかったのでしょう。
『ティファニーで朝食を』と他の映画を比較
オードリ・ヘップバーンの代表作と言えば『ティファニーで朝食を』も有名ですが、やはり最も有名なのは『ローマの休日』でしょう。
身分の高い女性が、つかの間の休日をローマで過ごすのは、最近の日本ではタイムリーな話題ですが、その純愛やロマンティックな話は、ドラマ映画の王道とも言えますね。
映画『ティファニーで朝食を』の感想
『ティファニーで朝食を』の感想について紹介します。
映画『ティファニーで朝食を』のオススメ層
オードリ・ヘップバーンの代表作『ティファニーで朝食を』は、女性がときめくストーリーになっていますが、あまりにも昔の映画です。
そのため、若年層よりはシニア層向けの映画ですし、猫にひどい仕打ちをするシーンがあるので、猫好きの方は要注意の作品ですね。そのため、好みが分かれる作品と言えます。
- 猫好き:⭐️
- 恋人同士:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
映画『ティファニーで朝食を』の残念な所
オードリ・ヘップバーンの名作として知られていたので、試しに見てみたら、思ったよりもワガママな性格をしていたので、期待していたような展開ではありませんでした。
しかも、日系人のキャラクターが、あまりにも偏見だろうと突っ込みたくなる出で立ちをしていたので、その辺りも残念な所です。
映画『ティファニーで朝食を』の見所
オードリー・ヘップバーンが、無茶苦茶な性格をした女性を明るく演じる小悪魔ぶりは確かに魅力的なものでした。
猫にひどい仕打ちをしますが、途中で心を改めるシーンが出てくるので、そこは唯一の救いといった感じがしますね。