映画『去年の冬、きみと別れという』では、松田百合子(演:山本美月)が彼氏の復讐に利用されて、焼死したかもしれないので詳しく紹介しましょう。
- 『去年の冬、きみと別れ』のキャスト
- 『去年の冬、きみと別れ』のストーリー
- 『松田百合子(演:山本美月)が復讐に利用されて焼死?』
- 『去年の冬、きみと別れ』の豆知識
- 『去年の冬、きみと別れ』と他の映画を比較
- 『去年の冬、きみと別れ』の感想
『去年の冬、きみと別れ』のキャスト
日本のミステリー映画『去年の冬、きみと別れ』は、2018年3月10日に日本で上映されました(上映時間は約119分)。
監督&脚本&原作
謎の多い焼死事件が起きてしまう映画『去年の冬、きみと別れ』を制作したのが、瀧本智行監督です。
登場人物&役者
フリーライターの恭介が大事な婚約者を雄大に取られてしまう映画『去年の冬、きみと別れ』に登場する人物や役者さんたちは、以下の通りです。
- 耶雲恭介(演:岩田剛典)結婚を控えた記者
- 松田百合子(演:山本美月)恭介の婚約者
- 木原坂雄大(演:斎藤工)焼死事件の容疑者
- 木原坂朱里(演:浅見れいな)雄大の姉
- 吉岡亜希子(演:土村芳)焼死してしまう美人モデル
- 小林良樹(演:北村一輝)週刊文詠の編集者
『去年の冬、きみと別れ』のストーリー
美しい女性モデル亜希子は、目が見えなくて点字が打たれた紙を愛おしく抱き込むように大切に持っていましたが炎に包まれて死んでいってしまうのです。
亜希子は焼死してしまって、容疑者として木原坂雄大が浮上しました。なぜなら、亜希子をモデルとして写真撮影していたのが木原坂雄大で、彼女が燃えていても助けようとしていなかったからです。
しかし、凄腕の弁護士の活躍により、木原坂雄大は執行猶予処分で釈放されてしまいます。
フリーライターの耶雲恭介は、そんな木原坂雄大に興味を持って取材を申し込もうとします。しかし、木原坂雄大は彼氏がいる女性に異常な執着を持つ男であり、焼死した亜希子には彼氏がいたのではないか?という噂がありました。
耶雲恭介は、松田百合子と婚約する約束をしていたのに、結婚式を送らせてまで仕事を優先させようとして喧嘩してしまうのです。木原坂雄大は、二人の隙をついて、松田百合子を自宅に招いてしまいます。
そうしたら、再び木原坂雄大の屋敷から炎が燃え広がってしまって、耶雲恭介が婚約者に送った指輪をはめていた焼死体が残っていました。
木原坂雄大は逮捕されますが、耶雲恭介は婚約者を失い泣き叫びまます。しかし、出版社の小林良樹が、耶雲恭介の行動が怪しいと思って調べ始めたら、何と!耶雲恭介の前の彼女が亜希子である事が判明します。
はたして、耶雲恭介は前の彼女の復讐のために、松田百合子を利用したのでしょうか?
『松田百合子(演:山本美月)が復讐に利用されて焼死?』
www.instagram.com耶雲恭介は、木原坂雄大によって前の彼女を焼き殺されてしまいます。そんな過去があるのに、わざわざ木原坂雄大に取材を申し込んでしまうのです。
そのせいで、新たに付き合っていた彼女の松田百合子(演:山本美月)の焼死体らしき遺体が、木原坂雄大の屋敷で再び見つかってしまいます。
これでは、耶雲恭介が前の彼女を殺された復讐のために、新しい彼女を利用したと言われても仕方がないですね。
『去年の冬、きみと別れ』の豆知識
謎の多い焼死事件の真相を追うはずの恭介自身も謎の多い設定になっていた『去年の冬、きみと別れ』に関連する豆知識を紹介するので、良かったら、ご覧になってみて下さい。
10歳の殺人者『メアリー・ベル』
映画『去年の冬、きみと別れ』では、恭介が当時10歳だった兄弟が父親の命を奪ったのではないかと、当時刑事だった人物を追求するシーンがありました。
しかし、刑事は「10歳がそんな事ができるか」と反論しますが、世の中には10歳で人の命を殺める者もいて、それが『メアリー・ベル』という人物です。
この人物はイギリス人の少女で、3歳と4歳の男児の命を奪ったのです。途中で11歳になりましたが、初犯は11歳でした。
その犯行はとても残虐なものでしがた、彼女は小さい頃から暴行を受けていた事もあって、恭介が親から暴行を受けていた兄弟が親の命を狙ったと疑うのもあながち的外れとは言えないのです。
『去年の冬、きみと別れ』の主題歌
悲劇的な焼死事件が起きてしまう映画『去年の冬、きみと別れ』の主題歌は、m-floの『never』です。m-floは昔によく聞いた事があって、BoAという韓国人女性アーティストの曲に参加していたグループなので、今でもよく覚えています。
そして、neverという曲では、この映画のストーリーに合うように寂しさを誘うような雪が降ってくるかのような曲調になっています。そして好きな恋人を慕うような歌詞になっています。
『去年の冬、きみと別れ』と他の映画を比較
木原坂雄大(演:斎藤工)が、彼氏のいる女性に異常な執着を見せますが、ドラマ『あなたの番です』で、尾野幹葉(演:奈緒)が彼女のいる女性につきまとってしまいます。
このように、恋人がいる異性に執着してしまう人はいるので、困ったものです。ちなみに、ドラマでは尾野幹葉が、恋人のいる異性に執着しますが、映画ではそういうシーンが少なかったですね。
それでも、以前に妻がいた細川朝男(演:野間口徹)と仲良くなるので、やはり性格は変わっていないのかもしれません。
『去年の冬、きみと別れ』の感想
謎の多い登場人物は雄大だけかと思いきや、意外にも恭介自身も謎の多い人物だった『去年の冬、きみと別れ』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。
『去年の冬、きみと別れ』のオススメ層
耶雲恭介が、前の彼女を焼き殺された恨みを晴らすために、今の彼女を利用しようとするので、恋人同士で見るには刺激的な映画と言えます。
ただし、それは最後まで見てみないと分からない所もあるので、しっかりと最後まで見る事をオススメします。登場人物は若い役者さんが多いので、どちらかと言えば、若年層向けの映画ですね。
前に彼氏がいた女性にしてみれば、前カノのために動く主役を見ていたら、少し嬉しくなるかもしれませんね。
終盤では思いがけない結末が待っているので、ミステリー好きには、たまらない作品になっています。
- 恋人同士:⭐️⭐️⭐️
- 前に彼氏がいた女性:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️
『去年の冬、きみと別れ』の残念なところ
私が『去年の冬、きみと別れ』を見ようと思ったのは、キャッチコピーで『すべての人がこの罠にハマる。』とあったからです。
しかし、実際に見ようとしたら、そのキャッチコピーがあったので「途中から思いもよらぬ事が起きるのだろう」と思って見ていたので、ある程度は予測できてしまいました。
そのため、キャッチコピーの付け方は本当に難しいなと思ってしまいましたね。もう少しキャッチコピーの内容が違っていたら、この作品の満足度も違うものになっていたかもしれません。
『去年の冬、きみと別れ』の見所
このミステリー映画では、被害者が炎に包まれていき、完全に炎に包まれているシーンが登場するので、かなりの迫力がありましたね。それだけに雄大の凶悪性や残忍性が視聴者を惹きつけていきます。
さらに、恭介が前の彼女の復讐のために、婚約者を犠牲にする事を覚悟していたのか?その辺りも『去年の冬、きみと別れ』の大きな見所になっていますね。