警察のカールが被害者に苦しめられる?映画『特捜部Q Pからのメッセージ』

映画『特捜部Q Pからのメッセージ』では、警察のカールが、なぜか被害者に苦しめられるので詳しく紹介しましょう。

『特捜部Q Pからのメッセージ』のキャスト

引用:https://www.amazon.co.jp/

2016年に上映された『特捜部Q Pからのメッセージ』は、デンマーク・ドイツ・スウェーデンノルウェーの合作映画です(DVDの収録時間は112分)。 

監督&脚本

登場人物&俳優

映画『特捜部Q Pからのメッセージ』に出演している一部のキャストを紹介します。

  • カール・マーク(演:ニコライ・リー・コス)被害者に苦しめられる警察
  • アサド(演:ファレス・ファレス)手紙を手がかりに捜査
  • イーリアス(演:ヤコブ・ウルリク・ローマン)警察に嘘をつく人物

『特捜部Q Pからのメッセージ』のストーリー

特捜部Qの元に訪れた刑事たちは「特捜部向けの事件だぞ。ビンの中に入れられたメッセージ。うってつけだろう?」と言い残して資料を投げ込んでいきます。

その資料とは、ビンの中に入っている紙切れに解読する事が難しいメッセーが、書かれていた物でした。

特捜部のアサドやカールたちは紙切れに書かれたメッセージを解読していくうちに、その手紙を書いたものは、誘拐された子供である事が判明します。

アサドは、子供が犯人から助けて欲しいと思って、海辺の近くからビンに紙切れを入れて、祈るような気持ちで流したものと決めて捜査を開始します。

まずは紙切れに書かれていた子供らしき人物が『P』から始まる名前である事や『エホバの証人』という言葉を手掛かりに聞き込み調査をしていきました。

そうしたら『ポール』という人物が浮上して、その子供に捜査協力を求めたら、何と犯人に捕まっていた事があって、目の前で兄にとどめをさす所を見させられたというのです。

多くの被害者たちは子供を助けられなかったのに、なぜか警察に捜索届けを出さなかったので、カールたちは犯人を捕まえる事に苦しめられます。はたして、被害者に協力してもらえない状態で、事件を解決できるのでしょうか?

『警察のカールが被害者に苦しめられた理由』

警察が事件を解決するには、被害者の協力が絶対に必要です。なぜなら、被害者が協力してもらえなければ、加害者の情報が得られないので、犯人を捕まえる事が難しいからです。

しかし、多くの被害者たちは信心深い上に、犯人の汚い手段によって警察に通報できない状態でした。

カールたちは、被害者たちから協力してもらえないので、苦しめられてしまうのです。

『特捜部Q Pからのメッセージ』と他の映画を比較

『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』も被害者が警察に一切協力しようとしません。

なぜなら、犯人はドクターデスと名乗り、苦しんでいる家族を安楽死させてくれたからです。日本では安楽死が認められていないので、家族を楽にしてあげたいと思う被害者たちは、自分たちを被害者とさえ思っていません。

そのため、綾野剛さんや北川景子さんたち刑事役が、奮闘しても、犯人を捕まえられなくて苦悩します。しかし、日本で本当に安楽死は必要がないのか?それを強く訴える作品であり、見所の多い作品です。

『特捜部Q Pからのメッセージ』の感想

この映画の原作は、累計1000万部以上もヒットしたミステリー小説『特捜部Q』になります。このシリーズの第3部作になる映画『特捜部Q Pからのメッセージ』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

特捜部Q Pからのメッセージのオススメ層

ビンによって、謎の多い紙切れが届いて、そこから犯人を探そうとするので、ミステリー好きには、たまらない作品と言えるでしょう。

しかし、親が子供を見放してしまう所もあるので、家族で見るには辛い映画ですね。年配の刑事が活躍するので、若年層より中年層・シニア層向けの作品です。

  • ミステリー好き:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 暗号好き:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • ファミリー層:⭐️⭐️

特捜部Q Pからのメッセージの残念な所

犯人は早い段階から分かってしまうので、犯人が誰なのか?その辺りを楽しみたい方には少し残念な映画になっています。さらに過激なシーンがいくつか登場するので、そういったシーンをあまり見たくない方は注意したほうが良いです。

特捜部Q Pからのメッセージの見所

犯人は早い段階で分かってしまうのですが、犯人がなぜ常軌を逸した犯行を重ねるのか?その辺りが分かっていくのはミステリー映画が好きな方は満足できる所でしょう。

さらに、手紙に書かれたメッセージをたどって、捜査が進んでいくので、パズルを埋めていくように謎解きしていくストーリーが好きな方には、おすすめの映画です。