映画『マトリックス』では、無責任だったアンダーソンが、トリニティと協力していくので、なぜ協力しようとしたのか紹介しましょう。
映画『マトリックス』のキャスト
アメリカ合衆国のSF映画『マトリックス』は、日本では1999年9月11日に公開されました。
監督&脚本
登場人物&俳優
- ネオ-アンダーソン(演:キアヌ・リーブス)マトリックスの救世主
- モーフィアス(演:ローレンス・フィッシュバーン)ネオに注目する男
- トリニティー(演:キャリー=アン・モス)ネオと共に戦う女性
- エージェント・スミス(演:ヒューゴ・ウィーヴィング)ネオたちを襲うエージェント
- オラクル(演:グロリア・フォスター)ネオに助言する預言者
- サイファー(演:ジョー・パントリアーノ)AIと戦う人物
- タンク(演:マーカス・チョン)ネオをサポートするエンジニア
映画『マトリックス』のストーリー
アンダーソンは、プログラマーとして働いていましたが、怪しげな男たちに狙われそうになってしまいます。
そこへ携帯電話が届けられて、モーフィアスから「俺の指示した通りに逃げろ」と言われますが、エージェントに追い詰められて捕まってしまうのです。
拘束されたアンダーソンは、自分のへそに虫のようなロボットが入り込んでしまって「うわあああ」と大きな悲鳴をあげた所で、気がつけば眠り込んでいました。
ところが、トリニティーたちがアンダーソンを迎えに来て、モーフィアスの所へ連れていきます。
アンダーソンは訳が分からない状態で困惑しますが、モーフィアスから「今の現実社会は、コンピュータが作り上げた仮想社会だ。このまま仮想現実で生きるか、現実の世界で目覚めるか?選ぶんだ」と言われて、現実の世界で生きる事を選択するのです。
人類は、コンピュータの反乱によって、人間の大部分は恐るべき事に、コンピュータの動力源として培養されていく事まで知らされます。モーフィアスたちからネオと呼ばれるアンダーソンは、その話をにわかには信じがたいものがありました。
しかし、このまま何もしなければ人類に明るい未来がないので、特訓を重ねていったネオは、トリニティーたちと協力して、エージェントと激しい戦いを繰り広げていきます。はたして、人類に明るい未来はやってくるのでしょうか?
『無責任なアンダーソンがトリニティに協力した理由』
無責任なアンダーソンは、自堕落な生活を送っていて、会社にも遅刻をするような男でした。そんな男が、エージェントと戦ってでも、トリニティに協力したのには、深い訳があったのです。
それは、コンピュータが反乱を起こして、大部分の人間がコンピュターの培養源に使われるようになっていくからです。自堕落だったアンダーソンでも、さすがに人類に危機が迫っている事を知って、トリニティに協力していく事になります。
映画『マトリックス』と他の映画を比較
映画『マトリックス』シリーズの最新作が、2021年12月17日に上映予定になっています。
マトリックスシリーズは終わったのかと思ったら、まだまだ続くんですね。今作では若かったキヌア・リープスもだいぶ年齢を重ねてしまったんだなぁと思いますが、最新作こそ人類が勝利をするのか?
そのストーリーから目が離せませんね。
映画『マトリックス』のまとめ
SF映画の金字塔とも言えるほどのマトリックスを見た感想について、紹介しましょう。
マトリックスのオススメ層
SF映画として、見所の多い作品ですが、いかんせんストーリーが難しい所があるので、子供には理解しがたいものがあります。そのため、子供たちより大人向けのSF映画という感じがしますね。
- キッズ:⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️
マトリックスの見所
硬かった壁が液体のように変わったり、弾丸がゆっくりと動いたりする所などが、その後の映画界に大きな変化をもたらしました。
日本の芸能界でもマトリックスにはまった人は多く現れて、かつて『ロンドンハーツ』という番組位でも、マトリックスに真似て大暴れする事もあったのです。
個人的には、エージェントが「アンダーソン君」と言いながら、ゆっくりと追い詰めていくのが、少し面白かったですね。
やけに礼儀正しく接してくるのに、なぜか命を狙ってくるので、そのギャップに萌えてしまいました(苦笑)。
マトリックスの残念な所
激しいアクションシーンや、今までの映画では見られなかった斬新な設定には、目をみはるものがあったのですが、やはりストーリーが難しすぎます(苦笑)。
最初は、その難しいストーリーに頭がついていけず、何なんだろう?この映画は……と思うような作品なので、しっかりと登場人物の話を聞いておかなければ、全く理解できなくなってしまいます。
そのため、もう少し分かりやすいストーリーにして欲しかったかなと思いました。